登録年度 | 2004年度 |
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氏名 | 村岡 良介 (ムラオカ リョウスケ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 神奈川県横浜市 |
主な経歴 | 1980年より(一財)日本環境衛生センターに勤務し、廃棄物に関する調査研究、人材育成(講習企画、教材作成、講義)、普及啓発、執筆・出版活動等に従事している。2006年以降、外部機関からの依頼に応じ、廃棄物法制度、資源循環等に関する講義、講演活動、執筆活動に注力している。 |
特記事項 | 2008年より3R・低炭素社会検定実行委員会に属し、人材育成に取り組んでいる。2009年より地方自治体の3R推進アドバイザーとして、事業者の3R推進支援に取り組んでいる。2017年より地方自治体の廃棄物再生技術アドバイス委員を務め、リサイクル製品の認定に取り組んでいる。 |
活動の紹介
(公社)全国都市清掃会議機関誌「都市清掃」寄稿
全国都市清掃会議の依頼で、「感染症流行下における強靱で持続可能な廃棄物処理体制の構築に向けて」をタイトルに、全国の廃棄物処理従事者を対象に行った調査の結果や新型コロナウイルス感染拡大禍の教訓をまとめて寄稿した。
大阪市一般廃棄物適正処理協会・一般廃棄物優良従事者講習講義
2014年度から継続する本講習も通算64回目の講義となった。一般廃棄物処理事業従事者が優良認定を目指す全国でも例の無い取組であり、多くの作業従事者が継続して法制度や労働安全衛生等の基礎・実務知識を習得されている。
伊勢崎市環境事業協同組合安全大会基調講演
同組合からの依頼は3回目になる。会員の安全大会として毎年回開催されており、作業中の事故防止、安全管理が目的であるので、廃棄物処理事業における安全衛生を中心に業務の確実な履行について解説した。
世田谷区廃棄物管理責任者講習講義
世田谷区より運営の委託を受けたアオイ環境㈱の依頼で標記の講義資料(廃棄物処理法と実務知識の解説)を作成し、講師を務めた。なお、この講習は、オンライン配信するため、映像収録に対応した。
東京都産業廃棄物管理責任者講習講義収録
東京都の委託を受けた(公財)東京都環境公社の依頼で講師を受諾し、循環型社会形成推進基本法と廃棄物処理法の解説及び実務知識について講義した。本講習は6回に分けて動画配信されるため、講義はオンラインで行い動画収録、編集された。
3R推進アドバイザー派遣事業
自治体からの依頼で、2006年度から継続して、3R推進アドバイザーとして企業を訪問し、現場診断をしながら、廃棄物の分別管理、3Rを推進するためのアドバイザリー、情報提供を行っている。2020年度からは、プラスチック資源循環アドバイザーも兼ねている。
産業廃棄物再生技術アドバイザー委員会の委員活動
2016年度から委嘱されている同委員として、産業廃棄物のリサイクル認定を受けるための事業の技術的指導、評価のための調査等に携わった。オンライン会議における報告内容を検討し、改善点の指摘と実証、実施のためのカウンセリングを行った。
3R・低炭素社会検定の運営
東京都区内で実施された「第14回3R・低炭素社会検定」の試験のコーディネートと運営監督を務めた。なお、私見に先立ち、10月16日には都区内にて試験対策講習のコーディネートも務めた。
廃棄物処理業団体の「一般廃棄物処理優良従事者講習」の企画・講義
2014年度より、大阪市内の一般廃棄物処理業団体の依頼を受けて、従事者の資質・能力向上を目的とした講習の企画・教材作成・講義を務めており、コロナ禍のために休止していた事業を再開した。今回は、自身が草案した感染症予防対策のためのガイドラインを解説し廃棄物処理法の基礎知識を講義した。
業界団体の資格取得研修会における特別講演
廃棄物処理施設の維持管理業界団体の依頼を受けて、廃棄物処理施設の維持管理に従事される資格者を対象に、「新型コロナウイルス感染禍における廃棄物処理事業の継続」をテーマに講演を行った。同講演内容は、業界誌にも紹介された。
廃棄物資源循環学会企画セミナーにおける講演
学会の依頼を受けて、「COVID-19対策に現状の廃棄物処理システムはどれほど有効か」をテーマに講演を行い、パネルディスカッションにおいて参加者との意見交換を行った。いずれもオンライン参加となった。
MVJ“わかる、学べるセミナー”講演活動
企業の依頼により、企業の担当者50名程度を対象に石綿の除去から廃棄までの知識及び情報を提供する講演を行った。同様の内容について執筆活動も行っている。
3R推進アドバイザー活動
2008年より継続して、自治体の依頼による3R推進アドバイザーとして企業を訪問し、担当者との意見交換、3R推進に関する現場診断、アドバイス活動を行っている。2019年も6社を訪問し、その成果を自治体が主催する産業廃棄物減量化のための事例発表・意見交換会において紹介した。これまでに11年間で57社を訪問し、その成果を『3R事例集』にまとめている。
海外研修生課題別研修講義
NPO団体の依頼を受けて招致された発展途上国の行政官を対象に、日本の廃棄物処理制度及び労働安全衛生に関する知識習得のための講義活動を行った。この活動は、大洋州、東アジア、中南米等の国別に2010年より毎年2、3回行っている。2019年は3回、17か国、延べ19人の行政官に講義をした。
3R・低炭素社会検定実行委員会運営委員
地域や職場等で環境保全活動に従事する・従事しようとする者が、廃棄物の処理と3R、地球温暖化問題(低炭素社会)に関する体系的な知識を習得し、検定により合格者(リーダー)として実践に活用し、連携の場づくりを行う活動に取り組んだ。この活動は、2007年より継続して行っており、公式テキストの執筆、対策講習の講師、検定問題の作成、検定運営に従事している。
一般廃棄物処理優良従事者講習の企画・講義
業界団体からの依頼を受けて、一般廃棄物処理業に従事する方々が業務を確実に履行するために必要な知識を習得し及び資質の向上を図ることを目的とする講習の企画と教材作成、講義、能力認定試験問題の作成及び実施する活動に取り組んだ。この活動は、2013年から継続して行っているもので、年間2回の講座を4回受講し、能力認定試験に合格することにより主催団体の長より「一般廃棄物処理優良従事者認定証」が授与される。これまでに、6年間で3期継続し、延べ1,200名の優良従事者を認定している。
産業廃棄物排出事業者適正処理研修
自治体内の企業約150社を対象に排出事業者責任と法令遵守について講演し、適正処理と3R・廃棄物減量の推進に向けた知識の習得と意識向上の機会とした。
3R推進アドバイザー派遣業務
自治体の3R推進アドバイザーとして6企業を訪問し、3Rの取組に関して現場診断を行いながらさらに3Rを推進するためのアドバイスを行い、その成果を事例集に発信するとともに、企業が参集する意見交換会をファシリテートする。
産業廃棄物適正処理推進研修
自治体内の産業廃棄物排出事業者と産業廃棄物処理業者500社を対象に、法令遵守と3Rの推進について講演し、適正処理と3R・廃棄物減量の推進に向けた知識の習得と意識向上の機会とした。
途上国の行政官に対する廃棄物行政研究
大洋州、東アジア、その他の国々から招致された行政官を対象に、我が国の廃棄物政策、法制度を解説するともに、労働安全の確保のための基礎知識を提供する。
一般廃棄物処理従事者講習
団体の会員を対象に、一般廃棄物処理事業に従事する者約400名に包括的あるいは実務的な講座を解説し、修了認定試験を実施した上で、優良従事者を育成している。
産業廃棄物再生技術アドバイザー委員
県にリサイクル認定を申請した技術や製品を学識者と専門家で構成するアドバイザーが書類審査及び必要に応じて現場診断を行い、認定のための情報確認、整備、判断のための検討を行う。
国際協力機構(JICA)委託による課題別研修
JICAが実施する課題別研修の「日本の廃棄物行政と労働安全衛生」の講師を、同事業の受託団体から依頼された。本年度は南大洋州、東アジア諸国に加え、アフリカ、西南アジア諸国の行政官を対象に、テーマに沿った教材を作成し、講義した。この講師活動は、平成20年度から継続している。
産業廃棄物適正処理推進研修
産業廃棄物処理業者、排出事業者を対象に、国の政策の動向、法制度の解説、廃棄物の減量と3Rの推進に関する実務知識等を内容とする講義をした。本研修は、県の主催で年間で8回、県内で会場を変えて実施されており、平成18年度から継続して引き受けている。
廃棄物処理施設技術管理者継続学習システム(CPDS)運営委員
廃棄物処理施設で選任される技術管理者が、専門知識及び技能を習得し、またその継続的な向上に取り組むことを支援し、評価する制度について、その運用のための基本的な事項及び本年度は認証の付与についても審議した。
一般廃棄物処理優良従事者講習
一般廃棄物許可業者で構成される団体の依頼で、従事者に心構えや法制度、業務と安全のための知識を内容とする講義と理解度を確認し、能力を認定するための試験問題の作成と評価を行った。本講習は、平成25年度からの継続で、400人程度の従事者に対して8回の講義と2階の試験を実施している。
○○県3R推進アドバイザー派遣業務
県の3R推進アドバイザーとして、産業廃棄物排出事業者に対するアンケート調査とその回答内容により抽出した事業者の現場診断、アドバイザリを行い、その成果を県内の産業廃棄物排出事業者を集めた意見交換会で報告するとともに、参加者によるワークショップでファシリテーターを務めた。
全国アスベスト適正処理連絡協議会セミナー
アスベストの適正処理に関係する、関心のある行政、企業担当者と一般市民を対象に、建築物の解体前のアスベスト含有建材調査の必要性と実施状況を解説し、災害対策としての調査台帳整備の必要性について講演を行なった。
一般廃棄物処理施設協議会総会講演
定時総会の開催に合わせて、県下市町村の一般廃棄物処理施設担当者を対象に、ごみの減量化推進のための実務知識について、他市町村等の事例を交えて講演を行なった。
産業廃棄物適正処理研修
県内の産業廃棄物処理業者及び排出事業者を対象に、それぞれ5回ずつ産業廃棄物政策・行政動向、法制度の解説、3R推進、事例紹介等を内容とする講演を行なった。
一般廃棄物処理優良従事者講習
一般廃棄物許可業の作業従事者を対象に、法制度、安全衛生、事故防止等の実務知識の習得と資質向上に関する4回の講義を行い、理解度確認の試験により有料従事者を認定する。本年度は、4月と10月にそれぞれ4回ずつ講義を行なった。