登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 京谷 美智子 (キョウヤ ミチコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、産業 |
主な活動地域 | 神奈川県川崎市 |
主な経歴 | 1997~2006年こどもエコクラブのサポーターとして活動。この活動を通して環境教育や保全活動の重要性を実感し、活動期間中に大学へ入学、農村計画や生物保全について研究。環境教育・環境保全団体活動支援・環境調査・環境保全型農業推進・国際協力・環境関連の講演活動等を行なってきた。 |
特記事項 | 環境審議会(柴田町・宮城県)、企画競争入札における有識者委員会(農林水産省東北農政局)、行政評価委員会公共事業評価部会(宮城県)、事業認定審議会(宮城県)他委嘱 |
活動の紹介
\みんなで楽しむ SDGs/ 東都生協ラボ~自由に遊ぼう!
東都生協は、50周年企画として親子でSDGsを学ぶ場「東都生協ラボ」を設置した。その中で15の目標を理解してもらうためのワークショップを担当。子どもたちに森林樹木の多様性を感じてもらうことを目的に様々な形の葉をラミネート加工し、それらを立てて的とし、ボール当てゲームを行った。お土産に数種類のドングリとそれらの木が人間の生活にどのように役立っているか(材の利用、温暖化抑制、国土保全等)を説明するパンフレットをセットにして配布した。
多肉植物の小さなガーデンづくり
生協の組合員活動の講師として無農薬で栽培した多肉植物を使い、小さなガーデンづくり(寄せ植え)を行った。
首都圏在住の参加者に農作物の生産現場の環境保全について説明を行うための導入をガーデンづくりとした。
9㎝×9㎝×9㎝の透明ケースにバクテリア入りのソイルを入れ、無農薬栽培の多肉植物を植え付けていく。室内での管理が必要なガーデンなので子供やペットにも安全、安心であることを伝え、「農産物の生産現場」と「ガーデンの維持管理」とを関連付けて①安全・安心な生育環境(無農薬)を維持することの重要性②畑の肥料による水質汚染の現状と健康被害③益虫の紹介とその利用④外来種問題の現状 等の話をした。
また、作品の持ち帰り用の紙袋は廃棄用の大封筒を利用して作成し、リユースへの関心も高めた。
「夏休み親子企画」木の枝でつくる森の虫たち
生協の組合員活動の講師として夏休みの小学生とその保護者を対象に除伐材を利用した昆虫作りを導入として、環境保全の重要性を紙芝居で説明した。その紙芝居の内容は、①日本の手入れされていない(除伐・間伐されていない)人工林の状況②輸入木材に潜む外来生物等の問題③輸入によるCO2排出の問題④国産木材の安全性と利用促進⑤環境保全の重要性 とした。
保護者へのアンケートから子供も含めて環境問題について、とてもよく理解できたとの感想が寄せられた。自然の造形を生かした昆虫づくりも評判がよく、夏休みの工作として大変喜ばれた。