登録年度 | 2001年度 |
---|---|
氏名 | 松井 一晃 (マツイ カズテル) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、地球温暖化、資源・エネルギー |
主な活動地域 | 長野県松本市 |
主な経歴 | 地方自治体の環境基本計画策定のほか、国交省・環境省・農水省業務で生物文化多様性に配慮した計画策定のための調査及び内容検討に従事した。またNPO法人技術本部長として、過疎地域の地域活性化に向けた支援、自然・歴史文化の保全・創出に関する調査研究及び計画検討等をおこなう。 |
特記事項 | 技術士(環境部門、建設部門、総合技術監理部門)、環境アセスメント士(自然環境部門)、JICA派遣専門家、環境教育インストラクター、NPO法人仕事人倶楽部技術本部長、共著「白馬の自然」「安曇野の自然」「遠山郷に生きる動物たち」ほか。途上国の地域活性化・自然再生に取り組んでいる。 |
活動の紹介
地域の自然資源を活用した地域づくり
地域に存在する天然資源を生物文化多様性の観点から見直し、持続的な利用と保全に向けた具体的な活動に結び付ける指導を行った。
機関誌ナチュラルヒストリーミュージアム第6号編集サポート
沖縄県・国立沖縄自然史博物館設立準備委員会主催のシンポジウム・企画展の記録を機関誌「ネイチャーヒストリーミュージアム」第6号にまとめる作業の手伝いを行った。
機関誌ナチュラルヒストリーミュージアム第5号編集
第3回国立沖縄自然史博物館設立準備会主催のシンポジウム記録を文字起こししたほか、寄稿文も含めて機関誌として編集した。
国立沖縄自然史博物館誘致シンポジウム
沖縄県主催で、「日本初の国立自然史博物館を沖縄に!」をテーマに、西田睦、長谷川真理子、石嶺伝一郎、伊澤雅子、岸本健雄、金城賢、花城良廣、淵辺美紀氏など、学会、政財界の方々から国立自然史博物館と沖縄の未来について語り、議論していただいた。参加者は700名。設立準備委員会メンバーとして企画運営に従事した。
多文化共生社会をめざす地域での取り組み
外国から来られてこの地に住む方々が、地域に親しむための企画として、地域の自然に触れ合う機会を設けた。
企画は、親子を対象に、日本人住民も参加して市内の川や公園を散策しながら地域の自然を知ってもらうことを意図した。
機関誌ナチュラルヒストリーミュージアム第4号
一般社団法人国立沖縄自然史博物館設立準備委員会のサポートとして、機関紙編集作業に従事した。前年度実施の企画展及び特別講演会の内容等をまとめた。
機関誌第3号編集サポート
国立沖縄自然史博物館設立準備委員会主催の第2回シンポジウムの記録を機関誌「ネイチャーヒストリーミュージアム」第3号にまとめる作業の手伝いを行った。
特別講演会・企画展の企画・展示・運営補助
沖縄県・国立沖縄自然史博物館設立準備委員会主催の企画展(美ら海水族館)、特別講演会(県立博物館美術館)について、企画から運営までサポートを行った。
機関誌第2号編集サポート
国立沖縄自然史博物館設立準備委員会主催の第1回シンポジウムの記録を機関誌「ネイチャーヒストリーミュージアム」第2号にまとめる作業の手伝いを行った。
機関誌の編集発行
国立沖縄自然史博物館設立準備委員会へのサポートとして、機関誌「ナチュラルヒストリーミュージアム」第1号の編集作業に携わった。設立運動の経緯と沖縄の自然の特徴などを整理し、大学・研究機関・政府機関・県などに配布した。
国立沖縄自然史博物館設立に向けたサポーター倶楽部パンフレット作成
国立自然史博物館を沖縄に設立する活動の一環として、同準備委員会と連携して市民活動を広げるため、サポーター倶楽部を設立した。また活動の背景と内容を紹介するパンフレットを作成し、関係機関・団体等に配布すると共に、内容説明を行った。
第3次松本市多文化共生推進プラン検討
市が策定する第3次松本市多文化共生推進プラン検討協議会の委員として、外国人が安心して安全に、快適に暮らしやすいまちづくりを目指した検討を行った。これまでの取り組みの評価と共に課題を整理し、対応策を検討した。
スズタケの生態及び生育環境の解析
古くより工芸品に利用されるスズタケが、全国で一斉開花して枯死し、必要な量の確保が難しい状況となっている。このため、その生態や生育環境、分布等をまとめ、また職人の方々への聞き取りを行い、採集に適した地域抽出条件を整理した。
北岩手循環共生圏の構築支援と活動内容の具体化
環境省地域循環共生圏づくりの一環として、北岩手9市町村と横浜市との再生可能エネルギーに関する連携協定締結に関わり、また「北岩手循環共生圏」の結成をサポートした。地域内外の様々なステークホルダーとの連携・循環を生み出す取り組みを進めている。