登録年度 | 2001年度 |
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氏名 | 大竹 順之 (オオタケ マサユキ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 水質、産業、3R |
主な活動地域 | 神奈川県横浜市 |
主な経歴 | 1.ゴム製品製造会社で、設計・開発及び製造技術を担当。水質・大気公害対策。2.ISO14001主任審査員として、審査並びにコンサルティング。3.エコアクション21審査人として、審査並びにコンサルティング。4.NPO法人かながわ環境カウンセラー協議会の一員として活動。 |
特記事項 | 環境マネジメントシステム主任審査員。公害防止管理者(大気・水質1種)品質マネジメントシステム主任審査員。エコアクション21審査人。 |
活動の紹介
環境インストラクター応募資格取得セミナー開催
長年NPO法人かながわ環境カウンセラー協議会が続けてきたセミナーで、今年度も5人の参加者で開催した。
自然系と生活環境系のグループ分けで、環境教育実施計画書作成を最終テーマとして、基準に則ったプログラムを実施した。受講者のレベルが高くなってきていることを実感した。併せて、実施者数が減少し、事業継続のため実施者数の確保が課題である。
体感!ペットボトルの3Rと地球温暖化
プラスチックの海洋汚染や水生生物への悪影響を手はじめに、ペットボトルの3Rについて考えるプログラムを実施。
ボトルの3種のプラの比重分離を体験し、リサイクルされてできるペレット製品類を実物で確認。リユースとして、浮沈子と空気砲を工作して遊びます。
便利なペットボトルを上手に使って資源の無駄遣いをしない生活習慣につなげる。
SDGsから地球環境問題を考える
2校で実施した。
地球環境問題として、生物多様性問題、ごみ問題、地球温暖化問題について、現状の問題点、原因などについて要点を説明。SDGsは児童が理解しやすい8項目を、世界の状況を参照して説明。グループワークを重視し、生物多様性問題、ごみ問題、地球温暖化問題をテーマに、グループごとに、関連するSDGs項目や、自分たちでできることなど話し合い、意見・考えを、模造紙に書き込んで、グループ発表を実施。
環境クイズによって知る地球温暖化
地元の「ひぎり地区子育てサロン:ほっとみるく」の活動の中に時間を取っていただき、乳幼児を連れた若いママさんに対して、3択環境クイズを行った。正解を発表する時に、地球温暖化の原因と身の回りでできる省エネ活動を紹介した。
出前授業「体感!ペットボトルの3Rと地球温暖化」
軽くて丈夫な素材、プラスチックはいろんな用途に使われるが、使用後のごみが問題となる。特に、海に流れたプラごみが、海の生きものを苦しめており、3Rによりごみを減らしリサイクルで循環型社会を目指す。ペットボトルを例に、異種のプラの分離実験、リサイクル樹脂を使った製品の展示、リユースとしてペットボトルを利用した工作(浮沈子・空気砲)を体験する。プラごみの正しい処理行動を促す。4校で実施した。
名瀬谷戸の会の出前授業
横浜市戸塚区の近隣の小学生に対する出前授業。小学生が谷戸に来て、谷戸の自然を観察し、昔の農家の生活を体験する。2班に分かれ自然観察と農機具体験を行う。
谷戸の会のスタッフが、サポートする。私は、補助者として、農機具の使い方を説明する。季節が移れば、田起こし、田植え、稲刈りを年間スケジュールに従い実施する。
「体感‼ペットボトルの3R」で、ごみを減らし、リサイクルする大切さに気付く。ペットボトルを使い、楽しく遊ぼう。
海や魚に関する説明で児童の関心をひき、海を汚す原因のプラごみを減らすため、ペッボトルの比重分離実験で3Rのリサイクルを実感してもらい、ペットボトルを使った浮沈子・空気砲の工作物を児童がつくり、楽しみながら学べる内容とした。コロナ対策については、先生と事前に打ち合わせたうえで、実施した。空気砲では、的にキャラクターを用いる工夫をした。
地球環境を良くする、守ることがSDGs目標の達成につながるこ とに気付き、行動のきっかけを見つける
5年生。授業は、前半は地球環境問題とSDGs目標との繋がりを調べ、後半は 持続可能な社会作りに貢献 する実験、体験を実施した。まず、SDGs 17 目標の狙いと内容を説明した 。その 後、 地球環境問題と SDG s目標 と の 関連付けとその理由の討議 に注力した。地球環境を良くする実験として、水浄化実験とごみを出さない風呂敷包み体験を実施した。SDGを既に勉強していたので、前半の授業も活発に意見交換していた。
あなたはどうやってごみをへらしますか?をテーマに3Rを理解する。
4年生。ごみに目を向け、意識してリデュースする、リユースする、リサイクルすることが、ごみを減らし、きれいな地球を守ることにつながることに気付かせる。家庭ごみを、横浜市の分別方式で分ける。牛乳パックをごみにしない方法考え、レジ袋の代わりに風呂敷の包み方を経験する。最後にペットボトルを使って空気砲作りを体験し、的を倒して遊んだ。
コロナ感染予防のため、従前のプログラムを変えて、接触・密を避ける授業にした。分別に際して、エコマークにも気づいてもらった。
体感!PETボトルの3Rをテーマに、3種のプラを分ける実験、使用済ペットで空気砲等を作って遊ぶ。
訪問先は、学童クラブで、小学校低学年から高学年まで年齢の幅が広いことが特徴で、夏休み中なので海のごみの話、魚の鳴き声も入れて、3Rの説明、ペッボトルの3種プラ比重分離実験を行い、後半、子供たちに使用済ペットボトルで浮沈子作り、空気砲作りをして、的当てゲームなどで遊んだ。密を避ける、消毒、マスクなどコロナ対策を行った。リサイクルについて、どこまで理解されたか、把握できなかった。
朝霞市立第七小学校 環境出前授業 地球温暖化防止と私たちの暮らしと水
4年生。地球温暖化と暮らしの水の実態を理解して、自らで出来る、あるいは社会としての課題をつ かみ、何をしたら良いのか考える。新型コロナウイルスの感染予防を第一義として、従前のプログラムを変更して、グル プ討議 、グループ 活動はしない、児童は離れて座る授業を行った。実験として、泥水の凝集沈殿、石灰水に二酸化炭素を吹き込み白濁させる等を行った。省エネの大切さ、水の貴重なことを理解したと思う。