登録年度 | 2002年度 |
---|---|
氏名 | 綿末 しのぶ (ワタスエ シノブ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、地球温暖化、3R |
主な活動地域 | 大分県杵築市 |
主な経歴 | 環境学習や研修会の講師として小中高校や公民館、企業、行政などからの依頼がある。地球環境の現状を実験や体験を通して楽しく理解してもらっている。牛乳パック工作、食廃油石けん、ローソク作り、省エネクッキングなども好評。県や市の環境審議会の委員として、環境政策に参画している。 |
特記事項 | 県環境教育アドバイザー・うちエコ診断士・省エネ普及指導員・家庭の省エネエキスパート【診断・指導級】・県地球温暖化防止活動推進員・日本水フォーラム会員・県環境審議会委員・市環境保全審議会委員・ごみゼロおおいた作戦県民会議委員・八坂かっぱクラブ実行委員長 |
活動の紹介
地球にやさしい暮らし方!脱炭素に向けてデコ活とは?
公民館の環境学習講座の依頼で、地球温暖化防止のための「デコ活」について講話をした。令和5年8月から脱炭素の実践行動としてデコ活チャレンジが始まった。それまでのCクールチョイスとの違いは何か、私たちが取るべき行動は何かを分かり易く説明した。
幼稚園における環境教育
別府市内の幼稚園3か所で、11月10日(33名、身近なゴミから見える環境についてー海岸遠足で拾ったゴミについての学習)、11月16日(37名、自然体験学習ー園内にあるイチョウの木を中心にした学習)。12月12日(56名松ぼっくりでクリスマスツリー作りーマツの話とダイオウマツの松ぼっくりでクリスマスツリーの飾りつけ)
紫外線を知ろう!UVビーズのストラップ作り
21日、22日の2日間、別府市で行われた大分県農林水産祭において、紫外線検知のためのUVビーズのストラップ作りの指導をした。2日間ほぼ体験者は途切れる事なく、大盛況であった。紐の結び方が平結びという古来からある結び方で難しくはあったが、ポイントを押さえそれなりに完成して喜ばれた。県のブースで2日間約100名の体験者があり、内半数は小学生であった。
カブトガニ産卵地清掃と幼生観察会
企業によるSDGsの実施の一環として、カブトガニの産卵地清掃と幼生観察を行うことで、生物多様性を学び、環境美化に努めることを目的として行われた。場所は大分県杵築市内の波止場付近で参加者は約40名で企業の従業員とその家族及び地元の自然体験団体の子どもたちであった。
八坂川環境学習
八坂小学校3年生と4年生の総合の時間で、地域の八坂川の環境学習をした。各教室で、生物、地形、人との営みや災害などについて事前学習をし、各児童も調べ学習をして、今日を迎えている。八坂川は23年前に大規模な河川改修が行われ、汽水域では海水の影響が強くなり、川の生態系が減少しつつある。ここには絶滅危惧種も多く、子どもたちが毎年、楽しみにしている時間である。参加者50名
SDGsと気候変動 オーガニックで食品ロス削減
佐伯市にて行われたオーガニックフェスタにて、オーガニックと食品ロスについての講話とUVビーズのストラップ作りをしてほしいとの依頼であった。オーガニックの基本的な定義とSDGsの目標つながりを説明し、温暖化の話や省エネ、生活の中での工夫を紹介した。紫外線も過剰はよくないが不足して良くないことを説明し、対策としての日焼け止めの使い方なども詳しく紹介。最後にUVビーズを使い、ストラップを作った。時間90分 対象者20名
暮らしの中の廃棄物について
今年4月よりプラスチック資源循環促進法が施行されたが、プラスチック製品を始め廃棄物削減や、リサイクルについてのアイデアを学びたいという依頼であった。大分市は4Rなのでそれを紹介し、ゴミ削減のための方法や、食品ロス、プラスチック資源循環促進法の内容を紹介し、家庭や職場で出来ること、企業として取り組めることを紹介した。時間1時間 対象者120名(一部Teams)
身近な環境問題と先進的な取り組み
高校の探求講演会ということで、身近な問題として行動を起こさせるような話をお願いしたいという依頼であった。SDGsがこれからの社会のキーポイントをなることや、目標13地球温暖化対策を実施するためにR.3年5月に地球温暖化対策法が改正され、CO2削減のための対策が強化され、今後企業や市町村での施策となっていくことを紹介した。高校生活の中でも照明を消すという具体的な行動がCO2削減の対策になることを伝えた。時間50分 対象者生徒98名、教員5名
気候変動と防災について~安全で快適な暮らしのために~
日田市は盆地で、ここ数年毎年のように洪水に見舞われており、豪雨の日数増加、猛暑日の増加など気候変動への関心が高く、防災に絡めた講演を依頼された。パリ協定や日本の2050ゼロエミッション実現のために、日田市のCO2排出量や2019年までの削減データを示し、実現するための省エネ行動を紹介した。今年4月施行のプラスチック資源循環促進法や令和3年施行の災害防止対策基本法での避難方法の変更点、ハザードマップやマイタイムラインの紹介をした。時間90分 対象者20名
八坂かっぱクラブ緑の少年団「樹木の整備、枝打ち体験」
当クラブは、八坂小の1年から6年生を対象に、地域の川を中心に、森・川・河口干潟をつなぐ生態系、歴史、災害を学び、ふるさとを大切にする心、生きる力を育むことを目的に活動している。運営は実行委員会(R5の活動、3/5樹木管理、6/22第1回、7/25八坂川探検Ⅰ、8/7八坂川探検Ⅱ、11/13全国育樹祭、11/19市外研修)R4年度会員数45名、実行委員12名 活動時間約3時間、市外研修等は6時間程度 H.10年設立(緑の少年団R.1参加)
地球を守るために家庭でできる第一歩~3Rと環境、SDGsを考えよう~
以前、温暖化の講演に伺った公民館からの依頼で、参加者の中にもその時のことを覚えている方もおられました。今回は3RとSDGsということで、昨年来のカーボンニュートラル宣言で変わった環境政策や目標値を、市に置き換えて話しました。市独自のバイオマス発電を始め市の環境政策についても情報提供しました。食品ロス削減やプラごみの問題点などSDGsの目標を当てはめながら、自分の生活と関連付けてお話させていただきました。具体的で分かり易く時間が短く感じたと感想をいただきました。90分
干がた観察会と海ごみ回収
森を守る会からの依頼で地域の川の河口干潟の観察会と海ごみ拾いをしました。観察会の前にごみ拾い、たくさんの発泡スチロール、空き缶、漁具、プラごみがありました。中にビニールパイプがあり、広島のカキ養殖に使われるものと説明したら驚いていました。海はつながっていることを実感してもらえました。観察会ではカブトガニの幼生や卵を始めハクセンシオマネキなど絶滅危惧種を見つけることができました。子どもも大人も家族で楽しんでもらえました。豊かな海を支える森の役割を感じてもらえました。90分
暮らしの中のSDGs
最近、マスコミで話題のSDGsについて学びたいを要望をいただき、分かり易く、環境とも関連付けてお話をしました。「誰一人取り残さない」という国連の持続可能で多様性を認め合う世界の実現のための目標ですが、コロナの時代を迎え、実現が難しくなってきています。サプライチェーンやインバウンドの問題点も交えながら話しました。難しいと思われがちですが中学生用の資料を使い、すごろくゲームをしてもらい身近な課題として実感してもらうことができました。参加者に分かり易かったと感想をいただきました。90分
八坂川のひみつ
地域を流れる川は洪水が頻発する川ですが、小学校の3年生4年生の環境学習として位置づけられており、毎年小学校から依頼を受けています。生物の生息数は減少傾向ですが、新たな生物との出会いもあります。子どもたちは先生の指導を受け自己学習をして、教室での事前学習を受け観察会に臨みます。観察会当日を楽しみに、思い思いの場所でカニや貝、魚など生き物を捕らえては名前を調べたり生息地の確認をしたりしています。生態系の大切さや川での安全な遊び方も学んでもらいます。子どもたちに喜ばれています。座学45分、現地90分。
身近な環境問題~ごみ問題を考える~
地球温暖化のしくみをIPCCの図やグラフを使い、また市の環境データを入れながら説明しました。世界的な動きから、日本の方向性もお伝えしました。また身近なごみ問題を温暖化対策と関連付けて話してほしいというご要望だったので、4R(市の環境対策)と市のごみ対策について説明しました。市の取組みをご存知ない方もおられて周知の徹底の難しさを感じました。市のデータが入っていて大変分かり易かったと好評でまちづくり協議会の環境学習としてシリーズ化してほしいということで年間通しての取組みをなりました。
身近な暮らしの環境~あなたの洗剤大丈夫~
温暖化の話と生態系、水環境の話をしました。コロナで石けんを使うことが多くなり、その成り立ちから環境負荷について話ました。洗剤は水を汚すだけでなく、生態系にも大きな影響があること、一人一人の心がけが大切なことが伝えられたと思います。
身のまわりの環境問題を考える~温暖化に備える減災~
地球温暖化の話から、パリ協定、COOLCHOICE、緩和策と適応策、防災、減災など多岐にわたって影響と対策について身近な生活と関連付けて話をしました。特にマイクロプラスチックは今回話題になっていましたので、話の中に入れました。わかりやすく楽しかったと感想を頂きました。
八坂かっぱクラブ 八坂川探検1「うなぎ塚を作ろう!」
今年はコロナで恒例の「水の旅」の活動(八坂川の湧水から河口までの観察会)が出来ず、地元の漁師さん指導によるうなぎ塚作りの体験になりました。川底の石を積み上げ、うなぎの住処を作ります。川底が滑って足場の悪い中、一生懸命重い石を積み上げるました。10月には作った塚を壊してうなぎをゲット、6匹の大きなうなぎが獲れました。漁師さんの指導で、初めて地元の天然うなぎを食べるました。濃厚なうなぎのかば焼き、1人2切れでしたが、たれだけでご飯のお代わりした子もいました。地元の自然の豊かさを味わえた活動です。
新型コロナとの付き合い方~感染症を防ごう~
新型コロナの怖さと予防の注意点、気候変動による豪雨災害時の避難行動、避難所所での感染症予防対策について最新の知見を含め話をしました。
八坂川のひみつ
小学校の3年、4年の環境学習で、地元の川の地形、生態系や人の暮らしとのかかわり(洪水など)の話をしました。子どもたちは調べ学習をしていて、その質問に答えたりします。この学習のあと実際にフィールドワークで現地観察会をしました。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済