登録年度 | 2003年度 |
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氏名 | 藤田 和也 (フジタ カズヤ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 北海道江別市 |
主な経歴 | 工場勤務にて設備管理及び廃棄物処理・再資源化の試験研究歴17年。平成5年より建設コンサルタント会社にてプラント設備計画に携わり、主に自治体の廃棄物管理計画・バイオマス利活用及び新エネルギー関連業務等に従事。現在、技術士事務所にて省エネ診断やCO2削減のコンサルタント業務等を実施。 |
特記事項 | 技術士(衛生工学)、エネルギー管理士、1級管工事施工管理技士、公害防止管理者(大気1種・水質1種・騒音・振動)、EnMS審査補、エネルギー診断プロ(ECCJ) |
活動の紹介
冷暖房と換気について
中小ビルにおいて、冷暖房と換気の仕組みを説明し、これまで業者任せであった空調機器の運用について、空気環境測定(CO2濃度・温度・湿度)をモニターし衛生面と省エネを考慮した温湿度と換気の管理方法を啓発した。
製品製造におけるGHG排出量試算の助言
食品工場から製品製造におけるScope1・2のGHG排出量試算方法について助言を求められたので、エネルギーデータを確認し試算方法などの助言を行った。
食品製造工場における省エネ対策候補の抽出
食品製造工場をウォークスルーし、省エネ対策の改善策となりそうな候補を抽出した。(効果試算は行わず) 主な改善候補は以下のとおり。
1. コンプレッサ吐出圧の低減
2. 蒸気ドレンの廃熱回収
3. 未保温蒸気配管の断熱強化
4. 冷凍機(冷媒R22使用)の更新 など
太陽光発電導入による発電量予測
建物屋根へのソーラーパネル設置に対し、方位・角度の違いによる年間発電量予測などのシミュレーション結果を示した。(経営者1名、他関係者1名)
外気導入量削減による省エネ効果の考察
店舗における室内空気環境(CO2・温度・湿度)の計測結果を考察し、適正換気の必要性と過剰な外気導入量の削減による省エネ効果について説明を行った。(現場責任者1名・他関係者1名)