登録年度 | 2003年度 |
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氏名 | 梅原 徹 (ウメハラ トオル) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 大阪府箕面市 |
主な経歴 | 昭和50年以降、一貫して自然環境、とくに植物と植生の保全と復元に関する調査・研究にたずさわってきた。植生復元手法としての森林表土のまきだしの実用化をはたし、モニタリングを継続している。このほか、地方版レッドデータブックの大阪府版(植物)の候補選定にたずさわった。 |
特記事項 | 技術士(環境部門)、国土交通省河川水辺の国勢調査スクリーニング委員 |
活動の紹介
植物観察会~準絶滅危惧種「タコノアシ」を見に行こう!
大阪府石川河川公園管理事務所の依頼で、5月に続き、石川河川公園自然ゾーンにおいて植物観察会を実施した。外来種が多い公園だが、準絶滅危惧種のタコノアシの生育もみられるので、定期的な攪乱に依存して生育する絶滅危惧種の生育立地や生態を解説した。
植生学会28回大会プレイベント「大阪市立自然史博物館植物標本庫見学ツアー」
植生学会28回大会のプレイベントして実施された大阪市立自然史博物館の植物標本庫見学ツアーで植物標本の作製を実演、標本にまつわる話題を参加者に解説した。
大阪市立自然史博物館友の会合宿代替事業「河辺生きものの森」観察会
大阪市立自然史博物館友の会合宿代替事業「河辺生きものの森」で特別ゲスト講師として森の植生のなりたち、植物相の特徴などを解説した。
植物観察会~準絶滅危惧種「カワジシャ」を見に行こう!
大阪府石川河川公園管理事務所の依頼で、石川河川公園自然ゾーンにおいて植物観察を実施の予定だったが、雨天で野外の観察会は中止し、代わりに「植物屋の覚え書き・石川編」と題するパワポを使い、植物の変遷と河川整備について解説した
公開講演会「金剛山の自然と植物」で講演
公開講演会「金剛山の自然と植物」で、「博物館の標本整理から気づいたこと」大阪市立自然史博物館講堂
近畿植物同好会の依頼で表記の題で講演、インターネットで同時配信された。
植物観察会~準絶滅危惧種「タコノアシ」を見に行こう!~.
大阪府石川河川公園管理事務所の依頼で、石川河川公園自然ゾーンにおいて植物観察会を実施した。外来種が多い公園だが、準絶滅危惧種のタコノアシの生育もみられるので、定期的な攪乱に依存して生育する絶滅危惧種の生育立地や生態を解説した。
保全活動現地指導
奈良県桜井市三谷の「山野草の里づくりの会」で絶滅危惧種を含む草原の保全活動を現地指導した。
植物観察会~準絶滅危惧種「カワジシャ」を見に行こう!~
大阪府石川河川公園管理事務所の依頼で、石川河川公園自然ゾーンにおいて植物観察会を実施した。外来種が多い公園だが、準絶滅危惧種のカワジシャの生育もみられるので、定期的な攪乱に依存して生育する絶滅危惧種の生育立地や生態を解説した。
山門水源の森会員研修
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会の会員研修として、ブナ林の保全活動を現地指導した。日本のブナ林の植生類型、更新様式などを解説し、シカの食害によって失われた林床植生の回復、優占種の更新などについて現地指導した。
講演「外来植物―定義・問題から対策まで-」
認定NPO法人シニア自然大学からの依頼で、植物科学生対象の講演会.ゆめホーム「ゆめ」かなえる港区民センター第2集会室で実施.2コマ180分間、パワポを利用して約40人を対象に、表題の内容を講演した。
関西広域連合「関西の活かしたい自然エリア保全・活用事業検討会」
関西広域環境保全計画にもとづいて選定・公表された生物多様性保全上重要な場所「関西の活かしたい自然エリア」の保全、普及、活用をはかるため、複数のエリアを結ぶエコツアーモデルコースを3回にわたって検討し、一部、体験学習ツアーを催行した。
大阪自然史フェスティバル番外編シンポジウム「新型コロナウィルス下での観察会を考える」
例年開催の大阪自然史フェスティバルが新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から中止されたので、代わりにオンラインでのシンポジウムを企画、主催した。
野外観察会にあたって、COVID19への対応に苦慮している団体への情報提供の観点から、コロナ禍における観察会の7事例を紹介してもらい、総合討論を実施した。野外観察会のコロナ禍における実施事例の紹介という初めての試みであったために注目され、11月17日まで見逃し配信を実施し、当日だけで700人以上、見逃し配信を含めて1000人以上の視聴が確認された。