登録年度 | 1998年度 |
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氏名 | 兼信 英雄 (カネノブ ヒデオ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、水質 |
主な活動地域 | 岡山県倉敷市 |
主な経歴 | 玉島商工会議所環境問題委員長としてヘドロとゴミだらけの溜川遊水池を浄化しようとEM菌を使った水質浄化運動を開始。春と秋の年2回清掃活動を20年以上毎年開催し、倉敷市のビオトープ公園溜川公園に結実。清掃活動は近隣住民や学生、企業など地域に根付き、現在も毎回参加者が増加中。 |
特記事項 | 10年前から「タイ学生と歩く玉島」ツアーを企画して、岡山大学のタイからの短期留学生と岡山大学環境理工学部生たちとともに溜川公園にて自然環境再生の視察と解説を行っています。また3年前から国立台湾大学の留学生も参加するようになり、グローバルな活動はますます発展しております。 |
活動の紹介
溜川清掃大作戦
玉島商工会議所の副会頭といたしまして年2回溜川という遊水池の清掃活動を行ってまいりました。対象は中学生から企業、団体の方たちです。目的は自然への啓発と景観整備です。参加者は800名ぐらいです。5月、11月平成10年から実施していますので今年で23年目となりました。市民活動としてすっかり定着して、遊水池もゴミもなくなり景観も良くなり市民の憩いの場となりつつあるのは大変うれしいことです。参加者の半数近くが中学生と高校生なのでこれからの環境意識の継続的観点からも好ましいことです
溜川清掃
玉島商工会議所環境問題担当副会頭として2000年から継続していた第45回溜川公園と遊水池周辺の清掃活動を地元市民や企業、中学生、高校生など1000名程度参加し、ごみの清掃、環境改善と市民への環境啓蒙活動を行った。
溜川ヘドロ除去について
溜川ヘドロの除去について、10月に里海づくり研究会の田中文裕さんを会議所に招き、ヘドロの層別の分析を調査したらとのアドバイスを頂き、データを倉敷市から借り分析した所、硫黄酸化物は含まれなかった。今後、分析結果を踏まえ、地元漁協と協力、岡山県などの了解を得ながら海にヘドロを流せる環境づくりをしたい。
溜川の景観と治水と海の栄養化を考える会準備
溜川ヘドロの除去について、来年に岡山大学名誉教授西垣先生を招き、玉島商工会議所主催「溜川の新景観と環境を考える会」を開催できるよう、玉島商工会議所内で打合せをして準備した。
溜川清掃活動
玉島商工会議所環境問題委員長として2000年から継続している春と秋の2回溜川公園と遊水池周辺の清掃活動をコロナで中断していたが2年ぶりに開催した。久しぶりだったが地元市民や企業、中学校、高校など1000名程度参加し、ごみの清掃、環境改善と市民への環境啓蒙活動を行った。