登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 菅原 啓高 (スガハラ ヒロタカ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 兵庫県神戸市 |
主な経歴 | 化学会社で、環境管理計画の策定、排水・廃棄物の処理、環境保全費用把握システムの構築、省エネ・省資源などの業務に従事した。現在は、事業者と市民むけの講演活動を行うとともに、有志で設立した「NPO法人 人と化学をむすぶ会」の一員として、子ども達を対象にした「環境理科実験」を実施している。 |
特記事項 | 公害防止管理者(水質・大気1種)、一般社団法人 近畿化学協会化学技術アドバイザー |
活動の紹介
たのしい科学マジックと環境のおはなし
(公財)ひょうご環境創造協会が実施している「ひょうご出前環境教室」の講師として、地域の児童館、小学校、幼稚園などで、地球温暖化と生物多様性の問題につき CO2をつくるなどのたのしい演示実験をしながら、分かりやすく説明して環境問題の大切さについて意識を持ってもらうようにしました。今年度、兵庫県内各所で計19回行いました。 参加者は10~70名/回。
生活の中の化学物質(農薬、食品添加物、洗剤など)
(公財)ひょうご環境創造協会が実施している「ひょうご出前環境教室」の講師として、兵庫県の生涯学習施設で、化学物質全般の安全性の考え方を説明するとともに、農薬、食品添加物、洗剤などの安全性につきデータで分かりやすく説明しました。まとめとして日常生活においては使用方法と注意書きを守ることがもっとも大切ですと述べました。参加者44名。 同様の内容で10月には西脇市の市民の環境勉強会でも説明を行いました。参加者25名。
水素保安戦略(中間まとめ)
大阪の中堅商社が顧客向けに発行しているメルマガで、2か月に1回の間隔で定期的に環境問題についての解説をしました(各回約5000字)。テーマは水素保安戦略(中間まとめ)、わが国の資源循環の現状、自動車のCO2排出量の比較、気候変動への適応、人工光合成および運輸部門におけるCO2排出量です。メルマガ送付対象者は約500名。
化学物質のリスク管理、環境影響、関連法規等
化学系業界団体が行っている若手社員むけ教育セミナー(3時間コース、オンラインで開催)で、昨年度に引き続き化学物質のリスク管理、環境影響、関連法規などにつき実例をまじえて解説をしました。5月30日に2回目を行いました。参加者は合計約200名。
生活の中の化学物質(農薬、食品添加物、洗剤など)
(公財)ひょうご環境創造協会が実施している「ひょうご出前環境教室」の講師として、兵庫県の生涯学習施設で、化学物質全般の安全性の考え方を説明するとともに、農薬、食品添加物、洗剤などの安全性につきデータで分かりやすく説明しました。まとめとして日常生活においては使用方法と注意書きを守ることがもっとも大切ですと述べました。参加者50名。
同様の内容で10月には丹波篠山市の市民の環境勉強会でも説明を行いました(参加者10名)
たのしい科学マジックと環境のおはなし
(公財)ひょうご環境創造協会が実施している「ひょうご出前環境教室」の講師として、地域の児童館、こども会、幼稚園などで、地球温暖化と生物多様性の問題につき
CO2をつくるなどのたのしい演示実験をしながら、分かりやすく説明して環境問題の大切さについて意識を持ってもらうようにしました。今年度、兵庫県内各所で計22回行いました。
参加者は合計で約800名(平均約35名/回)。
化学物質のリスク管理等
化学系業界団体が行っている若手社員むけ教育セミナー(3時間コース、コロナ禍のためオンラインで開催)で、昨年度に引き続き化学物質のリスク管理、環境影響、関連法規などにつき実例をまじえて解説をしました。好評であったため再実施を求められ、5月31日に2回目を行いました。参加者は合計約200名。
生物多様性の危機ほか5件
大阪の中堅商社が顧客向けに発行しているメルマガで、2か月に1回の間隔で定期的に環境問題についての解説をしました(各回約5000字)。テーマは生物多様性の危機(3月)、温室効果ガス「メタン」の現状(5月)、わが国の循環型社会形成の現状(7月)、宇宙天気現象と宇宙天気予報(9月)、グリーンウオッシュ(11月)、およびネイチャーポジティブ(1月)です。メルマガ送付対象者は約500名。
生活の中の化学物質(農薬、食品添加物、洗剤など)
(公財)ひょうご環境創造協会が実施している「ひょうご出前環境教室」の講師として、生涯学習施設で化学物質全般の安全性の考え方を説明した上で、農薬、食品添加物、洗剤などの安全性につきデータで分かりやすく説明しました。まとめとして、日常の生活においては使用方法と注意書きを守ることがもっとも大切ですと述べました。
たのしい科学マジックと環境のおはなし
(公財)ひょうご環境創造協会が実施している「ひょうご出前環境教室」の講師として、地域の小学生にCO2による地球温暖化と生物多様性の問題につき、CO2発生などのたのしい演示実験をしながら分かりやすく説明して、環境問題の大切さについて意識を持ってもらうようにしました。明石市にあるコミュニティセンターでの開催で参加者は約30名。また2回目を神戸市にある地域福祉センターで2月8日に行いました(コロナ禍拡大のため参加者が当日に大幅に減少して約10名)。
化学物質のリスク管理等
化学系業界団体が行っている若手社員むけ教育セミナー(3時間コース、コロナ禍のためオンラインで開催)で、化学物質のリスク管理、環境影響、関連法規などにつき実例をまじえて説明しました。好評であったため10月に再度実施しました。参加者は合計約200名。
温室効果ガス排出量の現状ほか5件
大阪の中堅商社が発行しているメルマガで、2か月に1回定期的に環境問題に関する解説を行いました(各回約4000字)。テーマは、温室効果ガス排出量の現状、みどりの食料システム戦略、カーボンプライシングの全体像、IPCC 第6次評価書(自然科学的根拠)の概要、バイオ炭によるCO2の農地への貯留と土壌改良、生物多様性の危機(国際的取組みの現状)です。メルマガ送付対象者は約500名。
水素への期待
中堅商社の顧客向けメルマガで、燃焼してもCO2を排出しない水素の活用の現状と展望につき解説しました。日本は水素活用分野で世界に先行していたが、現在では水素の活用が世界の大きな潮流になりつつあること、昨年末に政府が発表した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」で水素の活用も重点課題とされていることと、グリーン成長戦略での水素活用実行計画などにつき説明しました。その上で、日本が水素活用の世界のリーダーになることを期待すると述べました。(約4000字、引用資料:成長戦略会議資料等)
タンパク質危機
中堅商社の顧客向けメルマガで、 人口増加、新興国の食生活向上(肉食増)による肉類需要の増加に供給が追いつかずタンパク質危機が生ずると予測されていること、その対策としてタンパク質摂取源を生産性の高い穀物、昆虫、藻類などに転換することが必要と言われており、これらを加工したさまざまな肉食代替物が開発中ですでに一部は販売されていることなどを説明しました。その上で、肉食からの転換の重要性が広く認識されることを期待すると述べました。(約4000字、引用資料: 科学技術振興機構 HP等)
環境産業の市場規模
中堅商社の顧客向けメルマガで、環境省が7月に公表した我が国の環境産業の市場規模などについての報告書の内容を紹介しました(約4000字)。環境産業の市場規模推移、環境産業の付加価値、環境産業の雇用規模、国内市場規模の将来などです。その上で経済成長のためにも、我が国は地球温暖化対策など環境問題にもっと真正面から取り組む必要があるのではないかと述べました。(引用資料:環境省HP)
気候危機
中堅商社の顧客向けメルマガで、気候危機についての解説をしました(約4000字)。小泉環境大臣が6月12日に気候危機宣言を行いましたが、その背景には、世界的な異常気象の多発により国際社会では、気候変動をもはや気候危機ととらえていることと、国内での強烈な大雨・台風による甚大な被害の続出があると説明しました。シベリア地方の異常熱波、豪州の森林火災、ミャンマー等の洪水などの具体例を説明し、日本ももっと危機感をもって温暖化対策を講じる必要があると述べました。(引用資料:環境白書等)
日本のCO2削減の目標・実績と自治体の排出実質ゼロ表明
中堅商社の顧客向けメルマガに、上記タイトルでその現状と課題につき執筆をしました(約4000字)。CO2削減に向けた国の取り組みに積極性が見られない中で、 自治体の取り組みが活発で、「2050年までにCO2排出実質ゼロ」をすでに91の自治体が表明(5月7日現在)しているのは心強いと述べました。91自治体を合計すると人口は約6,255万、GDPは約306兆円となり、日本の総人口の過半数に迫る勢いとなっています。(引用資料:環境省HP等)