登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 冨平 純 (トミヒラ アツシ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 環境アセスメント、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等) |
主な活動地域 | 奈良県奈良市 |
主な経歴 | 入職以来、近畿地方の河川を中心に水生昆虫類の観察をしてきた。自治体や学校等が行う水生生物観察会の講師を行っており、河川環境と水生生物の関わりなどを教えている。日本陸水学会、兵庫陸水生物研究会の会員、環境アセスメント士(自然環境部門)、日本自然保護協会自然観察指導員です。 |
特記事項 | 兵庫陸水生物研究会報文等:岡山県吉野川における底生動物相(報文、共著)、紀の川下流部の底生動物(報文、共著)、環境水の窒素由来BODについて(短報) |
活動の紹介
淀川河口の漁業体験
河川水生生物の多様性を啓発するために、大阪市漁業協同組合との共催で、淀川河口で実際に漁船に乗っての漁業体験を行った。約2時間の行程で漁獲と漁業者と参加者との意見交換を行った。巻刺し網の網入れの際に多くのボラが飛び回って参加者は興奮していた。子どもは大きな生きている魚に触れて、満足そうであった。意見交換の際には、大阪湾の魚と食についても考えてもらった。
おおさか環境(河川水生生物について)
河川水生生物の多様性を啓発するために、河川・生物・環境についての講演(1時間)と生物の詳しい体の様子を観察してもらうためのスケッチ(1時間)をしてもらった。スケッチについては夏休みの自由研究の材料となるようにした。なお、大学生のボランティアとの協働で行った。
図書館での河川水生生物の標本展示及び講演
河川水生生物の多様性を啓発するために、大阪市内の鶴見(4/16~6/16)、此花(7/16~8/18)、東成(9/17~10/20)、淀川(11/19~12/15)の各図書館で河川水生生物標本の展示と、河川、生物、環境について講演(鶴見図書館についてはコロナ感染の影響で中止)を行った。講演はPPTを用いて約1時間とした。
河川水生生物の標本展示
「おおさか環境科」の催しで、大阪市内(ATC)で河川水生生物の標本展示とその解説を行った。2日間で約450人の方に見ていただいた。中には熱心に標本等を写真に収め、将来自分も標本を集めたいという子どもがいた。
河川水生生物観察会
「なにわ子ども育成会」主催の、箕面市内の箕面川で水生生物観察会の講師を行った。一般の方々ではなかなか見つからない生物も採取し、河川の生物多様性についての認識を持ってもらった。
河川水生生物の標本展示及び講演
大阪市内5図書館で各1か月の水生生物標本の展示を行い、3図書館(予定、1図書館については参加者がなく中止)で水生生物と河川の関係、生物多様性についての講演を行った。
なにわエコ会議表彰
主に今日までの生物環境の啓発についてのその成果を評価された。
おおさか環境科
あまり水生生物に触れることのない大阪市民のお子さん向けの本講座において、河川水生生物をメインに、河川の多様性、生物の魅力を映像で紹介し、生物標本を観察・スケッチすることにより少しでも自然・生物多様性を感じるように講話した。
平成30年度環境カウンセラー全国交流会 in琵琶湖
環境カウンセラー全国交流会において、琵琶湖の水質及びプランクトンについて研修の講習補助を行った。