登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 餌取 英樹 (エトリ ヒデキ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 廃棄物、リサイクル、環境教育、市民活動、地球環境問題 |
主な活動地域 | 岐阜県郡上市 |
主な経歴 | H12年度カウンセラーとして登録後、生ごみリサイクル全国ネットワーク、有機農産物普及堆肥化推進協会、地球の未来などのNPOに参画しながら、市町村の環境に関わる諸計画策定についての提言活動及び市民講座や中学校の総合学習の講師を務め、循環型社会を支える地域のネットワーク作りに従事する。 |
特記事項 | ─ |
活動の紹介
なごや環境大学「おかえりやさい」を知って学んで味わって楽しもう!
コロナ禍明け2年目となる市民講座で、全4コマの内、第4回の地域で循環する地酒「めぐる」をめぐる見学会を担当しました。食品循環資源の「有機フレン土」を施用して栽培した地元銘柄米「あいちのかおり」を「おかえりライス」として普及に努めると同時に、このお米で地元酒蔵の協力を得て純米酒を醸造、Rマーク瓶に詰めて「めぐる」という銘柄にて出荷される事業を広く市民・県民に知っていただく活動を継続しております。今年度は障害者福祉法人・団体との協働も始まり、取組の輪がひろがりました。
なごや環境大学「おかえりやさい」を知って学んで味わってたのしもう!
2022年度後期講座の「おかえりやさい」ツアー3コマの内、初回を「おかえりライス」の栽培圃場と収穫米を原料とした純米酒「めぐる」の醸造酒蔵の見学を内容として実施。
「おかえりライス」用の生ごみ由来肥料の施肥
2009年より散布を継続してきた生ごみ由来肥料を、計85aに散布し、本年度の「おかえりライス」栽培とそれを原料とした純米酒「めぐる」醸造に向けたスタートが切れました。醸造用としては15俵をあて、それ以外は食用米として販売します。
エコプロ2016でのリユース瓶普及に向けた「めぐる」チラシ配布
「おかえりやさい」の一環として栽培している「おかえりライス」を原料とし、地元の酒蔵にて醸造した純米酒「めぐる」を、リユース瓶に詰めて販売・瓶回収を啓発する取組に、お米栽培と販売の角度から支援してきましたが、この活動でコラボしてきた農業生産法人と酒蔵の協働の展開で、H28年には、地元県産の酒造好適米新品種を原料とした大吟醸酒の製品化ができました。このプロジェクトが、地産地消の環を拡げることに貢献できた事例と感じています。
自治体スポーツ施設での朝市にて「おかえりやさい」出店PR
なごや環境大学発祥の「おかえりやさい」プロジェクトに、勤務先のCSR活動として協力し、社の管理する圃場にて職人循環資源を活用し「おかえりやさい」「おかえりライス」を栽培し、その認知拡大・普及の一環として出店しました。施設側からの案内に基づき、H28年には年2回の出店をし、今年はパン製造業者とのコラボにて「おかえりやさい」の紫芋を練り込んだパンを商品化し、市長にも試食頂きました。
生ごみリサイクル市民講座
当該自治体では、ごみ減量施策の一環として「もやすごみ」の排出抑制を図り、環境への負荷を軽減するため、生ごみ処理機の購入補助金制度を設ける等と共に、処理機の使用方法や処置物の有効利用について講習会を開催し、市民の減量意識の浩養を図ってこられました。当職はこれで連続7年目となりますが、スライド・動画資料を軸に、処理物サンプルを使用したプランターづくりや、処理物の簡易評価法などの紹介をし、市民の方々の疑問質問にお答えしてきました。
中学校体験学習受入に際しての環境学習
勤務先が所在する地元中学校からの依頼で、9年目になる取組ですが、社の事業である産業廃棄物の中間処理業務、およびCSR活動として取り組んでいる食農循環支援活動を通して、循環型社会形成における現実的な課題や苦労を体験して頂きました。前者では、混合廃棄物として搬入される建設廃棄物を素材毎に十数種類に分別し、それぞれが再生処理工場に搬出される流れを体験し、後者では食品循環資源を利用した土地づくりから有機野菜の栽培管理を体験して頂きました。