登録年度 | 2001年度 |
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氏名 | 浅野 智恵美 (アサノ チエミ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 愛知県豊田市 |
主な経歴 | 名古屋市食品ロス削減推進部会委員、豊田市総合計画審議会委員、武豊町環境保全対策審議会委員、エコアクション21判定委員、サステナCSR検定1級ストラテジスト、省エネ・脱炭素エキスパート(家庭部門診断指導級)、(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)会員、消費生活アドバイザー |
特記事項 | 自治体、学校、企業、団体等で環境・消費生活講座を担当。環境コラム執筆。NHK教育番組「どーする?地球のあした」質問コーナーで回答者を務めた。eco検定アワード2020大賞、環境カウンセラー環境保全活動低炭素社会貢献賞(2019年)、平成18年地球温暖化防止活動(環境教育部門)環境大臣表彰。 |
活動の紹介
環境新聞2024年9月25日号に『サステナブルな社会へ~環境カウンセラーの挑戦』の記事が掲載されました。
環境新聞編集部より取材を受けました。
食品ロス削減の重要性やエシカル消費、環境省策定EMSエコアクション21、カーボンニュートラルに向けた交通まちづくりなど、お話した内容を、環境新聞9月25号に掲載くださいました。
https://edu.env.go.jp/counsel/wp-content/uploads/2022/03/2001223003_20240925.pdf
ESTメールマガジン第213号(2024.4.25発行)にEV、自動運転等に関する寄稿文が掲載されました。
ESTメールマガジン第213号に、EV、自動運転等に関する寄稿文が掲載されました。P10~13「地方から全国に向けた情報発信!」
●豊田市の新たなモビリティ戦略とカーボンニュートラルに向けた交通まちづくり~利用者の視点から~。豊田市やカルガリーの取組事例をもとに、交通利用者の立場で考えました。https://www.estfukyu.jp/pdf/EST_mailmagazine_vol.213.pdf
企業内研修:2024年上期、動画視聴によるe-ラーニング「食品ロス削減に向けて-SDGsの概念と行動変容」
持続可能な社会の実現を目指した環境教育として、社員を対象に「動画視聴によるe-ラーニング」を実施する企業さんからの依頼で、2024年度上期研修を担当しました。中心課題は「食品ロス削減」。3月中に教材動画を製作。4月1日から企業内で配信され、全国28拠点でe-ラーニングが実施されます。食品ロスの現状と課題、削減取組、世界の推進状況、SDGsと食品ロスの関係などを紹介しました。ワークシートの活用も取り入れました。
あいちシルバーカレッジ専門コースで「私たちにできる環境取組-デコ活を推進しよう!」の講座を担当しました。
家庭から排出されるCO2排出量の削減は重要課題です。国民一人ひとりがライフスタイルを変えていく必要があります。脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動の「デコ活」として、省エネと食品ロス削減の具体例を紹介しました。あいちシルバーカレッジ専門コースは6回シリーズで、今年度のテーマは「環境を考える」。学んだことを活用して、卒業後に各地域で『社会参加活動の体験から実践へ』つなげるための専門学習の場として開講されています。クイズやワークシートを取り入れ、双方向のやり取りで学びを深めました。
第21回 ITSシンポジウム2023(富山)でパネリストを務めました。
2050年CNを実現するためには、技術革新と人の交通行動の変化は二大柱です。ITSや環境配慮技術を優遇的に受け入れる社会構造の創設、ドラスティックな発想の転換など、人の巻き込み方は重要な切り口です。企画セッション3【カーボンニュートラルとIST】で、「ITSのエンドユーザーは市民」と題し、話題提供しました。交通手段や移動の仕方を変えれば、CNに大きな効果を得ることができます。自動運転の早期実装と、ITSを活用したエコモビリティーライフの日常化。ITSがどんな未来を招いてくれるのか、新しい交通システムの革新に期待が高まります。
環境省策定、エコアクション21 認証・登録制度の判定業務を毎月担当しています。
エコアクション21(EA21)は、環境省策定のガイドラインに基づく「環境経営」の認証・登録制度です。事業者の環境取組と経営との融合を促進し、環境経営の有効性を高めることを目的としています。EA21地域事務局大阪さんの判定委員会は、毎月オンラインで開催されています。事前に届く申請資料、環境経営レポート等を熟読し、自宅PCから判定業務に携わっています。EA21の取組結果を社員全員で共有すると、モチベーション維持に繋がります。
あいち消費者市民講座として、「衣服から考える-エシカル消費」と題し講座を担当しました。
ウエス製造・古着販売事業者の見学を7月に予定されている、瀬戸消費生活クラブ生活学校の定例会でお話しました。衣服に関するエシカル消費を中心課題とし、公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)が制作したエシカル消費ワークシート「衣服の一生を考えよう」を活用しました。クイズに楽しく答えて頂く方法で、学習を深めました。リサイクルを越えた古着のアップサイクル事例等も紹介しました。生活学校の皆さんは、10月に開催された「瀬戸市みんなの生活展」で、これまでの学びを発表されました。
「食品ロス削減に向けた賞味期限表示に対する考察」を共同執筆しました。
公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)から、『消費生活研究-消費生活をめぐる諸問題-』第23巻1号が発行されました。
アイスクリームの賞味期限表示の課題などを題材に、「食品ロス削減に向けた賞味期限表示に対する考察」を共同執筆した調査報告が掲載されました。
https://nacs.or.jp/honbu/wp-content/uploads/2023/06/%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%83%AD%E3%82%B9%E5%89%8A%E6%B8%9B%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%9F%E8%B3%9E%E5%91%B3%E6%9C%9F%E9%99%90%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%80%83%E5%AF%9F%EF%BC%88pp.22-44%EF%BC%89.pdf
四国法人会連合会 「減らそう食品ロス ~私たちに出来ること」
【あなたが動けは、世界が変わる(消費者庁)】 四国法人会連合会女性部会サミットに、愛媛、高知、香川、徳島県から女性部会長の方々が集まられていました。 食品ロス削減に向けた基礎と、法人会として何が出来るか知りたいとの事。 青とピンクのポストイットを使い、2択のクイズを出題。「消費期限 or 賞味期限?」のワークシートも活用しました。 食品ロス削減に向けた社会貢献活動として、フードバンク、フードドライブ、フードシェアリングなどの事例も紹介しました。
一宮市 消費生活講座「チョコっといい未来のために~甘くてほろ苦い!? エシカル消費のお話」
世界の未来を変える可能性を持つ、エシカル消費。
私たちにできることは何かを、チョコレートを題材に考えました。
国際フェアトレード認証ラベル付チョコレートを持参し、実物を例にラベルの意味や児童労働、低賃金労働、劣悪な環境での長時間労働など社会的背景を紹介しました。
持続可能な環境意識に基づく買い物は、自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスになります。
誰も犠牲にしない商品を「知り」「選び」「買う」。消費者一人一人の行動が、大きな力になります。
身近な暮らしからできる!SDGs事始め
ウエルネス企業の広報誌で、SDGsに関する記事を監修しました。
世界は今、気候変動、感染症、貧困、紛争など、多くの課題に直面しています。
SDGsは、世界中の人々の参加が望まれる取り組み。
その第一歩として、家の中でできる環境にやさしい、身近な工夫を紹介しました。
環境教育インストラクター応募資格取得セミナー(研修日:7月30日、31日)
環境省の稲永ビジターセンターで、環境教育インストラクター応募資格取得セミナーを開催しました。企画運営者として2日間、司会進行等を担当しました。
環境行政と環境教育、ESDとSDGs、持続可能な地域と学びづくり、環境教育における安全対策、環境教育事例発表(愛知・三重・岐阜)、環境教育実施計画ワークショップ、発表などを行いました。大学生4名を含めた受講生の方々と、2日間の研修から、有意義な学びを得ることができました。
NHK名古屋 【特集】“節電の夏”どう乗り切る?(『まるっと!』2022年6月13日18:10~放送)
この夏、電力需給のひっ迫時は、「需給ひっ迫準備情報」「電力需給ひっ迫注意報」「電力需給ひっ迫警報」が発出されます。NHK名古屋放送局『まるっと!』から取材を受け、深堀コーナーで、家庭で取り組める節電対策についてコメントしました。
NHK NEWS WEBに、6/13に放送された【特集】“節電の夏”どう乗り切る?|のニュース(7:04)が発信されました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220613/3000023078.html?fbclid=IwAR3qO-E7ew8fAK65Q1C5j4pgvWnkYzbi9iv0kFqkpSd7FXWHSjOcJkzG3F0
岡山プラごみ減量化 大作戦(岡山県:県民向けプラスチック3R推進セミナー)
世界規模で環境への影響が心配されているプラスチックごみ問題。このままだと2050年には、魚の重量を上回ると予測されています。プラごみ削減に向け、私たちにできることを考えました。
後半のパネルディスカッション「地球を守ろう~吉備の国プラスチック3Rのススメ」では、花王(株)ESG活動推進部長、漫才師の幸助・福助さんなどとご一緒しました。
当初、オルガホールで実施予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でオンライン開催に変更。2月18日~ 3月18日の1ケ月間、動画が後日配信されました。
エコアクション21(EA21)判定業務
エコアクション21は、環境省が策定した総合的な環境マネジメントシステムです。EA21地域事務局大阪からのご依頼で、判定業務を10月から担当しています。世界でコロナが蔓延し始めた2020年2月から、事務局大阪はZoomを利用し判定委員会を開催しています。
今年夏にCSR検定2級に合格し、CSRエキスパートの認定を受けました。豊田商工会議所「EA21地域事務局とよた」の判定業務は、2020年3月に静岡の中核事務局へ移管されました。1年半を経て、遠距離から業務担当が可能となった状況に感謝しています。
SDGsにつながるサステナブル・シーフード(横浜市立大学同窓会YCU REUNION SDGsオンラインセミナー)
横浜市立大学同窓会主催セミナーをZoomで担当しました。
世界の水産資源はこの40年で半減しています。将来世代は魚が食べられなくなる可能性があることから、持続可能な漁業で獲られた天然水産物にMSC認証が、養殖水産物にはASC認証の海のエコラベルが表示されています。
暮らしの有り方が持続可能な仕組みに変われば、世界が変わります。私たちの「美味しい」が、地球の「悲しい」にならないよう、最新情報と今できることをお話しました。
現役学生から卒業生まで幅広い年齢層、経歴の方が拝聴くださいました。
どーする?地球のあした-ストップおんだんか、地球環境と省エネルギーを考えよう【大府市役所、(財)省エネルギーセンター連携事業】
大府市は、今年1月に「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明。
夏休み親子環境講座として、7/23は吉田公民館で、7/25は東山公民館で実施しました。小学生とその保護者、地域環境委員、公民館長などが参加くださいました。
エネルギーと環境、電気とくらし、電気の省エネ、家電製品の上手な使い方と選び方、くらしの省エネ方法などを紹介しました。省エネ〇×クイズは、家族全員で考え、お子さんに答えていただきました。
ケーブルテレビ知多メディアスネットワークの取材が入り、放送されました。
SDGsにつながるエシカル消費(愛知県金融広報委員会 主催事業)
愛知県金融広報アドバイザー、日本銀行名古屋支店、財務省東海財務局の方などが拝聴くださいました。双方向のやり取りを成立させるため、2色のカードを使い、環境ラベルに関するクイズを出題。皆さん熱心に取り組んでくださいました。
環境意識に基づく買い物をすれば、自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスとなり得ます。消費者のエシカルな行動が、世界の未来を変える力を持っています。持続可能な社会を目指し、一人ひとりが工夫を重ね、消費者市民社会を築くことが重要であることなどをお伝えました。
地球温暖化から防災を考える(一宮市役所主催、環境講座)
令和2年度第1回は、「環境と暮らしを考える-コロナ状況下での新しい生活」(12/9)。
コロナ禍で不織布マスクやフェースシールド、消毒液容器、使い捨て手袋、テイクアウト利用によるワンウェイ容器などのプラごみが増えている現状を伝え、削減取組を紹介しました。
第2回は、「地球温暖化から防災を考える」(2/6)。
温室効果ガスの排出抑制を行う緩和策だけでなく、すでに現れている影響や中長期的に避けられない影響に対し、被害を回避・軽減する適応策が求められています。環境と防災について考えました。
「eco検定アワード2020」で大賞を頂きました。
第1回eco検定に合格。自治体事業や学校などで環境講座等を担当してきました。この度、「eco検定アワード2020」のエコピープル部門で大賞を頂きました。表彰式で「消費生活から考え、行動変革へ」と題し、事例報告しました。
地球温暖化による気候変動、災害の発生、コロナ禍で使い捨てプラスチック廃棄量が急増するなど、世界で環境問題が深刻化しています。
消費には責任が伴います。環境意識に基づき商品選択と行動を変えれば、自然の恵みとの関係性を築き直せることなどを伝えてまいります。
豊川市職員研修「地球温暖化防止に向けて-取り組むべき課題と対応策」
「第2次豊川市役所地球温暖化対策実行計画」に係る推進員研修で、講師を務めました。
近年、気温上昇、大雨や熱中症リスクの増加、農作物の品質低下、動植物の分布域変化など、気候変動による影響が各地で現れています。今後長期に渡り拡大する恐れが指摘されています。温室効果ガスの排出抑制を行う緩和策と、すでに現れている影響や中長期的に避けられそうにない影響に対する適応策が求められています。
職員自身の日常を通し、地球温暖化の現状と課題、対応策を知り、業務や行動に繋げることを目的に学びを深めました。
中日新聞、読売新聞に『コロナ「新様式」増えるごみ、プラレス生活のススメ』などの記事が掲載されました。
新聞社から取材があり、7/2中日新聞に『コロナ「新様式」増えるごみ、プラレス生活のススメ』が、9/1読売新聞全国版に『【生活調べ隊】ペットボトル リサイクル 様々に』の記事が掲載され、コメントを述べました。
新型コロナウイルスの影響で、家庭から出るプラスチックごみが増えています。フェースシールドやバッグなど、ペットボトルをリサイクルして作られる製品が多様化しています。毎日の暮らしで手軽にできる「プラレス生活」の方法を紹介しました。環境保全に積極的に取り組む企業を支援することも重要です。
名古屋の学生討論会:ごみ減量から始めるSDGs
1999年にごみ非常事態宣言を出した名古屋市は、ごみ処理量は約4割減、埋立量は約8割減と、ごみも資源も元から減らす発生抑制を推進してきました。しかしこの10年間、ごみ処理量は横ばい状況です。
SDGs目標12は「つくる責任、つかう責任」。2/7に愛知・岐阜の大学など約30名の学生が、ごみ削減方法を真剣に話し合い、成果を発表。最後にいいアイディアを出した人に投票し、全員が一言コメントを残しました。
名古屋市の課題を通し、市民が自分事としてごみ問題を捉え、捨てる責任を全うする重要性を考えました。
なごや環境大学共育講座:減らそう食品ロス「きちんと、ごちそうさま」で未来につなごう!
名古屋市教育委員会主催講座を名古屋市女性会館で担当しました。
日本の食品ロス量はアジアでワースト1位、世界6位です(人口1人当たり食品廃棄物発生量:農林水産省2015年)。大切な食料資源の有効活用やごみ削減から、食品ロス削減行動が私達に求められています。
食品ロスを減らすためにできること、名古屋市食品ロス3ない運動、食べ残しゼロ協力店、「フードロスゼロチャレンジなごや」の実施状況、食品ロスを減らす買い方、SDGsとの関係性、世界各国の食品ロス削減に向けた推進状況などを紹介しました。
「海に漂うプラスチックごみの削減を目指して-未来へつなごう、私たちにできること」
岐阜県西濃地区生活学校研究交流集会で、プラスチックごみ削減の重要性についてお話しました。
プラスチックと暮らしのつながり、プラごみの行方と影響、海のプラごみ問題、マイクロプラスチック削減に向けた事業者の取組事例、日本の廃プラの行方と課題、環境省「プラスチック・スマート」キャンペーン、プラごみを減らす行動ポイント、コーヒーショップでのマイボトル値引き対応、脱使い捨てプラに向けた海外の動向、プラスチックと賢くつきあう方法、海の豊かさの保全と次世代への継承などについて一緒に考えました。
栄徳高校:環境学習「ハンバーガーから考えるSDGs-What's earth burger?」
栄徳高校で2年生408名を対象に、ハンバーガーとSDGsの関係性をテーマに体育館でお話しました。
海のエコラベル、SDGsなどを題材に、2色のカードを使いクイズを出題。音声付で関連動画も紹介しました。
消費には責任が伴います。商品を買う時に未来のことも考えてみる。味や安さだけでなく、魚を獲り過ぎたり自然を壊したりせず、きちんとルールを守って獲り、作られた商品を選ぶ。環境意識に基づく買い物は、自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスになり得ると伝えました。
愛知県主催「子どもの目が輝く講座・授業のつくり方」研修
愛知県主催環境教育協働授業づくり研修「子どもの目が輝く講座・授業のつくり方」研修が7月と8月に開かれました。事例講座「受講者のニーズに合わせたプログラム改良」を担当しました。
依頼者と講師が共に授業をつくり上げていくためには、事前打合せは必須です。双方が積極的に歩み寄ることで信頼関係が築け、授業から生み出す効果を具体的にイメージできます。ゴールを共有し協働授業を行うことで生徒の信頼が得られます。学びを行動につなぐ環境学習とするためには、受講者ニーズに合わせたプログラム改良は重要です。
名古屋市インターネット生涯学習、現代的課題講座「減らそう!食品ロス~環境に優しい生活をめざして」
食品ロスをテーマとしたインターネット講座で講師を務めました。
食品ロスとは、売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことをいいます。日本で年間646万トンが発生し、うち289万トンが家庭から出されています。これは1人1日当たりに換算すると、茶碗約1杯のごはんの量に相当します。
そこで、家庭で食品ロスを減らす方法やフードドライブの取組などを紹介しました。1講座が4分割されているため、興味のあるカテゴリーを選択して視聴することもできます。
なごや環境大学共育講座 「地球にやさしいライフスタイル~食生活と環境とのかかわり」
名東生涯学習センターで、なごや環境大学共育講座「レッツ・省エネライフ~地球にやさしい生活のために」を担当しました。公開講座のため、手話通訳が付きました。
食品ロスとは売れ残りや食べ残し、期限切れ食品など、食べられるのに捨てられてしまうことを指します。食品ロスの減らし方や地産地消、旬産旬消を学ぶことで、食生活の工夫と環境の結び付きを知り、家庭で実践できる講座としました。
食材の表示が消費期限か賞味期限かを当てるワークシートや、食材の旬の季節を当てるワークシートに取り組んで頂きました。
@FM(エフエム愛知)の番組「LET’S エコメンド」でCOOL CHOICEの取組を紹介
@FM(エフエム愛知)で毎週土曜12:00~12:25に「LET’S エコメンド」が放送されています。9月は環境省が推進する国民運動COOL CHOICEがテーマです。リスナーが家庭で出来るCOOL CHOICEを紹介しました。国土交通省の低炭素まちづくり計画を全国に先駆け策定した兵庫県川西市で、8月4日に「知らないと損!家庭でできる簡単省エネ術」の講座を担当。そこでお話した省エネ・低炭素型製品への買換・サービスの利用・ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策に資する「賢い選択」を紹介しました。
SDGsと東京五輪の持続可能な水産品調達から考える-海のエコラベルの推進と消費者の役割
NACS中部静岡分科会の例会と愛知環境カウンセラー協会のファラデー勉強会で講座を担当しました。
水産資源の保全に向け、欧米を中心に水産エコラベル製品が普及し注目が高まっています。SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」、目標12「つくる責任、つかう責任」を基に、2020年東京五輪はSDGsに沿った大会運営を目指し、持続可能な水産物の調達基準を策定しました。
食卓から海を守り次世代につなぐためには私達の意識変革と選択が重要です。執筆した消費生活論文はNACS消費生活研究所HPに掲載されました。
あなたにもできる!夏の省エネライフ
小牧市役所で開かれた市民環境講座で、夏の省エネにクローズアップしてお話しました。
省エネができていない“だめだめ家族”のイラストを活用した省エネクイズや、手回し発電機を利用した実験などを取り入れ、参加者と双方向のやりとりを行いながら、楽しい雰囲気の中、講座を進行しました。
地球温暖化の仕組み、スマートライフ、省エネ家電などについてわかりやすく解説した「スマートライフおすすめBOOK」は、該当ページを開いていただき、活用しました。
古紙リサイクルに関する消費者懇談会
紙資源を最大限に活かすため、クリップやホチキス留め書類、窓付き封筒、カーボン紙など、これまで焼却処分されていた難再生古紙を再資源化する取組が一部の自治体で始まっています。
オフィスや金融機関、行政などの機密書類を分別不要で回収し、未開封・無選別でリサイクルする技術も確立されています。
レジ袋の有料化やエコバックが常識となったように、全国の自治体で難再生古紙の資源化が進み、ごみ削減と分別の簡略化を願っています。
循環の輪を回すためには再生紙を積極的に選択し利用することも重要です。
海のエコラベルの推進と消費者の役割
名古屋市高年大学鯱城学園の環境学科で講義をしました。
世界人口が増える中、水産漁業資源の減少と枯渇は近年深刻な問題になっています。日本は漁獲、輸入の双方で重要な位置にあります。
魚を買う時に品質や鮮度、味だけでなく、海を守る漁法で獲られたMSCやASCの海のラベルが付いた水産品を購入することは、持続可能な漁業や小売業、レストランの支援につながります。
私たちが海の現状に関心を持ち、環境意識に基づく能動的な買い物をすれば、自然の恵みとの関係性を築き直す大きなチャンスとなり得ます。
低炭素まちづくり キセラ川西せせらぎ公園探検ツアーを担当
兵庫県川西市は、2013年に国土交通省の低炭素まちづくり計画を全国に先駆け策定しました。エコまち運用基準を定め設計・施工、完成後の活用方法まで、6年間で34回ワークショップを開き、約900人の市民がアイデアを出し合い、まちづくりを進めています。
キセラ川西せせらぎ公園は、市の天然記念物であるエドヒガンや台場クヌギを移植し、ホタル護岸、再生可能エネルギーの導入、災害時に役立つかまどベンチや蓄電池、マンホールトイレなど防災設備を備えています。特徴ある新しい仕組みを公園探検ツアーで紹介しました。
省エネ・節電授業 「地球環境と省エネルギーを考えよう!」
名古屋市旭丘小学校で4年生を対象に、省エネ授業を担当しました。
学習のねらいは「児童が環境の大切さと省エネ方法を学び、家庭や学校で行動を起こすきっかけとする」。
省エネの意味と必要性、省エネ生活の在り方等を紹介し、「AとBの家を比べて省エネを探そう」のワークシートも活用しました。
先生方は(財)省エネルギーセンターの講師派遣事業を利用。
7月5日豊川市立天王小学校、10月6日名古屋市立松原小学校で行いました。11月は春日井市消費啓発団体、豊田市高年大学で省エネ説明会を実施します。
『全国シンポジウム「いま改めて考えよう地層処分」~科学的特性マップの提示に向けて~』、パネリスト
高レベル放射性廃棄物の最終処分について、日本の地下環境等の科学的特性を客観的に表す全国地図を科学的特性マップとして示し、関心と理解を深めていく方針が示されました。
すでに発生している廃棄物を現世代で解決するため、問題の重要性を理解し関心を持つ必要があります。しかし、多くの人にとってこの課題は日常生活から非常に遠い存在になっています。
現存課題を丁寧に学び、自分事として捉えるエネルギー環境教育の更なる推進が必要です。科学的特性マップの提示を機に、取組の方向性などについて考えました。
エコライフすごろく体験でエコの技を磨こう!
一宮市役所主催、平成29年度環境学習講座を担当しました。
買うとき、使うとき、捨てるときに一息ついて考えてみる。エコライフすごろくの体験を通し、ごみ削減を目指す3R(Reduce、Reuse、Recycle)のポイントとエコ行動を紹介しました。
消費者には商品を自由に選べる権利とともに、安易に商品を選ばない、過剰消費に気をつける、再生可能エネルギーや資源のことを考えるなど責任があります。
暮らし方を変え、家族や地域のリーダーを目指す講座としました。定員を越える応募がありました。
エコパーティにようこそ!楽しく学ぼう、省エネライフ
兵庫県川西市で、「みんなの省エネ教室」を担当しました。
川西市は、国土交通省が管轄する低炭素まちづくり計画を全国に先駆けて策定し、地区の魅⼒や価値を⾼める特定土地区画整理事業「PFIと低炭素のまちづくり」を住民の協⼒を得ながら進めています。
キセラ川⻄低炭素まちづくり計画は自然、人、街、暮らしが心地よく調和した次世代型・複合都市構想。公共、生活、産業ゾーンなどが機能的に配置され、憩いの遊歩道や公園を中心に再生可能エネルギーを導入し、自然と共生し歩いて暮らせる次世代型複合施設を目指しています。
エコライフすごろく体験で地球を守る第一歩! 私たちにできるエコ活動とは
名古屋市名東生涯学習センターで、なごや環境大学共育講座「親子でごみを減らすリデュース、リサイクルを体験しよう。メッセージカードで環境宣言!」の初回と5回目を担当しました。
地球温暖化防止、ごみ削減、多様な生物や自然を守るにはどうしたらよいか、エコライフすごろくを活用し、暮らしに照らし合わせて全員で考えました。
12月10日の最終回は「未来につなげよう!環境への想いをメッセージカードに込めて」。家庭でできる省エネの技やごみを減らす方法を紹介。最後に親子でメッセージカードを手作りました。
名古屋市発行 「消費者と環境問題~明るい未来のために~」パンフレットの監修を担当
「大学等への消費者教育・啓発委託事業」として、金城学院大学生活環境学部生活マネジメント学科が制作された「消費者と環境問題~明るい未来のために」のパンフレットの監修を担当しました。
最終ページに、 「教材の制作にあたり、環境カウンセラーの浅野智恵美さん(NACS消費生活研究所主任研究員)からアドバイスをいただきました。」と記載下さいました。
カラー刷り、イラスト付で手に取りやすい雰囲気に仕上がっています。
名古屋市消費生活フェア☆2016に学生たちが参加し、研究成果を発信しました。
新しいライフスタイルを学んで、省エネ実践!
岩倉市生涯学習センター主催シニア大学教養学部で、大きく変化しつつある家庭のエネルギーとスマートライフについて話しました。
消費電力量が格段に削減された省エネ機器で電気を賢く使う、太陽光発電・燃料電池などで家庭の電気をつくる創エネ、昼間つくった電気をためて夜間に活用する蓄電池・電気自動車を組み合わせエネルギーをHEMSで効率的に管理するスマートライフ。
つくった電気、ためた電気、使った電気を見える化する事で家族全員の省エネ意識が高まり、エネルギーを効率よく使えるライフスタイルが得られます。
ESDの視点を取り入れた環境学習の実践
北名古屋市、清須市、豊山町の小中学校の教科等主任・副主任を対象とした西春日井地区教科等主任・副主任研修で、「ESDのさらなる推進にむけて」をテーマにお話しました。(7月26日)
豊田市の小中学校の先生を対象とした豊田市教育研究会総合的な学習部会、夏期実技研修会でお話しました。(8月3日)
環境問題と社会、自然環境との関係性を認識し、課題を自らの問題として捉える環境学習の実践事例を紹介しました。春に執筆した消費生活論文「ESDの推進と消費者教育-その現状と課題」から要点を紹介しました。
家庭科教育研究集会 「地球に優しいスマートライフ」
「未来を創り出す豊かな心と確かな実践力を育む家庭科教育」を主題とする尾張教育研究会愛日支部家庭科教育研究集会が、瀬戸蔵ミュージアムのホールで開かれました。
持続可能な社会を築く上で、限りあるエネルギーを上手に使い、一人ひとりが環境配慮社会に責任を持つこと、自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断し、行動し、問題を解決する能力を身につける子どもの育成が重要であることなどをお話しました。
瀬戸市、小牧市の先生方による研究実践発表も行われました。
世界のインタープリターとのトーク・セッション
自然の叡智に学ぶ大切さを思い起こし、次世代を担う人づくりを目的に愛知万博10周年記念、世界のインタープリターとのトーク・セッションが愛知県立大学講堂で開催されました。
米国、スリランカ、ドイツ、ケニア、コスタリカからインタープリターが来日し、各国の素晴らしい自然や自然と人との関わり、活動内容について発表を行いました。
私は日本の取組として、愛知県の環境学習施設「もりの学舎」の活動を紹介しました。後半はトーク・セッションが行われました。
動画がYouTubeで配信されています。
中日新聞 「夏の節電 楽しく気軽に、ピーク時の消費減を」掲載
中日新聞から節電に関する取材を受けました。
7月2日朝刊に「夏の節電 楽しく気軽に、ピーク時の消費減を」が掲載されました。
夏場は気温が上昇する午後1時~4時頃に、電力需要が高くなります。
省エネ・節電グッズを効果的に使う、家庭では掃除機や洗濯機、アイロン、炊飯器などの家電の使用を朝か夕方以降にずらす、昼間のエアコン使用台数を減らすなどの工夫が大切となります。
省エネ・節電ポイントをお話した後、豊田市環境学習施設のインタープリターから家庭で取り組んでいる節電を伺いました。
トライ&アクション講演会 「地球のいのち、つないでいこう!」
環境学習ウイークの一環として、全校生徒を対象に5時間目に体育館でお話しました。
愛知県営都市公園「牧野ケ池緑地」に隣接する牧の池中学校は、生徒会の声掛けで5月に約300名の生徒が牧野ケ池周辺の清掃ボランティアを行い、環境アクションを起こしています。牧野池クリーンプロジェクトは今回が13回目。
私たちの暮らしは多様な生きものと繋がっています。地球温暖化の影響で減少する生物、外来生物の現状、ペットを飼う時に気をつけること、私たちにできることなどを米国在住経験を踏まえお伝えしました。
なごや環境大学共育講座、公開講座 「地球とお財布に優しいスマートライフ」
【地球に優しい食生活、美味しく学ぼう!】連続講座、第1回でお話しました。
日時:2015年5月19日(火) 10:00~12:00
場所:名古屋市港生涯学習センター
持続可能な社会を築く上で、限りあるエネルギーを上手に使い、賢く無駄のない生活を心がけることは重要です。スマートライフの必要性、家庭で取り組める省エネをクイズで紹介しました。
地産地消、旬産旬消、食材の有効活用など、ちょっとした工夫で環境と家計に優しい食生活を実現できます。みなさん大変熱心に拝聴くださいました。