登録年度 | 1999年度 |
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氏名 | 草野 香寿恵 (クサノ コズエ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、地球温暖化 |
主な活動地域 | 山梨県北杜市 |
主な経歴 | 平成8年女性山梨女性海外セミナーで、インド・タイ・マレーシ、平成16年国際婦人教育に於いて、スウェーデン・フィンランドでそれぞれ、環境・教育・福祉を10日間研修。ガールスカウトリーダー、子どもエコクラブサポーターとして環境教育・野外活動。山梨エコティーチャーとして県内の学校に於いて環境教育。 |
特記事項 | 消費生活の面から「食品ロス」調査を地域の婦人団体と実施データの保存。生物多様性から外来種を持ち込まない、親子で自然観察と泥除けマットの設置。(継続)アレチウリの駆除を行う。 |
活動の紹介
生物多様性シンポジウム
北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー協議会と一緒の活動として、地域の植生を基本とした在来種の保護、特定外来種繁殖に伴う保全活動について企画・運営に参加。
基調講演・県内の高校生・異分野の活動者の活動報告また、パネルディスカッションで、人と自然との関りをみんなで考える機会とする。
海ごみの生態系への影響
24年前にドルフィンガイドの著者が、イルカの親子の悲惨な状況を絵本にした「イルカのKちゃん」を題材に、釣り人がなにげなく捨てた釣り糸が、海のごみとなり、自然が破壊されることを、現在のマイクロプラスチックにも関連して話す。私たちも自然の一部であり生かされている事を伝える。
環境マークをみつけよう!~マークの意味をしらべよう~
私たちの生活の中で、様々な商品やサービスにつけられているが、殆ど知らずに購入している。このマークの名前や意味を紹介する学習。北杜こどもエコクラブのメンバーと身近にある商品を持ち寄り、どんなマークが付いているか、[種類」:リサイクル系、森林系、生物系。[名前」[意味]::マークの成り立ち、役割の説明、デザイン。[場所]:どのような商品に付いているか。楽しみながら学ぶ。この商品を買う事で、環境に役立つことを学ぶ。YouTube配信中
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子ども環境講座 オンラインリサイクル工場見学
山梨環境カウンセラー協会の事業として「北杜市子ども環境フェスタ」に「北杜子どもエコクラブ」の親子で、夏休みを利用しオンライン動画参加。「オンラインリサイクル工場見学」の企画実施。食品トレーがどの様にリサイクルされるのか、オンラインで実際に工場の作業を見ながら、質疑応答の時間を取り理解する。プラスチック問題の現状・それが及ぼす影響などを考えながら、マイクロプラスチックの現状と私たちの生活への関りについて学習し、私たちに今、出来ることを話し合う機会となった。YouTube配信中
北杜の森でヘルスプロモーション(健康づくり)
いのちを生み、いのちをつなぐ学習会。私たちの日々の生活は、過密な情報社会の中で、仕事や生活をしています。森林の有効的な成分や葉ずれの音・木の香りを嗅いだり、小鳥のさえずりを聴き、五感の刺激から身体感覚を磨き、生涯を通した健康づくりのリラクゼーション体験会。
[こん立てを工夫して」食材とエネルギーの関係
旬の食材をゲーム方法で学ぶ、パワーポイントで旬の食材野菜編・魚編を学び、食べ物が私たちの口に入るまでにエネルギーが使われているかを見る。食料自給率。調理の省エネ・エコクッキング・フードマイレージから地産地消を学び、ワークシートを使い「食べ物のもとをたどろう」作成。感想、発表。また、旬の食材ゲームをグループで実施。まとめ。
秋の自然観察教室
地域の青少年地区民会議主催で里山の自然を五感で体験。
保護者・家族と一緒に秋の森林内で生き物・植物・光合成・紅葉はなぜ?等、生態系を学ぶ。紅葉の葉からクラフトづくり。
もったいない!みんなで減らそう”食品ロス”
行政と環境団体の主催で実施してる「子ども環境フスタ」に山梨環境カウンセラー協会が地域の「子どもエコクラブ」の保護者と一緒に動画で参加。カレーづくりから、食品ロスの普及啓発をYouTube配信中。
SDGsNO15陸の豊かさを守ろう「私たちの暮らしと自然環境との関係」
SDGsの説明から森林の持つ多面的機能・役割・森林が多い本市は、自然豊かで環境に恵まれている。その森林について、学校林への取り組み、そこから見えてくる地球温暖化・気候変動についてパワーポイントから問題提起、また、DVDの映像からグループでまとめ、アドバイスし発表。他団体と企画運営
身近な”水”の環境調べ~川の水生生物観察~
学校近くの「ひばり沢」川の生き物調査。生き物の捕らえ方。どんな生き物がどんな環境に住んでいるか、上流・中流・下流の生き物を観察。川の役割・大切さを学ぶ。人間も生態系の一つである事を生き物から知ることができる。
7月4日「パックテストで身近な”水”の環境調べ」引き続き水質調査を実施。他団体と企画運営
小麦づくり体験から学ぶ SDGs
山梨環境カウンセラー協会事業の一つ「小麦プロジェクト」を北杜こどもエコクラブの親子で実施。小麦蒔き・麦ふみ・草取り(除草剤不使用)麦刈り・製粉の一連の作業から各家庭で、パン・巻きパン・すいとん・ほうとう(甲州伝統食)を作り地産地消から環境負荷の軽減につながる。また、気候に左右され、長雨で収穫に影響を及ぼす事も理解すると共に、草取り、麦刈り作業の中から、植物・昆虫などの生き物に触れる事で、自然との共生を実感できる。
自然観察から学ぶ生物多様性
学校近くの森林公園を利用し、身近な生き物を探し、地域の生態系の中でどの様に生活しているかを知る取り組み。多様な生物が生息する自然環境に気づき、生き物のつながりを考え、生態系を守る大切さを理解すると共に、私たちもその一員であると言う意識を育てる。また、自然と人間が共生する森林内は、生態系ピラミッドを学ぶ場所でもあり、原生野草コーナーは、地域に昔からあった植生を知ることで、地域の自然に関する課題を見つけ、実践する力を身につける事ができる。
自然環境保全活動 特定外来生物オオキンケイギク クリーン作戦
市内のあらゆる場所に見られる「特定外来生物オオキンケイギク」の駆除の取り組みを北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー推進協議団体と一緒に始めて7年。北杜市の豊かな自然、里山の植生は自然の価値とも言える。生態系を保持するために外来種対策や在来・固有種の保護など自然環境保全に関する普及・推進活動。また、オオキンケイギク分布図の作成に取り組み、市民には見かけた情報をマップに載せてもらうと共に関心を持ってもらう。山梨県北部の北杜市と南部富士吉田市との外来植物の違い、生物多様性を学び交流を図る。
北杜の森でヘルスプロモーション(健康づくり)
いのちを生み、いにちをつなぐ学習会と題し森林内を「森林療法ガイド」自然の音や香りが、私達の健康に与える効果を体験する。森林の音・香りが、なぜ心地良いのかをストレス度の指標となる消化酵素「唾液アミラーゼ」の簡易測定をして確認する。コロナ禍でマニュアル通り最善の対応で実施する。参加者は、ストレス解消となった。
やまなしプラスチックスマート連絡協議会
山梨県では、プラスチックごみの海洋汚染が世界的に問題となっている中、プラスチックごみ発生抑制計画を策定。県民が一体となって、発生抑制に向けた取り組みを推進するために、協議会を設置する。団体の1つとして、山梨環境カウンセラー協会長が委員として参加。
身近にできるエコ活動
北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー推進協議会の「子ども環境フェスタ」の企画が、コロナのためYouTube配信。例年出展している環境カウンセラーも参加し、これまでの活動を動画制作。「雨水の利用」「ぶどうのカーテン」「小麦プロジェクト」のウエブ公開で普及啓発。
身近な川の調査
北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー推進協議会(グリーン北杜)が毎年行っている、第11回・北杜市「子ども環境フェスタ」がコロナの影響で中止となり、17団体の参加により、10月31日ウェブ配信をする。協議会の部会より、ウェブ配信する「北杜子どもエコクラブ」メンバー・保護者と「身近な川の調査」上流・下流の環境の違いを調べる。ウエブ配信。
小麦プロジェクト
環境カウンセラーの事業の一つとして、除草剤を散布しない小麦づくりを基本に、北杜子どもエコクラブのメンバー・保護者と共に2019年10月29日、小麦蒔き。20年1月5日、麦踏み。4月5日、草取り。6月17日、、収穫。製粉した小麦粉で、郷土料理の「ほうとう」「パン」など各家庭で作り、一連の体験によって、自然界の変化を学ぶ機会となる。「グリーン北杜」よりウェブ配信。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済