登録年度 | 1999年度 |
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氏名 | 森本 美鈴 (モリモト ミスズ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、公害・化学物質、3R |
主な活動地域 | 福岡県北九州市 |
主な経歴 | 72年から実験主体の消費者教育を実施。食品・水質・大気分野を経て、90年より市民への環境教育を開始。体験型環境教育及び環境ボランティア等環境人材の育成を行う。学校や公民館でもエコライフ授業や講座を実施。途上国への環境教育も行う。 |
特記事項 | 福岡県環境マイスター、3Rの達人、環境学習インストラクター。 |
活動の紹介
福岡県環境審議会等
福岡県環境審議会及び地球温暖化防止部会及び食品ロス削減推進協議会等での助言等をおこなった。
SDGsは この手で実現! 地球温暖化防止は家庭から
・地球温暖化防止対策についての普及パネル展示。
・クイズ形式で展示内容を理解してもらう。
・参加者と一緒に答え合わせをし、ライフスタイルのいっそうの変革を促す。
・SNS等による温暖化防止活動参加への啓発活動
行政による市民への環境教育の進め方
JICAによる途上国の環境行政官へ、市民を巻き込みながら、効果的環境教育を行うための、組織間協働や予算、マンパワー等について、また環境について学ぶのは楽しいものだと、具体的環境教育内容・実験を交えながら講義を行った。
「青空がほしい」を生み出した戸畑の女性たち
「戸畑区女性団体連絡会議・北九州市」の依頼による。北九州市の公害克服は、実は昭和12年~25年旧戸畑市中原地区と昭和30年代からの旧戸畑市三六地区の2つからなり、地域も原因も事案っている。それぞれに命と生活を守るために立ち上がった女性リーダーがいること。後半ともに歩いた林 えいだい氏のファシリテーションについても語った。これらの歴史は、パブリックヒストリーを作るべく市民こそが語り伝えようと提唱した。
JICA国際研修「環境教育の進め方」
JICAによる依頼で、途上国研修生に「水環境行政」の中での「環境教育の進め方」について講義。
北九州市を事例に、まず何から始めるか、他組織との協働、行政内での予算の取方等を、具体的実例と共に、実験を交え、理解してもらった。
SDGs未来都市北九州市を誕生させた中原地区の風土
SDGs未来都市として有名な北九州市は、過去の激甚な公害を婦人会により克服した。70年以上前、最初に公害克服を成し遂げたのは旧戸畑市の中原地区であり、その時、既に現在SDGsで謳われているような活動を行っていた、今後、それらを語り継ぎ、現在のSDGsの実現に活かす。
エコライフステージ2022 北九州
上記に出展
SDGsは この手で実現! 地球温暖化防止は家庭から
・地球温暖化防止対策についての普及パネル展示。
・クイズ形式で展示内容を理解してもらう。
・参加者と一緒に答え合わせをし、ライフスタイルのいっそうの変革を促す。
福岡県環境審議会等
福岡県環境審議会の審議員として、同県の環境基本計画等への助言等を行った。
途上国への「市民への環境教育の進め方」講義
JICAによる途上国の環境行政官へ、市民を巻き込みながら、効果的環境教育を行うための、組織協働や予算、マンパワー等について、具体的環境教育内容を交えながら講義を行った。今回は、昨年に続き、コロナ禍のため、オンライン講義であったため、実技は行えなかったが、その紹介等も行った。
北九州市の市民性に根ざす多様な環境教育の推進
日本環境教育学会において発表。北九州市では1996年の環境リーダー養成講座「市民エコカレッジ」での人材発掘と育成により、市民同士で互いに学び合う土壌が判明。2001年には、「常在型」環境ボランティアの育成と活動の場の提供を図るため、市民リーダーにテーマ学習・スキル学習・ボランティア学習を行い、体験学習で感性を培い、 生活への落とし込みを図る「環境ミュージアム」を創設。その後の市民環境団体数と活動の増加は「市民環境力」の大きさを顕し、現在もESDを軸にSDGsの実現に邁進している。
福岡県環境審議会
福岡県環境審議会において、地球温暖化対策実行計画をはじめ環境行政に関する審議、意見具申をした。また福岡県民会議において、食品ロス削減推進計画に携わり、推進のための審議、意見具申をした。
過去から学び未来につなぐ~北九州市の公害克服の歴史とその背景~
若い人は、生まれてきた時から環境問題はすでに社会問題であったので、まず世界の環境問題の流れを話し、環境教育が取り組まれた経緯からSDGSまでを語った。その後、北九州市の公害克服のキーパーソンとなった婦人会の3人の、生い立ちからひととなり、厳しい公害闘争時代の活動、生き様や信念等について語った。その後は、いかにしてそれらを伝えていくかという話を、オンラインにより講義した。
市民への環境教育の進め方
活動分野は「地球温暖化」としていますが、途上国の主に行政マンへの「環境教育・人材育成」の講義です。毎年行っているが、2020年度は、コロナ禍のため座学のみとなり、パワーポイントにノートと音声を入れ、JICAに送った。JICAが、途上国へのオンラインにより実施した。
北九州市エンジョイント事業「公害を克服した戸畑のまちの人々から学ぼう」
1940~1960年代に起こった北九州市の激甚な公害において、戸畑の婦人会が命を守るために立ち上がり、公害被害の科学的根拠と映画等による社会的展開を行った。その結果、行政による環境改善及び企業の技術開発が早急に進み、1970年代後半までには青空を取り戻したという歴史を伝える。
福岡県環境審議会及び福岡県県民会議
「福岡県環境審議会」の委員として、「地球温暖化対策実行計画」及び「廃棄物処理計画」について審議した。また「福岡県民会議」の「食品ロス部会」において委員として意見・提案等を行った。
福岡県環境教育学会運営委員会
活動分野は「環境教育」です。20年以上前に中心となって設立した「福岡県環境教育学会」の運営委員として、年間に年会1回例会2回ニュースレター3号を含む通年の活動をしている。2020年度は運営委員会はオンラインであった。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済