登録年度 | 1998年度 |
---|---|
氏名 | 中村 孝典 (ナカムラ タカノリ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 生命、水質、地質 |
主な活動地域 | 和歌山県橋本市 |
主な経歴 | 同志社大学工学部在籍中から、水質・土壌を中心とした地球環境問題を調査研究する。同大学卒業後、三菱電機株式会社に入社するが、ライフワークである水と地球環境の研究に専念するため同社を退職、1998年に原始的環境再生研究所を設立し、2013年に愛和創研、2023年に愛和創健に改称する。「原始的な新しさ」をキーワードに古いもの(伝統)と新しいもの(革新)の融合を目指し、日々研究活動•講演活動•事業展開へ |
特記事項 | 月刊誌『J-WING』にて水を軸とした地球環境問題への活動が「第5回素敵人」選出。大阪府立特許情報センター「パテント・ラボ」にて公募案採用、特許開発・出願。 |
活動の紹介
県立中学校•高等学校におけるSTEAM学習に基づく一貫した環境教育
県立中学校•高等学校環境科学科におけるSTEAM学習、即ちScience科学•Technology技術•Engineering工学•Art芸術•Mathematics数学を基盤とする環境課題探究や数理データサイエンスなどの地球生態系に関する一貫した環境教育につ
いて具体的事例を解説させて頂きました。
吉野の山奥における中央構造線外帯と化石海水型間欠泉源泉の相関性の見解
日本最大の活断層である中央構造線外帯に位置する奈良県吉野の山奥に自然湧出する化石海水型間欠泉源泉について地球科学的観点から見解を発表させて頂きました。プレートのサブダクション沈み込みに伴い海成堆積物が地中深くまで引きずりこまれて中央構造線外帯三波川結晶片岩中に永く閉じ込められた化石海水が褶曲作用を受けて地表近くまで移動して間欠泉源泉になったものと考えられます。
中央構造線外帯と化石水型温泉の相関性
化石水型温泉は中央構造線外帯の三波川結晶片岩~黒色片岩~の岩盤中に、海成堆積物がプレートの沈み込みによって地下深く引きずり込まれ、永く閉じ込めらていたものと考えられます。この中央構造線と空海の密教山相ラインが見事に一致している事実からも、空海は科学技術の発達した後の世に掘削し汲み出されるであろう化石水型温泉の存在にあるいは気付いておられたのかもしれません。空海がもし今生きておられたならば、偉大な密教僧であると同時に最先端の科学者でもあると思えてなりません。
水を軸とした新たな価値体系~自然学~
水は万物の根源でありあらゆる方円の器に従う❗️との座右の銘の通り、水はあらゆる分野の中心的存在であり、あらゆる分野に関与してくることから、水を軸とした科学的自然観生命観、哲学的自然観生命観、宗教的自然観生命観の融合した新たな価値体系~自然学~を提唱しております。それは空海の説く大日如来を中心にした宇宙的自然観生命観とよく似ていることから、ある意味では水曼荼羅~Watermandala~とも言えます。
水の浄化と地球環境~水は生命の源~自然学と密教~宇宙意識と秘密荘厳心~
地球表面の7割が海水であり人間の身体の7割も体液という水であることや地球の原始海洋と人間の羊水の成分が極めて似ていることから地球と人間を結ぶ生命の鍵はまさに水と言えますが、宇宙から地球を俯瞰的に眺めて見るとそこには一切国境などはなく、地球人という宇宙意識に気づかされます。これは1200年前空海が密教的修行により到達した宇宙との一体感である秘密荘厳心と同じと言えます。
水の量子構造論的活性化~水の浄化~
生命の源としての水を科学技術振興機構JST環境技術研究者、環境省環境カウンセラーとして量子構造論的立場からの活性水の研究開発を進めております。一方では、真言真如三昧耶流教師、高野山金剛峯寺境内案内人として密教的立場からの水の浄化を日々修練しております。水は科学と密教の両方からアプローチしなければ解明できないモノを越えたモノであると考えられます。
水の浄化と地球環境~水は生命の源~
生命の源としての水について現代的寺子屋アクアゼミ代表講師、科学技術振興機構JST環境科学教育者、和歌山県環境学習アドバイザーとして小、中、高校生を対象として英、数、国、理、社の五教科の枠を越えた教科横断的な総合的学習の一環として特別講座をさせて頂いております。