登録年度 | 2004年度 |
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氏名 | 山川 富夫 (ヤマカワ トミオ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 神奈川県小田原市 |
主な経歴 | 平成4年3月にMOA自然農法大学校(静岡県・大仁町)を卒業。その後、自然農法(無農薬・無化学肥料栽培)の技術指導に従事、茨城県・群馬県・埼玉県・栃木県で自然農法の地域づくり・生産者づくりや消費者教育に携わってきた。有機JAS法施行後は、普及業務の傍ら検査員として全国に出向。 |
特記事項 | ─ |
活動の紹介
環境負荷を低減する栽培に関するアドバイス
長崎県の有機農業グループに対して、圃場観察を通して、土作り・病害虫防除のための肥料や農薬の選択について助言した。
長崎県における環境保全型農業の調査
長崎県雲仙で有機農業等の環境保全型農業を営んでいる生産者3名を訪問して、栽培環境・就農への動機・生産から流通までの過程を聞き取り調査した。この内容を基に、消費者に対する広報活動を検討した。
環境に負荷をかけない農業への取り組み支援
高知県の有機農業者が取り組んでいるナス栽培に対して、より一層、環境保全型の農法を推進していくために、その基本となる肥料について、現在使用している肥料に対して、生産能力を落とさずに土壌や地下水への負荷を軽減できる有機質を主体とした肥料の施肥設計を提案した。
国内における有機農業の実態調査
5月から4ヶ月間にわたり、有機農業生産者及び、その実施形態、流通状況と消費者に対する広報活動を調査した。今回は新型コロナウィルス渦の中に有り、生産現場や流通現場等に出向くことがなかなか出来ず、主に各種資料に基づいた調査となった。巣ごもりによる、ネット・宅配等が伸びた反面、店舗販売が減少している。有機農業生産者はそれら販売チャンネルへの依存度によって、明暗が分かれている。