登録年度 | 2003年度 |
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氏名 | 山城 篤 (ヤマシロ アツシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 沖縄県宜野湾市 |
主な経歴 | 亜熱帯域の海象、海底地形・底質条件において、生物多様性の高いユニークなマングローブ、藻場及びサンゴ礁の生態系に関しを十年以上調査に携わってきた。近年、赤土流出や高水温に伴うサンゴ礁へのダメージが深刻であり、環境保全のため、サンゴ移植技術や復元手法の技術開発に取組んでいる。 |
特記事項 | 沖縄県の大学で海洋生物学を学び、サンゴ礁生物を中心とした生物群集や環境管理に係る基礎的研究を行い、また建設事業に係る環境調査業務の管理者としての資格を取得した。 |
活動の紹介
陸域植物専門家に対する現地説明
令和5年10月に、○○市の環境影響評価事後調査業務の一環で、高等植物の専門家に対し、対象事業地における環境保全上重要な枯れ谷地形の法肩部や谷部で消失した植生について現地で説明した上で指摘を受けた内容を整理し、事業者に助言した。
沖縄県技術士会創立50周年シンポジウムの研究発表
令和5年6月に、○○県技術士会の創立50周年シンポジウムで、【サンゴ礁の劣化、そして復元】を表題として、海域環境の変化と課題、サンゴ礁の調査手法、サンゴ礁に与えるダメージ、保全対策、保全と再生、今後のサンゴ礁保全の展望について発表した。100人程度
沖縄県環境影響評価審査会での現地説明
令和5年6月に、○○市の環境影響評価事後調査業務の一環で、〇〇県環境影響評価審査会の検討委員に対し、対象事業地における環境保全上重要な湧水、動植物、石灰岩堤、創出池について現地で説明した上で指摘を受けた内容を整理し、事業者に助言した。
○○市の環境影響評価事後調査業務の一環の活動
令和3年12月及び令和4年3月に、○○市の環境影響評価事後調査業務の一環で、重要な植物の代替措置となる移植計画において、移植候補地が公園の利活用区域とバッテングしないよう市関係部署と協議・調整した。
○○市の環境影響評価事後調査業務の一環の活動
令和3年5月から令和4年2月にかけて、○○市の環境影響評価事後調査業務の一環で、造成工事及び文化財発掘調査等に伴い土地改変による重要な植物・動物、外来植物及び地形等への影響の回避・低減等が図られるよう工事関係機関と協議・調整した。
環境影響評価事後調査に対する環境保全措置、配慮事項について
○○市が実施する工事中の環境影響評価事後調査に対して、影響を及ぼす重要な動物に関する環境保全の代償措置(人工湿地の創出)に関する費用を積算及び、昆虫類や貝類の移動を実施に対して指導・助言を行った。