登録年度 | 1999年度 |
---|---|
氏名 | 長谷川 明子 (ハセガワ アキコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 環境マネジメント・監査、環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、森林保護、森林保護以外の自然保護、市民活動、その他 |
主な活動地域 | 愛知県名古屋市 |
主な経歴 | 大学時代上野動物園でゾウの飼育を担当。アフリカでの生態系全体の保全が不可欠と確信し、1級ビオトープ計画管理士を取得。 大学、専門学校等で生態学、動物行動学、環境教育等を教える傍ら、執筆、講演等に従事。人と生き物との繋ぎ役として開発と保護保全の両立を目指す。 |
特記事項 | 生物多様性条約COP10では、名古屋市生物多様性アドバイザー、愛知県生物多様性キャラバンアドバイザーとして活動。ビオトープ・ネッワーク中部会長。 |
活動の紹介
多様な森づくりの実践に向けて ~森林環境税と近自然森づくり~
北海道池田町で森林環境税を利用して森づくりを実施している。その森づくりでは持続可能な森づくりの先進国であるスイスの近自然森づくりを実施している。その森づくりについて町民や林業従事者の皆さんと議論した。
暮らしの中のネイチャーポジティブ
一般の市民の方々に、生物多様性条約に対して名古屋市の動き、企業の活動内容を紹介した。より広い方に参加していただくために、俳優で庭師の村雨辰剛氏とのトークショーを行い、コーディネーターを務めた。
世界首長誓約/日本 NEXT STAGE 2024
世界首長誓約/日本の取り組みについて、誓約自治体から7名の首長と駐日EU大使、環境省担当官によるパネルディスカッションと、首長とユース(大学生と高校生)と交流を実施した。
生物多様性オンラインセミナー
世界気候エネルギー首長誓約に誓約している自治体に対して、生物多様性のオンラインセミナーを実施した。
生物多様性の置かれている現状を解説し、気候変動対策と生物多様性対策を両立して方法についてを提案した。
ホタル舞う水辺をつくるプロジェクト
企業緑地をより質が良くなるように地域とともに協力して緑地を整備していくプロジェクトの一環として、地元の小学校にビオトープについての講義を行った。ホタルをシンボルとしている場所ではあるが、森や水田など自然環境を一体として保全していくことの必要性をクイズを入れながら伝えた。
環境基本計画策定
岩倉市の環境基本計画の策定に委員として議論を重ね、生物多様性戦略としての位置づけを環境基本計画の中に入れた。また、SDGSとの紐づけを行い、市民、企業、行政のそれぞれの立場での実施事項を細かく記載した。
戸田川緑地の生物調査
愛知県が開発した指標種チェッカーを用いて、戸田川緑地公園の生物調査を大学生と一緒に実施した。夏と冬に実施した。
湿地サミット
長久手市で実施された湿地サミットの交流会でファシリテータを務めた。
生物多様性とSDGs
生物多様性条約が採択された背景、生物多様性保全に対して私たちに出来る具体的な対策、SDGsとの関係性について講義を実施
ふるさと再生事業
東海市加木屋緑地のふるさと再生事業として、年に4回イベントを実施。3月に池の水を抜いて、生き物にふれつつ、外来種駆除を実施。また植物を植えて公園の生物多様性を高めている。
地球の水循環を体験:~水の妖精になろう!~
学校の校庭および学校ビオトープ全体を使い、生物多様性ストレッチ(オリジナル)をした後、水の循環と生き物にとっての水辺の重要性を体験を通じてい理解を深めた。プロジェクトWETの「水の旅」を応用。
SDGsと生物多様性について
SDGsについて17項目の覚え歌を紹介。SDGsウォッシュとならないためには、身近に等身大として普段からできること(エコラベル)などについて解説し、生物多様性との関係性、重要性を説明した。そして、足元の自然の貴重さ、生物多様性を認識してもらい、行動を促す講演会を行った。
身近な自然を意識した持続可能なまちづくりへの活動:1分動画制作
主にユース世代を対象に、街の過去と未来を意識してもらいより良い街づくりとなる様、1分間の動画制作を実施。「Youtu部」と名付け身近な自然の移り変わりや場所の変遷を学びながら、未来を考えるワークショップを実施。公園のみならず、道路や上下水道、住宅地などより良い姿を考えるきっかけとしている。
ふるさと再生プロジェクト
行政が管轄する緑地を生物多様性が高まるように、市民の皆様と一緒にふるさと再生の活動を実施。
地域の生物多様性を高めるためのシンボル種選定
森林に囲まれている地域のため、一般の人はその緑の貴重性を意識されにくい。そのため、地域のシンボル種を選定し、まちづくりに活かしていく会議に専門員として参加。
企業緑地へのビオトープ施工記念講演会&アドバイス
生態系ネットワークの一環として、企業緑地にビオトープを計画、施工した。その際に「命をつなぐプロジェクト」の学生たちが中心となり、実施してきた。施工の完成にあたり、講演会を実施し、講師として生物多様性と企業が果たす役割としてSDGsについて講義した。また設置したビオトープについてもアドバイスを行った。
生物多様性とSDGs多世代フォーラム
「SDGs AICHI EXPO 2020」において、生物多様性とSDGs多世代フォーラムのコーディネータおよび、翌日の「生物多様性とSDGsユース会議」のファシリテータを務めた.
土地開発において生物多様性を主流化するための博士論文公聴会
「土地開発において生物多様性を主流化するためのビオトープ事業の新たなしくみに関する研究-欧日比較と日本への適用の検討-」の内容で博士論文としてまとめ、オンライン公聴会を実施した。
環境保全審議会委員
環境保全審議会の委員として参加し、SDGs達成にむけて、環境環境行政に対して生物多様性の保全を中心に発言した。
かがやけ☆あいちサスティナ研究所ファシリテータ
大学生と企業とが一緒になり課題解決に向けて、大学生が提案を行う「あいちサスティナ研究所」において、ファシリテータを務めた。「持続可能な自然共生社会の実現に向けた取組を検討せよ」の課題に対し、工場の敷地につくられるビオトープをきっかけに生物多様性への関心を社員と市民にも広げ、未来につなげる提案に結び付けた。その結果、チームは「かがやき賞」を受賞した。
ユースを核とした多世代・多様な主体の連携による生物多様性保全活動の全県展開
生物多様性の主流化のために、愛知県下に設置した生態系ネットワーク協議会と連携した大学生の組織を立ち上げるためにワークショップを開催した.
海上の森フォーラム
海上の森フォーラムで、生物多様性とSDGsとの関係性についてパネリストとして出演。
「SDGs覚え歌」を通してSDGs17項目を認識してもらった.
オオキンケイギクの駆除活動
長久手市の小学校で4年生を対象にオオキンケイギクの駆除活動を実施。
「オオキンケイギク絵描き歌」を開発。子供たちに特徴を意識させて駆除を行った.
モニタリングハンドブックの公開
愛知県で身近な生物100種を指標種としてモニタリングを実施していくサイトを立ち上げた.県民の皆様に伝えるための「みんなで調べよう!あいちの生物多様性 モニタリングハンドブック」の執筆に協力し3月に発行した.
東邦ガスのビオトープで生き物と触れ合おう!
東邦ガスの社内にある水辺ビオトープで子供たちとの生き物観察会を実施。トンボのヤゴなど捕獲し特徴を発見してもらい、生きていくための必要な要素を理解してもらった.
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
愛知県生態系ネットワーク交流会
愛知県生態系ネットワーク交流会において、「ビオトープ」について検討するグループのファシリテータを務めた。
温暖化防止活動推進セミナーでのワークショップ
温暖化防止活動推進セミナーにおいて、推進委員の方に「環境の学びを伝える手法」について、ワークショップを行いながら講演を実施した。楽しい実験を通じて環境問題についての「気づき」を引き出し、自らの行動を促すための方法を推進委員に体験してもらった。
EPOCでの講演会
中部地域の企業の集まりである「環境パートナーシップ・CLUB」において、生物多様性保全について講演を行った
長久手市における外来種駆除と在来種保全
長久手市において、オオキンケイギク駆除を実施するにあたり、講師をつとめ、現場での駆除を市民のみなさんと一緒に実施した。自ら2010年に考案した生物多様性体操を実施し、楽しく生き物の繋がりを感じてもらった。
行政と市民との協働組織の運営
名古屋市と市民との協働組織である「なごや環境大学」の実行委員として、SDGs達成に向けての組織運営を行った。
尾張西部生態系ネットワーク協議会での講演会
尾張西部生態系ネットワーク協議会の設立総会での基調講演を行った。生態系だけでなく人々のネットワークも広がるよう「「始めよう!人と生き物が幸せに暮らせるまちづくり」として講演した。
かがやけ☆あいちサスティナ研究所のファシリテーター
持続可能な社会を実現するために、企業の環境課題について大学生がグループで研究、解決策を提案するもので、学生と企業の間のファシリテートをした。学生のチームワークの良さと頑張りにより、提案が最優秀賞に選ばれた。
NHKラジオ出演
「東海北陸あさラジオ」の番組の中で、東海地方の自然の魅力として、身近な自然について話をした。