登録年度 | 1999年度 |
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氏名 | 木村 勇 (キムラ イサム) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地質、地球温暖化、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 大阪府高槻市 |
主な経歴 | 昭和48年4月から現在まで、(株)ユアサコーポレーションに勤務。自社において、電池製造廃水の処理方法の開発・応用を担当。平成9年3月から、自社の環境マネジメントシステムの構築を指導。平成9年1月から、自社の土壌・地下水汚染の調査・浄化方法の策定及び公表内容を指導。 |
特記事項 | 環境マネジメントシステム審査員。衛生工学衛生管理者。著書「水処理管理便覧」(丸善)及び富山県環日本海環境協力センターに電池工業の環境保全全例を執筆(平成10年)。 |
活動の紹介
マンションの大規模修繕工事に伴う事業系一般廃棄物処理
昨年6月からマンションの大規模修繕工事が実施された。当然、工事に伴う建築系産業廃棄物については、適切に処理されていた。しかしながら、工事事務所から排出される事業系一般廃棄物がマンションの家庭ごみ保管場所に搬入されているのが発見された。この事業系一般廃棄物は、自治体の一般廃棄物収集運搬業者に委託しなければならない。管理組合理事長を通じて、工事業者に是正を申し入れた。業者は工事事務所から排出される一般ごみが、事業系一般廃棄物に該当する知識がなかったようである。
マンション敷地内でのモルタル排水の雨水溝への放流
建設業者が、マンション敷地内に看板の基礎を施工する際、モルタル排水を雨水溝に放流したことを発見し、行政に報告した。市の下水及び廃棄物規制部署から、下水に関しては、口頭注意、廃棄物に関しては、指導書が発行された。また、原状復帰措置としては、雨水溝の清掃を指導された。通報者として、当該マンションに報告を行った。更に、マンションに見積時の廃棄物処理項目を十分に、精査するように助言した。また、発生する排水は、廃棄物処理を行うよう助言した。
水道工事における建設産業廃棄物の処理に就いて
最近、水道管老朽化に伴う、水道工事が行われている。しかしながら、行政水道工事部局がその工事に伴う、建設産業廃棄処理について、廃棄物処理法を十分に順守していないように、思える現場を散見した。即ち、元請けが、建設産業廃棄物の運搬を行わず、その下請けに自家運搬処理を行わせている様に、外見上は見えた。その下請けの工事代金が500万円以上か以下か確認できる書面を掲示していないからである。また、廃棄物処理法に定めのある廃棄物の種類を示す掲示板を、私は。見かけなかった。
マンション管理委託契約書に係る事業系一般廃棄物並びに建築系産業廃棄物の処理
これまで、管理委託契約書における事業系一般廃棄物の処理について組合員に周知してきた。またマンションの大規模補修工事において排出される建築系産業廃棄物の元請責任を周知徹底した。特に、排出場所以外で、建築系産業廃棄物をマンション内に保管する場合は、その保管場所を行政に届出する必要がある場合を周知した。このことは、廃棄物処理法と区分所有法との係りを示すものである。さらに、共用部分の清掃業務に係って排出される事業系一般廃棄物の計量は、上記契約書に基ずく、計量法の範疇であることを周知した。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済