登録年度 | 2001年度 |
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氏名 | 遠田 和雄 (エンダ カズオ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 水質、環境マネジメント・監査、化学物質、環境教育、その他 |
主な活動地域 | 神奈川県横須賀市 |
主な経歴 | 地方自治体環境部門29年(規制業務4年、環境科学研究所23年、環境教育の啓蒙啓発2年)法規制・環境マネジメントシステム企業支援。研究所では排水処理技術指導、研究の他、特に水生植物を利用した環境水域の水質浄化法の研究は独創的。環境教育では小・中学生用環境副読本の編集、市民環境講座開催などを担当。 |
特記事項 | 危険物取扱主任者甲種 |
活動の紹介
学校ビオトープを学ぶ
横須賀市環境部ゼロカーボン推進課より環境教育派遣授業の依頼を受け、市立大塚台小学校4年2組25人に対して環境教室「学校ビオトープを学ぶ」をカウンセラー2人、補助指導者1人の合計3人で実施。当校のビオトープ授業はこれまで数回行っており、今回は「ビオトープの維持管理」をテーマとして実施。教室での座学と屋外の活動を実施。屋外のビオトープでは水路の整備、雑草の除去、メダカの遊泳観察など、子供たちは熱心に取り組んだ。
横須賀かんきょう教室「学校ビオトープを学ぶ」
横須賀市立大塚台小学校5年3組(33人)に対し、かんきょう教室「ビオトープを学ぶ」をカウンセラー3人で実施。当日は雨天のため、教室内で座学だけを行った。ビオトープの基本的な考え方、生物が好む生息環境などについてスライドで写真を見せながらの話。また、当校のビオトープが周囲にすむヒキガエルの産卵場所になっている話をして、ビオトープが貴重な生き物の保護に役立つことを認識してもらった。授業の最後に、三浦半島に生息する絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオを生徒全員に観察してもらった。
横須賀かんきょう教室「学校ビオトープを学ぶ」
横須賀市立豊島小学校4年生(1クラス、41人)にかんきょう教室(座学)「学校ビオトープを学ぶ」を実施。その後10月2日、11月12日の2回にわたって池の整備をカウンセラー3人と生徒、担任の先生方とで実施した。当校の池は校庭の隅にあるので池の周りに草地などを作れないため、池の中に浮島を作ってビオトープらしくした。きれいに整備された池にメダカが泳ぐようになったのを見て、ほかの学年の生徒が関心を持つようになったという。
横須賀かんきょう教室「学校ビオトープを学ぶ」
横須賀市立野比小学校で、8月19日、長期間放置され荒れ放題になっていたビオトープの再生作業を6年生担任の先生方3人とカウンセラー3人の計6人でで実施。そのあと、9月11日に同校6年1、2,3組(76人)に対し、室内でビオトープの考え方や、生物が好む生息環境について説明してから、1クラスずつクロメダカの放流とビオトープの観察を行った。水が干上がり草が生えていた池に水を張り、メダカが泳ぐ様子に生徒が大喜び、ビオトープを見守っていきたいとの意識が芽生えたようだった。
横須賀かんきょう教室「学校ビオトープを学ぶ」
横須賀市立大塚台小学校6年2組(35人)に対し、横須賀市環境教育指導者派遣事業による「横須賀かんきょう教室」の講師依頼を受け、環境カウンセラー3人で実施した。テーマは「学校ビオトープを学ぶ」。前半は教室でビオトープや生物の好む生息環境について説明、後半は、ビオトープの整備や観察を生徒と一緒に行いながら、良好な状態を保つための管理の必要性を説く。生徒は整備作業に積極的に参加してくれ大いにはかどった。コロナ感染予防のため長い自粛生活を強いられた子供たちの不安を払しょくするのに大いに役立ったと思う。