登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 高野 裕行 (タカノ ヒロユキ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 環境アセスメント、環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、森林保護、森林保護以外の自然保護、町づくり |
主な活動地域 | 愛知県名古屋市 |
主な経歴 | 建設事業に関する環境アセスメント、モニタリング調査に約20年従事。主要な取り組み分野は動植物、景観。森林環境教育活動、自然環境保全活動にも従事し、環境保全の啓蒙に取り組んでいる。 |
特記事項 | 技術士(環境、建設、農業、林業、総合技術監理部門)、一級ビオトープ施工管理士、環境アセスメント士(自然環境部門)。 |
活動の紹介
植栽樹の管理について
植えられて年数が過ぎた植栽樹が周辺の道路や民家、電線などに被害を及ぼす心配をした管理者に対応法などを約1時間助言した。管理としてはすべて伐採するのが簡単であるが、植栽樹は地域住民が春の開花を楽しみにしており、なくなるのを惜しむ声もあるものであった。植栽樹を安易にすべてを伐採せず、その健全性、倒壊や枝折れの可能性や影響の見込みを現地調査で判断し、必要な伐採や剪定があれば説明の上実施して、住民の自然に親しむ気持ちにも配慮ながら管理する対応を助言した。
緩衝緑地の植栽に適した樹種の教示
愛知県北部での緩衝緑地に植栽するのに適した樹種についてアドバイスを求められた。 生態的な観点と栽培管理的な観点を勘案し、愛知県北部は温暖でヤブツバキクラス域の在来種植物が生育には適している樹種で、苗が生産されていて入手しやすく、受講が高くなりすぎないメンテナンスが楽な低木種を教示した。
令和3年度岐阜県レッドデータブック改訂調査検討委員会
「岐阜県の絶滅のおそれのある野生生物-岐阜県レッドデータブック-」の二次改訂について植物の委員として出席した(2.0時間)。レッドデータブック改訂の方向性についての討議を行った
名古屋産業大学大学院環境アセスメント特論講義
環境アセスメントの制度、手続きを説明し、影響評価項目である生物多様性保全の意義をを動植物の姿かたちを示しながら、環境影響評価の手法などを合計4.5時間にわたる講義で解説した。
緩衝緑地の植栽に適した樹種の教示
愛知県北部での緩衝緑地に植栽するのに適した樹種についてアドバイスを求められた。
生態的な観点と栽培管理的な観点を勘案し、愛知県北部は温暖でヤブツバキクラス域の在来種植物が生育には適している樹種で、苗が生産されていて入手しやすく、受講が高くなりすぎないメンテナンスが楽な低木種を教示した。
クスノキ科植物
岐阜県植物研究会研修会で神社や公園、街路樹などに植栽されるクスノキに代表される日本のクスノキ科植物の分類を1時間でその特徴と合わせ解説した。食用にされるアボカドや和菓子の楊枝に使われるクロモジ、香辛料に使われれるゲッケイジュやニッケイなど社会生活で利用されるクスノキ科植物の多様性を紹介した。
名古屋産業大学大学院環境アセスメント特論講義
環境アセスメントの制度、手続きを説明し、影響評価項目である生物多様性保全の意義をを動植物の姿かたちを示しながら、環境影響評価の手法などを合計3時間にわたる講義で解説した。
環境アセスメントと生物多様性
名古屋ECO動物海洋専門学校の講師として、環境アセスメント制度の中で動植物、生態系を影響評価の対象に取り上げる意義と、動植物の進化・分類について地球の歴史や人類がが恩恵を受けている生物とその役割を紹介しながら、我々がなぜ生物多様性や生態系の保全に取り組むのかについてオンラインで9時間(2日)、対面で4.5時間(1日)講義した。
令和元年度第2回岐阜県レッドデータブック改訂調査検討委員会
「岐阜県の絶滅のおそれのある野生生物-岐阜県レッドデータブック-」の二次改訂について植物の委員として出席した(2.5時間)。レッドのカテゴリーについての討議と植物の調査進捗状況の説明を行った。