登録年度 | 2001年度 |
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氏名 | 鈴木 敬彦 (スズキ ヨシヒコ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 水質、大気、地球温暖化 |
主な活動地域 | 岐阜県海津市 |
主な経歴 | 排煙脱硫装置、低NOxバーナ及びPCB汚染物の処理プラントの開発業務に従事。工場勤務で環保全業務、試験所勤務で計量証明事業の立ち上げに従事。 |
特記事項 | エコアクション21審査人、環境プランナーER、公害防止管理者(大気1種)、環境計量士、作業環境測定士(第1種)、省エネルギー普及指導員 |
活動の紹介
EA21への取組
過去1年間の取組について評価し、環境経営レポートのまとめ方について助言した。
気候変動と豪雨
最近、日本各地において豪雨が頻発し、当団地においても2017年に一部の道路が冠水する被害があった。
このような豪雨には地球温暖化による気候変動が関係し、これまでの常識は通用しないような豪雨発生が予測され、この地はゼロメートル地帯で、特に注意が必要である。対応として防災気象情報、避難情報、地域の避難場所などについて説明し、日ごろからの心構えが必要であることを訴えた。
二酸化炭素排出量削減に関する考察
①収集運搬における収集運搬量対比軽油使用量は、固定部分が含まれているので、原単位(軽油使用量/収集運搬量対比)による評価は適切でない。②固定変動管理で評価すれば、過去の実績より減少しており、軽油使用量削減努力が認められる。③固定部分が発生する原因を考え、できる限りの固定部分削減を今後の取組としたい。
EA21環境マネジメントシステムの審査
EA21が要求する環境関連法規のとりまとめにおいて、特に廃掃法の必要な順守義務が整理されていなかったため、関連する条項のピックアップと整理方法について指導
EA21環境マネジメントシステムの審査
一般廃棄物及び産業廃棄物処理業者で、収集運搬などに係る自動車燃料の削減ついてアドバイス
EA21環境マネジメントシステムの審査
プレス、曲げ、切断、溶接等による金属加工業者である。使用電気エネルギーの内固定エネルギーが半分程度あると推定され、工場としては極めて大きい方である。断熱が悪い建屋でのエアコンの使用がその最大の理由と考えるが、それにしても大き過ぎる。
EA21環境マネジメントシステムの審査
産業廃棄物処理業者で、小規模ながら収集運搬、分別破砕、消却といった一連の処理工程を自社で行っている。処理価格競争が激しく、売上高は下降気味である。使用エネルギーコストを下げ、原価を下げるためのアドバイスを行った。、
エネルギー管理
自動車の修理・販売を行う従業員174名の事業所において、EA21の審査を行った。その中で固定エネルギーと変動エネルギーについて解説し、入庫台数と対比させた統計的な解析結果では、購入電力の3/4が変動エネルギー、1/4が固定エネルギーであることを説明した。
EA21EMSの構築
自動車の修理・販売を行う従業員11名の事業所において、従業員が主体となってEA21に取り組む体制を構築するため、担当者3名に対し延べ12回の研修会を実施した。
環境関連法規について
従業員数100名弱の企業のEA21審査において、当社が関連する環境関係法律および条令について解説をした。
省エネルギーンの管理について
従業員数200名弱の企業のEA21審査において、使用したエネルギーを固定と変動エネルギーに統計的に分類し、今後のエネルギー管理の在り方について解説した。
関係企業グリーン化プログラム研修会
一般社団法人岐阜県産業環境保全協会に所属する産業廃棄物処理業者10社を対象にしたエコアクション21認証・登録に向けた5回の研修会において、3人の講師の一人として活動した。