登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 津上 昌平 (ツガミ ショウヘイ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 水質、大気、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 千葉県千葉市 |
主な経歴 | 昭和55年4月より現在にいたるまで、習和産業(株)環境管理センタに勤務。環境測定、分析業務に一貫して従事し、受託分析、評価、コンサルティング業務を担当。平成14年4月より、千葉県環境計量協会の会長他、日本環境測定分析協会、日本作業環境測定協会等関係団体の理事、専門委員として活動。 |
特記事項 | 技術士(環境部門)、環境計量士、公害防止管理者(水質一種、ダイオキシン類)、第一種作業環境測定士、臭気判定士、環境マネジメントシステム審査員補 |
活動の紹介
技術研修会講師
山梨県環境計量協会からの依頼により、技術研修会の講師として講演した。主として新任、若手社員を対象として、1)環境計量の仕事について(環境問題の歴史、関連法規制)、2)精度よい測定のために(サンプリング、分析、精度管理)の内容について、事例を含めて解説した。また関連する資格取得についても紹介した。(3時間)
労働安全衛生法の改正による新たな化学物質管理
労働安全衛生法が改正され、一定の有害物質を取扱う全ての事業者において、化学物質管理者の選任が義務付けられた。埼玉県の事業所からの依頼を受け、化学物質管理者に選任される予定のある従業員に向けて、法改正の概要と今後の化学物質の自律的な管理について、化学物質管理者の役割を中心に講演した。(計2時間)
環境問題全般についての講義
大学の非常勤講師として、年に1回特別講義を担当。
環境安全工学科の学生を対象として、環境全般について、環境問題の歴史、関連する法規制、最近の話題などを専門とする分析・測定の側面から、環境モニタリングの重要性を含めて解説した。また、関連する資格取得についても紹介した。(1.5時間)
化学物質の自律的管理について(講演)
厚生労働省による化学物質管理全般についての見直しが実施され、従来の特定の種類の個別の法規制から、事業者が自らリスクアセスメントを実施する自律的な管理を主軸とするための法規制の改正が順次実施されている。
千葉県環境計量協会の新春講演会にて、これらの内容を含めて重要となるポイントについて解説した。
環境分析機関新任者研修
首都圏環境計量協議会主催の新任者教育セミナーの講師として、「環境計量の仕事とは?」の講義を担当した。今後環境分析・測定に従事する新任者に対し、環境問題の歴史や地球環境問題、関連する法規制、資格取得に向けての心構えなどの重要事項についてオンラインにて講演した。
コロナ渦の中で、対面での研修は実施が制限されているが、受講する側もオンラインでの研修には十分に習熟しており、研修自体は問題なく実施出来たと思われる。
(一社)日本環境測定分析協会関東支部主催 環境分析技術者のための新任者教育セミナー講師
上記研修会は、毎年開催されているが、今年度はコロナ禍の影響でZoomミーティングでのオンライン研修で開催された。今回「環境分析の仕事とは」の講義を担当し、「環境」や「分析・測定」の定義、環境問題の歴史的背景や最新の動向、環境法規制の概要、国際規格、関連する資格の紹介など、これから環境分析を担当する新任者のために、役立つ情報を数多く提供した。また、技術者としての倫理や心構えについても講演した、
環境関連団体における教育研修等の企画運営
従来より引き続いて、環境分析・測定に関する学協会の役員、各種専門委員会の委員として活動し、各種イベント(セミナー、教育研修等)の企画運営及び関係先への情報提供について継続的に活動したが、コロナ禍の中で一部オンラインでの研修など新たな方式で対応した。