登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 矢口 芳枝 (ヤグチ ヨシエ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 環境教育、市民活動、町づくり、地球環境問題 |
主な活動地域 | 三重県四日市市 |
主な経歴 | 平成12年~5年間三重県環境学習情報センター環境学習推進員。17年~現在四日市大学エネルギー環境教育研究会で事務局長。20年~現在三重県立北星高校エコライフ科非常勤講師。14年~現在名古屋市宇福児童観へ子ども環境リーダー育成。 |
特記事項 | ごみや食の問題・エネルギーの多使用・竹林の荒廃など、地域から解決に向け、持続可能な社会を創ろうと、環境省の「循環型社会地域支援事業」採択され実践を重ねている。 |
活動の紹介
竹資源活用協議会通称パンダの会の設立
本年1月26日 一般社団法人 四日市大学エネルギー環境教育研究会に新しい「パンダの会」が出来ました。
母体の研究会に2つの協議会が出来、四日市市の面積の14%のほとんどが荒廃竹林と化しています。この状況を打破しなければならないことが目的です。
竹テントを作成しましたので、何度も繰り返し誰でも活用できるように皆で工夫しているところです。
地域エネルギー教育フォーラム
経済産業省中部経済局主催による令和4年度「地域エネルギー教育検討事業」を開催されました。
経済産業省からは、世界情勢と我が国のエネルギーにおける現状のお話をいただきました。
静岡・愛知・岐阜・三重からの代表者により、各エネルギー教育の実践などの発表から啓発を目的に、リモートで発表しました。
10月29日(土)14:00~17:30 愛知県名古屋市ウインクあいちで行われました。
桑名市・朝日町の地域に繁茂する竹を資源事業化に協力支援
桑名市も朝日町も孟宗竹で繁茂する竹を活用するために、行政がキーマンとして里山保全を進めています。
そのなかで、永年、竹粉活用で地域循環型社会づくりの竹粉を資源としてモデル事業やお米の糖度全国トップの成果で持ち得ているため、ノーハウを依頼を受けています。研究畑(桑名市)、水稲(朝日町)での支援・協力しています。
未来つなぐSDGs 戦力アップ連続講座
世界規模での異常気象やロシアのウクライナ侵攻などでエネルギーなど輸入困難な状況や私たちは、深刻化する暮らしの中でも被害者・加害者であり、未来社会へどのように進んでいったらよいかを考えるか行動にとらえてもらう。場所は四日市大学交流サロン 日時は第1回目を5月28日午前中とし、毎週土曜日開催で5回連続講座とした。
1.地域循環共生圏と里山・里地づくり
2.パンデミックとSDGsを考える
3.命を守る 意識を育てる
4.中小企業と環境マネジメント
5.食品ロス~成果をどう生かすか~
未来へつなぐSDGs~地域の自然・里山保全~
四日市市周辺の北勢地域には、昔里山だったところが孟宗竹で荒廃しています。地域課題を改善するためにも、多様な分野からの活動事例、さらには連携により地域で生まれた変化を学び、改めてその意義を考えアクションをおこすきっかけとします。
その先には、より多様な協働が社会に実現し、地域の活力を生み出す可能性があります。
3月12日13:00~16:00まで、コロナでもあり60名を限度とし、東京在中の会長はリモートで様々な課題を共有しました。
学校で「水質汚濁・大気汚染」社会教育施設では「講座と工作」
学校教育では、水質・大気・自然・ごみ・エネルギーなどなどプログラムを用意している。学校から日時・人数・テーマの依頼にて打ち合わせをして、実験で数値や色など汚れを確認したり、子どもたちが自ら答えを考え、グループで意見交換したり、未来どのような社会が良いか発表の機会を持てるように実施する。1テーマで45分×2(1クラス)
「未来へつなぐシンポジウム開催」と「社会貢献のこれまでの活動の冊子発行」
当会の社会貢献活動「伊勢竹鶏物語」の6年間締め括りとして市民・近隣地域を対象にシンポジウムの開催と、当会の「伊勢竹鶏物語」の経緯として、北勢地域における「持続可能な成長」とは?を題名にして冊子(A480頁)を、シンポジウムの開催に併せて制作して、それを会場の参加者(60名)と、リモート参加者(6名)に配布した。
新聞紙上で企業との対談~SDGsを考える~
地域に根ざした活動を紐解く対談企画として、新聞紙上の企画に招待され、約3時間の対談を掲載され、読者約10万人の人に配布された。
内容は、①SDGsの推進・啓発について ②里山資源を農業分野に活用 ③連携をして大きな流れにしたいなど、対談をとおして社会にSDGや地域循環社会づくりを伝える機会を得た。
四日市大学地球環境論 ~SDGsの基本的なことを知ろう~
私たちの未来づくりのためのSDGs(持続可能な開発目標)17の目標など内容を、コロナ禍のためにリモートで授業を四日市大学2年生(70名)に行った。学生には、達成期間が2030年であり後10年しかない、これからの人生創りとなるのでしっかり学んで、どのように自分たちが社会での行動を求められているかを考えてもらい、環境、経済、社会の側面を繋げて考えることも伝えた。授業後には、レポートを出してもらいどのようにSDGsを捉えることができたかの確認を行った。
農福連携事業
生活支援団体「風の家」対象者15名ほどを対象に、タケノコ掘りや農業生産(種・苗植え~収穫)そして工作や収穫祭を、年に月1回~10回程度を1.5時間で実施した。4月にはタケノコ掘りを行い5月~11月までカブやモロヘイヤや様々な野菜づくりを行いました。12月や翌年1月には、きらきらドームやどんぐり工作など手作り品を制作しました。いつも笑顔で一生懸命取り組み「楽しい」「お母さんが喜んでくれた」など感想を述べていた。