登録年度 | 2003年度 |
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氏名 | 成島 誠一 (ナルシマ セイイチ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、資源・エネルギー、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 神奈川県鎌倉市 |
主な経歴 | 生活環境保全に係る特許考案、研究開発と指導。福島第一原子力発電所事故に係る廃炉対策における汚染水対策、隔離技術の開発、マネジメント。廃棄物処分場の環境保全に関するコンサルティング。2021年度環境大臣表彰自然共生社会貢献賞受賞 特記事項 資格・技術士(総合技術監理部門、建設部門)、土木学会認定特別上級土木技術者、一級土木施工管理技士、環境教育インストラクター、SDGs@ビジネス上級、委員・国際NGOサーフファンデーションジャパンアドバイザリーボード、土木学会建設マネジメント第三種小委員会委員長、桜門技術士会会長 |
特記事項 | 資格・技術士(総合技術監理、建設)、土木学会認定特別上級土木技術者、一級土木施工管理技士 委員・土木学会建設マネジメント小委員長、地盤工学会委員会副主査 |
活動の紹介
平塚産業フェスSDGs紹介
平塚市民を対象に地元企業のSDGs活動などについて啓発、ふれあい、SNSを利用した新たな発信を試みた。
流木チップを適用した法面マルチングポット苗緑化の研究
本研究は、法面緑化の技術として課題となっている雑草、外来種繁茂などの抑制、在来自然植生群集木本類による緑化再生を目途に研究
街船日本橋、神田川歴史と自然環境巡り
学術系技術士会主催として日本橋から神田川都内河川を巡り歴史的建造物、自然状況、橋などの解説し都内河川自然のあるべき景観、未来についてワークショップをプロデュースした。
林道に係る砂利道改良AKW工法の開発と紹介
僻地の施工が求められる林道の監理、新設、補修などは制約が多く現地で対応できる工法が求められており、コンクリート舗装などの代替えとして水硬性スラグ、ジオセル、アーマーコートなどの互層構造により急こう配林道、急曲線林道などの砂利道ではガリ浸食、轍が顕著な箇所へ新たな工法を開発し紹介した。この工法はAKW工法として実用化しその考案し実用化した。今後、災害被災地の仮設道路や啓かいなどにも応用できると考えている。
カーボンニュートラル縁石型かご枠の実用化
国立公園内縁石をコンクリートからカーボンニュートラルな縁石へ代替え要望が大学教授から相談され、環境および土木工学の専門家としてかご枠と現地発生スコリアなどを活用した縁石型かご枠SEW工法を実用新案し、製品化として提供するものである。
都内河川から見る橋と護岸
隅田川、神田川などをクルーズしながら、歴史的背景を考慮した橋梁54橋の解説、江戸時代に構築した石積み、護岸などの特徴と史跡について講演、知られざる裏話を通して自然と産業の橋渡しした史実を解説した。
第58回地盤工学研究発表会講演
「砂利道エロージョンに係るジオセルアーマーコートのWT試験」という題目で論文発表をおこない、林道や簡易舗装でガリ浸食した轍ぼれを抑止する新技術を考案し実用化したので講演しその成果を啓発した。
サーフライダーファンデーションアドバイザリーボード
サーフライダーファンデーション土木工学分野におけるアドバイザリーボードを委嘱され様々な海岸工学における課題について助言、支援などをおこなっている。
カーボンニュートラルに寄与する簡易道路の提案
アスファルト合材など工場生産されるものを使用しない常温で砕石路盤をエコウェブジオセルにアスファルト乳剤、バライトダストなどの互層による新たな簡易道路構造の提案、特許出願工法。
第57回地盤工学研究発表会
サウンディング・物理探査「携帯型貫入抵抗力測定装置によるベントナイト砕石品質管理」の題目で ベントナイト砕石NB工法法面部の品質管理として簡易支持力測定器キャスポルとの極めて高い相関から適用が認められ、さらにポータブルコーン貫入試験によるコーン指数ではトラフィカビリティに適用できる高い相関性があることが成果として発表
ベントナイト砕石NB工法の指導
神奈川県最終処分場における遮水構造ベントナイト砕石の施工指導を特許権者としておこなった。
ラレイエス湘南SDGs活動支援
自然エネルギーを利用したサーフィンプールの推奨、外構など間伐材を活用した事業の普及支援を通じてSDGsに取り組むことを推進した。
SFJ七里ヶ浜砂浜喪失現状踏査
国際NGOサーフファンデーションジャパンからの要請により同団体理事同行で砂浜喪失状況を踏査、土木工学の専門家としてアドバイザリーボードを拝命し喪失原因と対策について助言ささた。
技術士会の運営支援理事会
大学技術士会の会長としてSDGsや環境保全に係るテーマ、会報誌への提言をおこない、大学生への環境教育支援した。また、新型コロナ対策としてリモートによる運営支援のマネジメントを推進した。
廃炉地盤工学材料学講義
早稲田大学大学院向け講義地盤工学特論として福島第一原子力発電所廃炉事業に伴う最新トピックスについて解説、今後の方向性など講義をおこなった。
廃炉地盤工学講義「材料学」
W大学大学院生向けの講義福島第一原子力発電所廃炉に係る汚染水対策について自身が開発した遮蔽遮水材料「重泥水材料」の実用化と今後の方向性をトピックスに講義を担当した。
令和元年度 土木学会全国大会論文発表
「不飽和ベントナイト砕石のサクションおよび力学的特性と締固め密度の妥当性」をトピックスとして口頭発表をおこなった。
廃炉地盤工学オンディマンド講義「材料学」
W大学大学院生向けの講義として福島第一原子力発電所廃炉に係るシナリオについて自身が開発した遮蔽遮水材料「重泥水材料」の解説、今後の方向性をトピックスに講義を担当した。
第三回海を愛する政治家フォーラム
パシフィコ横浜インタースタイル会場で第三回海を愛する政治家フォーラムを開催した。本フォーラムは、デジサーフ社の動画配信による公開寸論。三回目の今回は「超党派議員連盟の設立」について意見が交わされた。議連設立の課題点として、利益団体の構築がある。まずは、政治家側が超党派の全国サーファー議員連絡協議会を立ち上げ、SFJと連携して議連設立までの課題を共に乗り越えていくことになった。
放射性セシウム埋設吸着技術の開発
福島第一原子力発電所事故由来焼却飛灰の最終処分に係る埋設時、セシウム漏えい防止ゼオライト混合土の開発及び実用化の支援
神奈川県七里ヶ浜の侵食実態調査
2018 年には七里ヶ浜東部の稲村ケ崎周辺では侵食が進み、従来砂に埋まっていた岩盤が露出するなど、従来にない大きな変化が現れ始めた。そこでこの侵食の実態を明らかにするために七里ヶ浜の現地踏査を行うにあたり、環境カウンセラーの立場で助言要請があり同行した。
特別セッション「原子力発電所廃止措置のための地盤工学(廃炉地盤工学)の創出と人材育成」
地盤工学会では廃炉地盤工学を新たに創出し人材育成を推進しており、福島第一原子力発電所事故における「デブリ取り出しにおける超重泥水の活用方法」について講演した。廃炉までの工程は超長期となるため次代を担う人材育成が不可欠である。その支援として地盤工学会廃炉地盤工学委員会の幹事や学生への指導などを進めている。
建設新技術発表会2017
NETIS(新技術情報提供システム)に登録され、公共事業で採用実績のある新技術・新工法、環境保全に寄与するベントナイト砕石工法NB工法の技術紹介
第82回 水・土壌汚染研究部会セミナー
天然鉱物を主体とする環境汚染対策の取り組みと題して環境保全に係る超長期的な遮水、隔離による技術について講演した
文部科学省:福島第一原子力発電所構内環境評価・デブリ取出しから廃炉までを想定した地盤工学的新技術開発と人材育成プログラム
大学地盤工学研究室の教授と学生の皆様が研究室で試験機や現場の見学およびディスカッションを進めることで教材として研究施設と活動を説明した
海を愛する政治家フォーラム
社団法人サーフファンデーションジャパン主催第一回海を愛する政治家フォーラムで基調講演「福島第一原子力発電所事故放射能汚染対策と廃炉」を題目として講演を要請され実施した。国会議員、県議会議員、市議会議員、町議会議員が参加され多くのサーファーの皆様へ土木技術者の使命と廃炉に向けての活動報告を行った。
社団法人サーフライダーファンデーション(SFJ)諮問委員の参画
SFJが新規活動を進めるのあたりプレスリリースすると共に将来公益社団法人化に係る第三者委員会として諮問委員会を立ち上げ、代表理事から参加要請があり受諾した。今後、環境カウンセラーの立場で諮問委員として活動への指導、助言、意見などを具申していく。
環境に影響する技術者倫理
大学講義として依頼を受け環境影響に係る技術者倫理について豊洲の事例などを交え課題と解決策について講義した。
第一回SFJ運営諮問会議開催
本会が掲げる目標である「公益法人化」について、意見が交わされた。公益法人化を目標とする理由は一般的な認識である寄付金の税控除の優遇の為ではなく、「民による公益の増進」という内閣府が掲げる目標に沿った、政府を補完する役割を持つ市民の組織(NGO)へのアップグレードを目指している旨の理解を求めた。
桜門フォーラム
30.年後の都市計画、衣食住など生活圏の方向性をテーマに大学生を主体とした将来像についてフォーラムを主催した。
土木学会全国大会
生物多様性、ダイバーシティに係る知見をテーマに意見交換、議論を重ね30年後の方向性について検討した。
地盤工学会研究発表会
福島第一原子力発電所事故由来のセシウム汚染廃棄物処理における最終処分事例を報告した。