環境カウンセラー / 詳細

毎年運営委員会を開催していたがここ数年紙上での開催となっていたが今年再開された。体験型環境学習センター 内部の環境設備機器について不具合状況について指摘し整備する様指導した。体験型環境学習センターは完成後１０年を経過しているが当初計画したとうり稼働していないところがありＯＭソーラーシステムなど見直すよう事務局に求めた。

西条発電所１号機リプレース工事について問題点を長くに渡り西条市環境審議会にて問題点を審議してきた。いくつかの問題箇所を提案していたが、その工事施工が着実に実施されているか否か、試運転中の発電所を視察し確認した主に冷却循環水系統であるが、施工法はほぼ提案どうりで問題なく施工されていた。

　西条小学校こどもエコクラブは学校教育法に基ずくクラブ活動の一つで過去１５年の実績がある。授業時間４５分を利用して環境分野を幅広く短時間で机上教育、エコ実験 郊外学習などを通じて年７回活動している。昨年まで小職も現場で指導に当たっていたが、本年度からは指導者を若者のエコリーダーに継続していただき机上で若者の指導に当たっている。

　西条市のCO₂排出量は他の市町村に比較すると多く削減対策を検討しているがその一つとして役所の幹部職員を対象に具体的な省エネルギー手法について講演した。 保有する各種設備の整理、空調機器の更新や運転方法の変更、事務機類の運転方法やパソコンの電源などについても工夫する等色々な手法を提案した。照明器具類も経年劣化品が多く更新が出来ていないことなどを指摘した。

　西条市においてはプラスチックごみの中でペットボトルだけリサイクルされているのかという疑問に答えるために今回のタイトルとなった。ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、そしてペットについて性質や製法の違いとリサイクルについて製品見本をひかくしながら理由を説明した。とくにボトルの蓋、形状についての質問もあり子供達の関心も高まってきた。

　ヒートポンプ協会からいただいた実験キットを全員に配布し気体を圧縮すると熱が出ることを学んだ。透明の容器の中に手動のポンプで空気を圧縮すると熱が発生する器具だが容器内部には簡易温度計も装着されており温度上昇も簡単に読むことが出来子供達も納得した。 　加熱については納得できたが冷却については簡単な実験キットが無かったため子供達には理解困難だった。

　西条小学校こどもエコクラブは4年生、5年生、6年生の希望者で構成されメンバーは毎年新しく環境省へ登録している。 　これは学校教育法に基ずくクラブ活動であり授業として認められているクラブの1つであり環境省へは毎年新しく登録している。今年度最初の活動のため各自の自己紹介および抱負を述べた。 　小学校校庭に7年前に設置しているビオトープの意義を説明し全員で管理方法を話し合った。

　今回はコンサルタント会社から依頼企業に提案された複数の小水力発電計画の問題点について助言するものであった。本州に複数建設予定の小水力発電所は各地の山間部に点在しておりコンサルタント会社から提出された書類と図面だけで助言するものであったが有力発電地点には問題も多く簡単に着工可能な物件はなく問題解決には多くの時間がかかることが予想できた。

愛媛県西条市は市内に湧水が出る数少ない地域の一つです。その湧水は打ち抜きの水と呼ばれ飲料や生活水として利用されています。近年湧水量が低下する等の事態に加え分水問題も発生していることから水資源の枯渇問題にも発展することを懸念し、市長を始め市関係者7名を加茂川水系の源流から河口まで案内した。現地視察により実態に即した有効な対策を検討するに必要な知識を得たものと理解している。加茂川水系は大きく本流支流に分かれているため2021年10月5日と2日間に分け案内した。

西条小学校4.5.6年生対象に授業中のクラブ活動としてこどもエコクラブの活動を四国で唯一実施している。田国でも他の小学校こどもエコクラブをクラブ活動として取り入れている実績は聞いていない。今年は9月16日、10月14日、10月28日、11月25日合計5日間ごみ問題、ビオトープ観察、加茂川と打ち抜き水、学校周辺の観察、生物多様性、コンポストの観察と手入れ等、身近な環境題材を軸に環境教育を実施した。活動分野としては環境教育全般になっている。