登録年度 | 2001年度 |
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氏名 | 福田 和哉 (フクダ カズヤ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 水質、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 大阪府東大阪市 |
主な経歴 | 平成6年近鉄ビルサービス(株)に入社以来、建築物の飲料水・空調水等の水質分析及び環境衛生の調査研究に従事。平成11年環境計量証明事業登録後、工場排水等の分析に加え、コンサルタントも開始。 |
特記事項 | 環境計量士(濃度)・技術士補(環境部門)・公害防止管理者(水質1種・大気1種・騒音)・作業環境測定士・甲種危険物取扱者・第1種衛生管理者・衛生工学衛生管理者 |
活動の紹介
プール水の水質基準値不適合(pH値)についての調査及び助言
某幼稚園において、新型コロナの影響により長期間プールを使用しておらず、数年ぶりで再開された。再開時に水質分析をしたところ、PH値が基準値から外れており、原因を調査をした。原水が水道水であることから設備等の不備が考えられたため、ろ過機や塩素注入装置等を調べた。調査の結果、塩素薬品の使用期限が約3年前に切れていることが判明し、薬品の劣化が原因の一つと考えられたため、新しい薬品を使用するよう助言した。新しい薬品を使用後、水質検査を行ったところPH値は水質基準内に収まった。
某ビルの夏場における飲料水への助言
某ビルの夏場における飲料水のトリハロメタンに関する濃度上昇についての助言を行った。
某市内学校の飲料水及びプール水に関する水質検査結果に対する説明
某市内学校の飲料水及びプール水に関する水質検査結果に対する説明及び水質管理についての助言を行った。
某企業のISO14001社員教育
某企業のISO14001社員教育(環境法令改定内容および内部監査員教育)を実施した。
水質管理についての助言
数値が水質基準値以下であるから安心するのではなく、総合的に判断して推移を見守る必要があると助言した。建物の劣化(給水管のさび)が水質に影響を及ぼしている事例が見られたため、保守の必要性を訴えた。