登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 田邉 裕正 (タナベ ヒロマサ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 環境マネジメント・監査、廃棄物、リサイクル、環境アセスメント、エネルギー、環境計画、環境教育、市民活動、町づくり |
主な活動地域 | 熊本県熊本市 |
主な経歴 | 埋立処分場の計画やリサイクル事業計画に関するコンサルタント業務の他、環境関連セミナー講師やEA21に関する指導員として活動している。廃棄物や環境に関する専門家として、熊本県と沖縄県に登録され、企業からの要請によりゼロエミッション化のアドバイスやリサイクル事業の支援を行っている。 |
特記事項 | 工学士(土木)、一級土木施工管理技士、特別管理産業廃棄物管理責任者、廃棄物処理施設技術管理者(産業廃棄物中間処理)、行政書士、測量士、エコアクション21審査人 |
活動の紹介
エコドライブ診断の実施
企業や団体からの依頼に基づき、GPSロガーを用いてエコドライブ診断を実施した。
「2050CO2排出実質ゼロ」に向けた県内動向と私たちがするべきこと
脱炭素社会構築に向けた県内の動向として、自治体や企業における計画の内容や取組み状況を紹介した。私たちがするべきことに関しては、ZEHや創電、蓄電、節電の必要性及び設備の導入策について、作成した資料を基に紹介した。
「うちエコチェック」で生活におけるエネルギー利用の無駄を削減する
受講者自身の生活におけるエネルギー利用状況を診断することに加えて、普及啓発活動のひとつとして、知り合いやご友人にも参加を呼びかけていただいた。診断結果により、家庭の年間エネルギー使用量や光熱費を再確認してもらい、省エネ・省CO2対策の推進を図った。
地球温暖化実行計画事務事業編策定
温泉施設は直接管理しているのであれば対象になる。バイオマス燃料はカーボンニュートラルで対象外。
設備の更新、車両の買替などについては、計画や目標に反映させた方が目標設定に根拠があってよい。できない場合は、省エネ法で求めている年に1%程度などとする場合もある。
できるだけ総合計画など上位計画の内容や設備計画と整合させた計画とする。
計画年度は5年とするのが一般的なので、大きなPDCAは5年で回し計画を改定する。小さなPDCAは毎年度の結果公表で行うとよい。
などについてアドバイスした。
地球温暖化実行計画事務事業編策定
ベースとなる作りかけの計画内容は、簡略化され分かりやすいものであったことから、それを基にしてよいとの感想を申し上げた。
GHGの内、当面(第1期5年程度)はCO2のみを対象にして集計し、第2期目以降その他ガスを含めるようにする。まずは、集計と公表の習慣化を目指すことが求められる。
CO2算定の前提として対象施設を明確にすることや総合計画など上位計画を確認し、エネルギー関連施策や施設の更新等の方針、計画のうち温暖化対策に関連するものと整合を持たせること。
などについてアドバイスした。
地球温暖化実行計画事務事業編策定
『職員自身が策定した方が継続性はある。作りこむ必要はなく、イメージとしては家計簿と同様と思っていただくとよい。
熊本連携中枢都市圏で策定作業を行っている区域施策は義務ではないが、事務事業編は義務である。区域施策を町民や町内業者に示す際、町の事務事業において取り組みがなされていないと問題である。
計画期間は、区域施策と同様としては如何か。
CO2排出量を毎年度集計し、結果をHP等で公表することになる。増減については、考えられる要因を分析していただく。』
などのアドバイスをした。
地球温暖化実行計画事務事業編策定
『事務事業編は、省エネ法のエネルギーマネジメントとまったく同様である。したがって、公共施設マネジメント課の所掌とすることに違和感はない。本計画は温暖化対策ではあるが、経費削減につながるものであると説明した。また、学校や給食センターなど、どこにおいてもCO2削減は期待できる。データ入力は環境立県推進課に相談すると、活用しやすいエクセルを提供いただける。』
などのアドバイスをした。
熊本県小水力利用推進協議会例会
地球温暖化対策の一環として普及活動をしている小水力発電事業に関して、近年の異常降雨実績を勘案した事業計画策定が必要なことを資料を用いて説明した。
「私たちにできる地球温暖化対策」気候変動に適応しなければ生きられない現実!
熊本気象台、熊本県環境センター、熊本県自然保護課、その他環境活動団体の依頼により、11月20日、11月22日、11月24日、12月14日、12月16日の計5回講演した。
地球温暖化問題と私たちにできること
南関町第1~第4小学校4・5年生を対象にして、各学校2回、計8回、地球温暖化問題と私たちにできることについて、南関町役場の依頼により環境学習を実施した。
熊本県における小水力発電事業動向
熊本県小水力利用推進協議会の要請により、勉強会において約50名の参加者を対象にして、熊本県内における小水力発電事業の進捗状況を報告し、課題等について意見交換した。
熊本県地球温暖化防止活動推進員研修
熊本県地球温暖化防止活動推進センターの要請を受け、約30名の地球温暖化防止活動推進員を対象に、人吉球磨クリーンプラザにおいて、温暖化対策の実践研修を行った。
エコアクション21自治体イニシアティブプログラム説明会
エコアクション21地域事務局の要請により、熊本市内において、20名ほどの企業・団体職員を対象として、エコアクション21の内容や特徴について説明し、自治体イニシアティブプログラムへの参加を促した。
南関第1、第2小学校 地球温暖化対策「賢い選択・COOLCHOICE」
熊本県地球温暖化防止活動推進センターが、南関町役場からの委託により実施した小学5年生を対象とする環境教育において講演し、南関町における家庭からの廃食油回収とBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)利用について普及啓発した。
エコアクション21フォローアップ研修
エコアクション21地域事務局の求めに応じ、認証登録事業者に対して、2017年版ガイドライン改定内容を考慮したフォローアップ研修を実施した。
南関第2小学校 地球温暖化対策「賢い選択」
小学生用エコノートを主教材として、現在の地球温暖化の現状、地球温暖化の仕組みや原因などについて分かり易く説明した。
環境活動レポート大賞・九州表彰式
九州環境カウンセラー協会が主催する環境活動レポート大賞・九州の表彰式を計画・運営し、事業者の環境経営を支援した。
エコアクション21フォローアップ研修
エコアクション21地域事務局の依頼で、認証登録後数年経過した事業者を主な対象にして、取組みを継続する上で生じているであろう課題の解決を図るための講演を行った。
エコアクション21環境活動レポート大賞in九州及び感謝状贈呈式
NPO法人九州環境カウンセラー協会が主催するエコアクション21環境活動レポート大賞in九州事業において、応募いただいた環境活動レポートの中から、他の手本となるレポートを選考し表彰する活動に参加した。また、一般社団法人持続性推進機構が主催する10年以上エコアクション21の認証登録の継続をいただいている事業者の表彰式に参加し、事業者の環境経営の取り組みを支援した。
エコアクション21フォローアップ研修(佐賀)
エコアクション21に取り組む事業者に対して、目標設定の在り方及び目標設定と環境活動計画の関係等を説明した。加えて、事業者の環境経営と地球温暖化対策の関係を説明し、これら取り組み継続の必要性を説いた。
エコアクション21フォローアップ研修(熊本)
エコアクション21に取り組む事業者に対して、目標設定の在り方及び目標設定と環境活動計画の関係等を説明した。加えて、事業者の環境経営と地球温暖化対策の関係を説明し、これら取り組み継続の必要性を説いた。