登録年度 2000年度
氏名 稲辺 謙次郎
(イナベ ケンジロウ)
部門 市民
性別
年代 70代
専門分野 環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、森林保護、森林保護以外の自然保護、市民活動、町づくり、地球環境問題
主な活動地域 長野県伊那市
主な経歴 豊かな森林環境づくりを目ざし、森林インストラクターとしての活動のみでなく、プロとしての森林環境づくり(育林・造林)を2年経験した。活動の幅をインストラクター養成までも広げ、ボーイスカウト活動も含め、幅広い活動をする中で全年代層の環境教育を推進しています。平成15年5月より長野県立高遠高校の環境講座の講師を行う。
特記事項 町自然環境調査委員・三峰川みらい会議運営委員・町景観形成懇話会委員・森林インストラクター・ボーイスカウトリーダー・著書「三峰川フィールドノート」(共著)

活動の紹介

学校林と地球温暖化対策

活動日 2021年10月5日
分野 地球温暖化
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 企画・活動
学校林のヒノキ林を手入れすることで健全な森ができ、急激な地球温暖化を少しでも遅らせる目的をもって、地表に光を当て草を生やし土壌の流失を止め健全な森林保全に取り組むことができた。光を当てるための伐倒や枝打ちを行い明るくなった林内を創出することができた。次回の作業で地表の変化を確認するのが楽しみになったことと感じている。

森林保全と活用

活動日 2021年6月15日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
かっての薪炭林の現状を確認してもらい、そうすれば様々な生き物が住み暮らせるかを考察し、自分たちは何ができるか考え、いかに行動に移すことができるかを自主的に行ってもらう。かっての薪炭林の跡を見学し、学び、自分たちができることが見えてきているようになった。鋸を使い15センチ径の広葉樹を切り目的の応じた長さに切り、加工場に持っていき、長いものは炭材に、短いものは文具にとあますところなく活用ができた。

荒れた里山の再生を自分達の力で何とかしようプロジェクト

活動日 2020年10月11日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 企画・活動
南アルプス直下のもう人も入らない里山の再生を目指し、生物多様性と共生を図り、自らノコギリを使用してツルや薮を切り開いた。切る木や残す木は生徒の感性に任せた。事前学習の成果があったようで思い描いた通りになったと感じている。

森の恵みを知り、活用する

活動日 2020年7月30日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 幼稚園・保育園
依頼元 幼稚園・保育園
活動区分 企画・活動
保育園の近くの森に入り、森はどんなところかを感じてもらい、どんなものがあるのかと宝探しをした。枯れ木や葉を拾い園舍に持ち帰り、様々に加工し、なんとかかたちにした。色ペンも使い面白い置物にもなった。自分で獲得した物を工夫を加えかたちにしたものは大切にして保管し、良い思い出になることであろう。

進徳学習 森に親しむ

活動日 2019年5月23日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 普及啓発
地元高遠高校の講堂で事前学習講座を設け、森のすばらしさ、重要性を理解してもらう。イメージ付で過去・現在・未来を図に示しより理解をふかめてもらう。そしてその日の午後、学校林に入り観察し間伐し森を保全する。まづは森に入ることが大切で、ほとんどの生徒は初めての経験であった。

森林保全での生物多様性

活動日 2019年9月6日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 企画・活動
里山の環境保全を目的に薪炭林整備を行っている。かっての薪炭林を再生し様々な動植物の宝庫にすべく子供たちがノコを使い、藪を払い、間伐を行っている。当然のことながら、間伐材は炭焼きに使い、キノコの駒うちをして山の恵みを獲得している。そして明るくなった林内には様々な動植物が出現している。これらのことを継続的に行うことで子供たちの意識の高まりがえられたいる。

学校林の保全活動

活動日 2018年10月31日
分野 地球温暖化
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 企画・活動
1学年60名を徒歩45分にある学校林の保全活動をおこなった。午前はカラマツの間伐を終えた場所に広葉樹の植樹をおこなった。将来は針葉樹と広葉樹の立派な混交林になるよう丁寧に120本を定植した。昼食を挟み、午後からは学校林の下方にあるヒノキ林の間伐と枝打ちをおこなった。のこぎりを使用するために安全管理は慎重におこなった。間伐木は枝を取り去り運べる長さに切りそろえ、学校に持ち帰り工作の材料にするたむ運び出した。 力強い山にして、緑豊かな学校林となるよう20年後にまた来ることとなった。

森林保全での生物多様性

活動日 2018年5月9日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 企画・活動
高校生320名を伊那市市有林において、森林保全にかかわる生物多様性との考察と森林の多様性を実践する実践活動を指導しました。引率の教師、サポートしてくれる行政職員、大学生の併せて24名にてじっししました。 初日はフィールドをよく知るための「観察」を行い、2日目は森林の実態を調査し今後の森林の手入れ(改善)をどう実践するかを中心にまとめた。3日目は先ずは森林の片づけを(様々な形態の森林を目指す様)行った。

森林保全から見た生物多様性

活動日 2015年5月5日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 自治体
活動区分 企画・活動
見放れた里山の再生は、一人ひとりが里山に入って現状を知るところから始まる。現状を把握するためのアドバイスは様々ある。まずは生き物たちが生活できる空間の確保から始まる。具体的には倒木の片づけ,藪の整理、不用木の除去から始まる。やがて光がさし自然の草木が生育する環境が整い、野生動物が生息することが可能となっていく。このプロセスを自分たちで手がけることが重要である。