登録年度 | 1999年度 |
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氏名 | 河合 嗣生 (カワイ ツグオ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 京都府京都市 |
主な経歴 | 平成8年11月、ランドスケープデザイン・アトリエ風を設立。主として公園緑地、文化財周辺の環境整備に関わる計画・設計や自然環境調査、自然環境学習に従事する。基本姿勢は「利用者・住民と共に考え・行動する」、デザインテーマは、「自然生態のシステムに学ぶ」や「地元の知恵に学ぶ」を基本とする。 |
特記事項 | 造園施工管理技師。編集:A GUIDE TO TREES FOR LANDSCAPING VOL.1&2 SEP.1988(マレイシア・サバ州における造園樹木ハンドブック)。東京都環境学習リーダー(第6期)。 |
活動の紹介
四年生社会科地域学習「西の湖学習」
滋賀県近江八幡市立安土小学校4年生を対象とする地域学習を担当する。県内全ての小学校は、5年生を対象とした学習船=フローティングスクール「うみのこ」を使った宿泊体験型の教育が実施される。そのプログラムをより有効にするために4年生時に「西の湖学習」を行なった。なお「西の湖」とは、琵琶湖周辺に現存する最大の内湖である。安土小学校に近接し、地域の歴史との関係も大きい。
地域いきもの探偵団
京都市立小学校3校で4年生授業「地域いきもの探偵団」を担当・実施(京都市緑政局と小学校の共同事業)
小学校敷地内および近隣の緑地や河川で生きもの観察を行うことで地域環境や生物多様性を知ることを目的とする。
1,池田小学校4年生 9月22日
2,朱雀第四小学校4年生 9月26日
3,西京極小学校4年生 10月6日
MLGs 西の湖エコロジーフットパス
「西の湖エコロジーフットパス」市民参加で策定する試みである。本プロジェクトは、2021年度より始めた。2023年度は、ヨシ原湿地を活用・保全してきた地域の人材に学ぶ試みを行なった。
本プロジェクトは、滋賀県が進める「琵琶湖」を切り口とした2030年の持続可能社会へ向けた目標=MLGs (Mather Lake Goals)との連携を図る試みでもある。
スターライト工業観察会
滋賀県栗東市にある企業の社員家族向け、ならびに地域貢献事業として、工場敷地内で観察会を行うと共に、自然再生活動を行う。
京都御苑自然教室およびトンボ池一般公開
京都御苑自然教室(年4回)及び トンボ池一般公開(年2回延べ6日間)(主催:一財・国民公園協会京都御苑)において鳥類・昆虫類の解説を行なった。
なお解説は、鳥類、昆虫類、植物類、キノコ類の研究者・専門家による。
御所東域子育てステーション研修「生き物を見ていたら、僕らの未来が見えてきた」
京都御苑(小学校の学区内)での生物観察調査を続けていると地域の魅力が見えてくる、また問題も多く見えてくる。それらの魅力と問題点から地域のあり方、小学校に求められている未来へのヒントを、児童、教職員、PTA、地域サポーターへ伝えた。
工場敷地の魅力を探す
企業の工場敷地内の緑地で生きものの存在を知ることで、社員教育の一環とする。この観察会を通じて地域住民との関わりを生み、工場敷地が地域の生物の生息域並びに生物多様性の大切な場所であることを社員に知ってもらうことを目的とする。終了後夜間の観察会も社員とその子どもたちを対象として行った。
ティーチャー・イン・キャンプ2022 Summer
私たちには,こどもの明るい未来をつくる義務と責任があります。そのためには,将来への大きな可能性を持つこどもの教育のあり方,保育・教育・生育の環境を作り直す必要があります。今回は,自然の中での体験,地域の魅力,他分野の専門家の考えと実践などを体験し,学び,自分もできると言う学びへの自己肯定感や楽しさを体験します。こどもが健康的に,かつ一人ひとりにふさわしく成長するために「今、何が必要かを考え・共有するワークショップ」をめざした。
水辺のエコロジーフットパス計画in西の湖
滋賀県近江八幡市の西の湖でおいて、自然環境の保全を目的としたエコロジーフット(自然生態系観察回廊)を市民案としてまとめることを目的とするワークショップ(全3回)を企画・主催する。
京都御苑自然教室
主催:環境省京都御苑管理事務所、国民公園協会京都御苑
年4回実施される京都御苑内での自然教室で鳥類の解説を担当。
4月23日、7月24日、10月15日、1月21日
MLGsコラボWS 西の湖環境スタディ-ツアー&自然の中でのまなびcafe
滋賀県より「Mother Lake Goals事業」の委託を受けたNPO法人碧いびわ湖と共同で開催。琵琶湖周辺の実践活動する5名が話題提供したテーマ・キイワードをもとに、参加者が意見を共有する。
「遊びは最高! 遊びを再考!」さくら坂こども園職員研修
こども園職員(約30名)を対象として、自然遊び、自然観察、遊びの権利と保護などをテーマにスキルアップ研修を行った。午前中は講座、午後は屋外での実習。
地域いきもの探偵団
小学校内で生きもの(昆虫類、鳥類など)の生息状況や観察した種類の生態を理解することで、新しく生きものの居場所を造る。生態系や生物多様性への興味を生み出す構成とした。
その他、京都市立小学校2校で同様に授業を受け持つ。
京都御苑自然教室
国民公園京都御苑で年4回開催される自然教室(野鳥解説を担当)。対象は、大人とこども。主催は、京都御苑国民公園協会、環境省京都御苑管理事務所。
滋賀県土山・くぬぎの森づくり
放置された耕作地と森を子供達とその保護者の参加で管理運営する会。現在までに、井戸掘り、池の浚渫土から日干し煉瓦を作り釜戸造り、エコトイレ(自力建設中)などをワークショップ形式で実践してきた。3月〜12月期間で月一回開催。
草津市子育て支援リーダー研修会
草津市子ども未来部子育て相談センター主催
滋賀県立琵琶湖博物館にて自然環境の指導を実施。子育て支援リーダーが子ども達を対象とする活動を実施するときに必要な自然の見方、知識、危険事項とその対処などを伝えた。
花背と花背山村都市交流の森の観察会
野鳥を中心とした自然観察・環境教育(5月3日〜4日)
主催:京都市教育委員会花背山村都市交流の森周辺の自然環境や野生動物の生態を解説。
京都御苑自然教室
2020年度京都御苑自然教室に野鳥担当講師として参加
1)自然環境と野鳥・昆虫の生態を解説。
①4月19日春の自然観察会 ②7月24日夏の自然観察会
③11月8日秋の自然観察会 ④1月24日冬の自然観察会
2)京都御苑・トンボ池一般公開
①5月22日〜24日、②8月7日〜9日
滋賀県西の湖・蛇砂川いきもの調査・観察の会
地元小学生を対象とする観察会を企画運営・主催。定例とすることで自然環境への理解度は増したと考える。新年度も定例調査会(月一回)を予定。
ミャンマー・チン州の山間部少数民族への循環型農業および環境教育支援
少数民族への循環型農業(現地資材活用による堆肥づくり指導)および環境教育支援(地元小中学校における環境教育)
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済