登録年度 | 2004年度 |
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氏名 | 杉山 崇 (スギヤマ タカシ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、水質 |
主な活動地域 | 群馬県伊勢崎市 |
主な経歴 | 現在、プロファ設計(株)環境研究所にて、自然環境の計画設計コンサルタント業務に従事。最近は、土壌汚染関連や地球温暖化防止対策に取組んでいる。また、群馬県や伊勢崎市から委嘱を受け群馬県環境GS推進員や環境づくり会議員並びに地球温暖化防止員として環境施策に助言などを行っている。 |
特記事項 | 平成10年一級造園施工管理技士並びに一級土木施工管理技士、平成12年技術士農業部門を取得。平成18年小動物脱出用水路の研究成果を緑資源機構と共同特許出願。 |
活動の紹介
ビオトープについての意見交換
くられ氏(科学監修/作家)とビオトープについての意見交換を行った。ビオトープについての計画設計、維持管理など提案を行った。
本を寄付
業務で行った生態系調査を基にした図鑑「多々良沼と城沼に生息する魚たち」を市内の小学校、中学校、図書館等に寄付を行った。依頼元より一定の評価を頂いた。
かいぼり調査への参加
華蔵寺公園において、池の整備計画があり自治体主催でかいぼり調査が行われ、地元の小学生に対して捕まえた魚等の生物についてアドバイスを行った。
群馬県県土整備部との意見交換会
CSF(豚熱)のウイルスを媒介する野生イノシシ対策の一環として河川内で管理伐採が行われていることから河川内における生物多様性の高いエリアにおいて、管理伐採に伴う際の動植物調査を提案した。
水質調査における六価クロム分析の基準値について
令和4年度群馬県県土整備部との意見交換会において、2022年4月1日より、環境基本法第16条に基づき定められている水質汚濁に係る環境基準の「人の健康の保護に関する環境基準」及び「地下水の水質汚濁に係る環境基準」の六価クロムが、改正前基準値0.05mg/L以下から改正後基準値0.02mg/L以下に基準値が改正されたことを受け、県土整備部で行う水質調査における六価クロム分析においても基準値0.02mg/L以下が適用されることを提議し協議を行った。
六価クロムにおける基準値0.02mg/L以下を基準値の採用について
令和4年度北関東三県環境測定機関連絡会において、群馬県は、令和4年度より「群馬県土砂等による埋立て等の規制に関する条例」(管轄部署:廃棄物・リサイクル課)において六価クロムにおける基準値0.02mg/L以下を基準値として採用したで他県の情報と工事等における影響について意見交換を行った。
デジタルデ-タにおけるリスクと情報管理について
群馬県計量協会環境分科会における企業コンプライアンス違反防止に係る座談会において、環境分析データがPDFなどのデジタルデ-タでやり取りを行うことが増えてきたことによるリスクと情報管理について提案を行った。
SDGsに関する活動を提案
(一)全国地域活性化支援機構の理事会において、
SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一つとして研修会資料のデジタルデ-タ化を提案した。紙媒体の場合必要以上の資料(紙)が無駄になる現状に合った。
群馬県環境保全課と環境分科会との意見交換会
2021年8月9日に国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による、第6次評価報告書の中で、「人間の影響が大気、海洋および陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」との公表があった。そして、その報告を受け、小泉環境大臣が「カーボンプライシングをはじめ大胆な政策強化に全力を尽くさなければならないとの思いを新たにした」と発表していた。群馬県においても今後、温暖化に関連する環境モニタリングや、温室効果ガスの排出管理等の環境測定を行うことを提言。
環境白書研修会
環境白書を元に群馬県の環境課題への取り組みや活動結果、今後の環境負荷低減活動等について協議、提言。
群馬県県土整備部と環境分科会との意見交換会
R3年7月に熱海市で土石流災害が発生し、盛土として利用された土砂からコンクリ-ト殻やプラスチック片などが混入した建設残土であった事例を元に、群馬県で行われた開発当該地において建設残土の土壌調査(土壌分析)の推進と今後施工者に対し工事などで使用する建設残土について土壌調査(土壌分析)を行うよう提言。
洪水時におけるダム放流に対する水質分析と生態系調査
洪水時におけるダムの貯水機能調整から試験的に放流した時の河川における水質分析と生態系調査を提案。
2時間で学ぶSDGs
団体所属の各業種の経営者が集まり体験型カードゲームで楽しみながらSDGsの本質を理解し、自然環境の仕組みを参加者が話し合う活動を企画提案。