登録年度 | 2001年度 |
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氏名 | 笠原 雅男 (カサハラ マサオ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 長野県諏訪市 |
主な経歴 | 金型プレス工場の責任者を30年、騒音・振動公害防止統括管理者も23年間の経験を持つ。有機溶剤代替洗浄機の開発に携わった。ISO14001は、環境負荷の多いグループ鍍金会社を含む環境管理責任者を長く努めた。 エコアクション21の普及・啓発と、企業の環境経営のコンサルタントに常時携わっている。 |
特記事項 | 「長野県地球温暖化防止活動推進員」を知事から委嘱され、県下各地で16年間活動している。 「諏訪市環境審議会委員」として、市の環境行政の方向付けに関わっている。 |
活動の紹介
上社の杜の紅葉時期と温暖化の影響
中洲小学校の校外学習講師依頼
上社周辺の説明と、上社の森の紅葉時期について、温暖化
の影響によるが、自分の小学校時と現在では、1ケ月遅い
と違いを説明して、この時期の落ち葉量の少ない話をしながら歩いた。合わせて波除鳥居のところまで、大昔は
諏訪湖であったとの話もした。
合わせて環境クイズも行った。
第二次諏訪市地球温暖化実行計画の策定
第三次諏訪市環境基本計画を遂行する為に第二次諏訪市
地球温暖化実行計画を策定に、積極的に関わった。
温暖化防止に向けた普及・啓発活動で「私達でもできる
省エネ行動」と題して、市内で講演を行っている。
家庭の太陽は発電と蓄電システムの実施例と普及啓発
自宅の太陽光発電⇒5.6kW、蓄電システム⇒6kW
同敷地 息子の自宅の太陽光発電⇒3.2kW、蓄電システム⇒10kW の見学を常時行っている。
今年は11月までに、6組の見学を受け入れ説明を行った。
7月に導入した息子の家の蓄電システムは、安い深夜電力を
蓄えて、昼間使う事も出来るメリットがある。
環境経営とは
現役時代の経験を活かして、ISO14001や、EA21を取得して
いる企業、取得を目指している企業さんに、指導を行って
いる。
環境の経営は一体であり、仕事の方法の改善を行う事で、
生産性が上がり、生産が伸びて二酸化炭素の排出量が増えても原単位は向上して、業績アップに繋がる指導を年間
通して行っている。
環境問題に企業・個人として何をしなければならないか?
・環境経営コンサルを行っている企業で、温暖化の現状を
説明して、温室効果ガスを2050年に実質ゼロ、30年に
半減させるの為には、「企業と個人は何をしなければ
ならないか」を5グループで、ワールドカフェ方式で話し
合った。
地球温暖化と自分達で出来る省エネ活動
・毎年5年生の社会科授業で、温暖化防止に関するお話を
している。
地球温暖化のメカニズムとその影響を説明し、自分達で
家庭で行える、自分たちの省エネ行動を、パワーポイン
ト資料を使って、2単元話している。
・質問への回答や、自分ならどう考えるかを問いている。
諏訪大社上社の杜の紅葉と温暖化の影響
・地元小学校2年生98名と、付き添い先生4名の校外学習の
説明担当を毎年行っている。
・上社境内を案内する際に、紅葉の時期が自分が小学校の
時と比較したら、1ケ月以上遅くなった、その最たる理由
は、温暖化の影響だと話をして、家で自分が出来る
省エネ行動をお話をした。
企業の省エネ取組
・家庭の省エネは良く言われているが、企業の省エネは
効果が大きい事と、利益に直結する。
電気料金の値上げもあり、更なる値上げも考えられる。
企業の省エネの具体例を、パワーポイント資料で講演を行った。
温暖化と環境保全が生態系への影響
・守屋山の開山祭に毎年参加して、温暖化や環境保全が
牛蛙や、茸の種類や量に変化が出ていることを説明。
・守屋山の頂上まで、草木や林木の説明をしながら登り
質問を答えながら、環境問題に話を展開している。