登録年度 | 2003年度 |
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氏名 | 宇野 浩 (ウノ ヒロシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、産業 |
主な活動地域 | 奈良県奈良市 |
主な経歴 | 松下電器(株)(現:パナソニック(株))のホームプライアンス分野の研究所で太陽熱利用、蓄熱、熱電発電など、熱利用機器の研究開発に従事。平成14年から環境マネジメントシステムを事務局責任者として推進。平成22年から高専で、ものづくり科目に環境配慮も含めて授業担当。地域と連携して小水力発電も推進。 |
特記事項 | 技術士(機械部門)、エネルギー管理士、エコアクション21審査員、ISO14001審査員補、他に建築士、LPG設備士など省エネ関連の資格数種を保有。 |
活動の紹介
環地域おこし用伝統的木造水車完成の住民勉強会
徳島県勝浦町で地域おこし用伝統的木造水車の設置完了で地域住民勉強会を50名を対象にしました。設置目的、設置場所の確定、水車寸法と方式の確定、製作日程など、取り組み経過を振り返りながら説明しました。今後は子供達への環境教育に利用する構想も説明しました。
岸壁などに設置する波力発電 改良3次装置の開発
日本実験力学会年次講演会で「岸壁などに設置する波力発電装置の開発 改良3次装置の開発と実証確認」と題して講演発表をしました。
岸壁などから吊り下げ設置して波で発電する装置で、ピコ発電に属します。災害時の非常電源、東南アジア無電化地の家庭などで活用でき、環境にも貢献できることを訴求しました。論文公開後は、この分野の研究者に情報提供できる。
小水力発電に転用した軽トラックで運搬する装置の製作
第32回日本エネルギー学会大会で「自立浮上潮流発電装置の開発 小水力発電に転用した軽トラックで運搬する装置の製作」と題して農業用水に浮かべて係留するだけで発電できる装置の開発内容を約80名の参加者に発表した。軽トラックでへき地にも運搬でき、4人で持ち運べ、設置工事不要で低コスト化が図れる特長を有する。論文公開後は、この分野の研究者に情報提供できる。
波力・潮流発電装置の開発動向
日本実験力学会誌2023Vol.23 No1に「波力,潮流発電装置の開発動向—国内の開発実証の事例紹介—」が掲載された。海洋再生エネルギ-発電は、実用化に向けて筆者の開発装置も含めて、国内の設置地点、方式別にどのような段階になっているか解説した。学会誌購読の研究者に情報発信ができた。
環境マネジメントシステムの活動方法の説明会
、東大阪市の企業の環境保全を担当する社員10名に環境マネジメントシステムによる活動方法の説明会をしました。システムのの構成、推進する書類の作成法、取り組む対象、目標・計画の設定、実際の取り組み、結果の評価などの推進法を説明しました。
奈良県東吉野村のつくばね発電所の見学勉強会
全国小水力発電大会のエクスカ-ションで奈良県東吉野村のつくばね発電所の見学勉強会のお世話をしました。参加者15名。昭和30年代に廃止された発電所を地域おこしを目的に復活させたもので、運営法、地域おこしの種々の活動で学ぶことが多くありました。
第7回全国小水力発電大会の分科会で発表
第7回全国小水力発電大会の分科会(入場者は約100名)で「若者と考える脱炭素社会と再生可能エネルギー」のテーマに沿い、指導した高専学生が発表、私も発言しました。小水力発電を学び、製作にも参加して再エネを学んでいることを発表しました。
徳島県勝浦町の環境教育用小水力発電の設置計画
徳島県勝浦町で環境教育用の小水力発電を設置計画する5名と実地の検討勉強会をしました。設置場所の確定、水車寸法と方式の確定、製作日程など、具体策を討議して決定しました。
水力・波力・潮流の再生可能エネルギ-利用発電装置の開発
日本実験力学会サステナブル・エンジニアリング分科会の研究者15名に水力・波力・潮流の再生可能エネルギ-利用発電装置の開発内容を講演しました。
ピコ発電も災害時の非常電源、東南アジア無電化地などで活用でき、環境にも貢献できることを訴求しました。
徳島県勝浦町地域自家発電研究会で第2回小水力発電勉強会の講師
第1回小水力発電授業の残りと水車の見学会を実施しました。授業では設置計画、工事法、運用維持を学習し、私が那賀町に設置した上掛水車を見学し構造を説明しました。参加者10名は設置を目指すイメ-ジができました。
徳島自然エネルギービジネスマイスター講座(小水力)の講師
徳島県とNPOが主催する再エネ事業の起業家を育成する講座で、小水力発電について10数名の受講者に講師を務めました。渓谷、農業用水など未利用地が存在し、事業として有望で地域活性化にもなることを講義しました。
徳島自然エネルギービジネスマイスター講座(太陽光)の講師
徳島県とNPOが主催する再エネ事業の起業家を育成する講座で、営農太陽光発電について10数名の受講者に講師を務めました。農業と太陽光発電を併存して収益増大を図り、農業問題解決への一助になる内容を講義しました。
日本エネルギ-学会大会で潮流発電、波力発電の研究成果を発表
自立浮上潮流発電装置の開発、岸壁などに設置する波力発電装置の開発、と題して海洋再エネを利用した発電装置の開発内容2件を数百名の参加者に発表しました。この分野の実用化研究で貢献できました。
徳島県勝浦町地域自家発電研究会で第1回小水力発電勉強会の講師
小水力発電を設置してエネルギーや自然環境の学習の場にするとともに、水車見学エコツーリズムによる地活性化につなげようと計画した。小水力発電の意義、水車の種類などを講師として10数名に教育した。
城南高校探究クラブの教員と生徒への潮流発電の勉強会
徳島城南高校の探究クラブの教員と生徒6名が潮流発電の調査で来訪された。鳴門の渦潮から発電を発想し、調査されている。開発装置の概要、長短所、次期展望を説明し、生徒からは熱心に質問が出て有意義な討議ができました。
とくしま自然エネルギ-ビジネスマイスタ-講座第2回で講師を担当
とくしま自然エネルギ-ビジネスマイスタ-講座の第2回ソーラ-シェアリングで講師を務めた。農地に設置したソーラ-シェアリング発電所の視察・説明、次にソーラ-シェアリングの概要、事業計画留意点を講義しました。受講者は約50名。
日本エネルギ-学会で波力発電装置の研究開発をオンライン発表
再生可能エネルギ-利用の実用化をめざし、岸壁などに設置する小型の波力発電装置を開発した。設置のために海底の工事が不要で,悪天候時に2人で装置を外して避難できる特長がある。その開発内容を学会で発表した。実証実験中の装置は環境教育の実物教材にもなる。