登録年度 | 2004年度 |
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氏名 | 中井 八千代 (ナカイ ヤチヨ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 東京都練馬区 |
主な経歴 | 容器包装の3Rを進める全国ネットワーク副運営委員長。「容器包装以外のプラスチックのリサイクルの在り方に関する懇談会(:環境省・経産省)」委員。環境カウンセラー。廃棄物資源循環学会市民会員。市民提案の循環型社会をめざす会代表。EPRデポネット運営委員。 |
特記事項 | 「子どもにできる地球に優しい24時間(学陽書房)」「育てよう!廃棄物会計(合同出版)」他。 「市民のレジ袋削減への取り組み」、「消費者からみた容器包装プラスチックのリサイクル」 、「進化する自転車レンタル・シェアリング事業」、「市民が求める容器包装リサイクル法のあり方」 |
活動の紹介
「リサイクルセンター・環境教育の一端を紹介」
大正大学の教授+20人の学生を迎えて、リサイクルセンターで実施している環境教育の一部を紹介①フードマイレージゲーム(地産地消)、②実験!プラスチックは土にかえるか?(土に8か月埋めたプラスチック、紙、木綿、化繊はどうなる?)、③海洋プラスチックごみの減らし方をみんなで考えよう!(今自分にできること)について等をPPTを使ってクイズ形式で詳しく説明。クイズに答えながら、熱心に聞いてくれた。他にフードドライブについても。
「全国スーパーマーケット環境調査」
京都・グリーンコンシューマーグループからタイトルの呼びかけがあり、サミット、西友等のスーパーにおけるプラスチック使用実態調査を友人たちと実施した。
野菜や果物のほとんどがプラスチックの袋入り・ラッピングされている実態を確認。特に採れたて地元野菜すら、同様だったことは、残念であった。魚や肉も同様であり、使い捨てプラスチックが大量に使われている実態が明らかになった。
「プラスチックごみを減らすには〜今、私たちにできること」
〇〇市青少年健全育成地区委員会の企画で、子ども向けの動画も含めてテーマに沿って講演した。
参加者は、大人約30人、子ども約20人位。
校長先生も参加して下さり、ペットボトル配布は気をつけるとの話があった。
「プラスチック削減オンライン連続セミナー」
タイトルの連続セミナーを、企画・運営・実施
6/14 農工大 高田秀重教授 (参加112人)
7/4 早大 大河内博先生 (参加115人)
10/2 国環研 田崎智宏室長 (参加108人)
11/20 農水省 川端匡課長補佐他 (参加87人)
12/5 サイエンスライター 水野玲子さん(参加101人)
ゼロウェイストを実現するための実践
関西学院大にて、ゲスト講師としてSDGs実践特別演習の中の、ゼロウェイストを実現するための実践と題して、授業を実施。「どうしたら実現できるか」「実現するためにはどんな変革が必要か」また、関学というキャンパスでゼロウェイストを実現するにはどうすればいいかについて、具体的な実践例を話した後、学生をグループ分けして、キャンパスの実地調査とまとめの発表。14名参加。
「ごみの出し方が変わる? 「プラスチック資源循環法」について」
大学で、プラスチック資源循環法について、ゲスト講師。
講義後のレポートのテーマを下記に設定。
「1: あなたはプラスチックについて、以下のどれが最も問題だと思いますか?それはなぜですか?
プラスチック容器包装・プラスチック製の製品・プラスチックのリサイクル・海洋のプラスチック汚染・その他(具体的に)
2: 上で取り上げた問題への取り組みに、プラスチック資源循環法は[有効/有効ではない]と思いますか?それはなぜですか?」参加: 約40人
青少年育成地区委員会主催「スポーツごみ拾い大会」
子ども達がスポーツとして街中のごみと向き合うことにより、改めて街を知り、同時にごみを捨てない、街の美化や環境を守る、環境意識の高い子どもへと成長することをめざして開催。【SDGs11、12、14】
参加した子ども達は、チーム対抗の楽しさと、ごみ一つない町の達成感を味わった。終了後、海洋プラスチック汚染のパネル展示を見学し、川から海へ運ばれるごみを減らせたことを実感した。参加:子ども48人、大人52人
関西学院大学「SDGs実践特別演習」「ゼロウェイストを実現するための実践」
授業を通じて、「キャンパスでSDGsを実現するた
めのアクションプランの作成」をめざし、ゲスト講師として「ゼロウェイストを実現するための実践」について、「どうしたら実現できるか」「実現するためにはどんな変革が必要か」などを、オンラインでゲスト講義をした。(約40人)
板橋区リサイクル推進員委嘱式・海洋プラスチック汚染講演会
これからリサイクル推進を担って行く推進員の皆さまにこそ、海洋プラスチック汚染の現状を知ってもらい、日本の対策や各国の対策を把握してもらう貴重な機会になった。
みなさん、熱心に聞いて下さり、今後の活動に期待したい。参加:約100人
やまなしプラスチックごみ削減サミット
「海を待たない山梨県からプラスチックごみの海への流出を減らそう」をテーマに、実際の行動に結びつける機会になるよう、市民、自治体、事業者を対象にして開催されたサミットに、基調講演として参加。パネルディスカッションでは、市民、自治体、事業者に本人も加わり、プラを減らすための前向きな意見交換が行われ、これからの連携活動の大きな指針となった。約60人(含むオンライン参加)
SDGsつくる責任とつかう責任-海洋プラスチック汚染の現実とその対策
毎年、大学のゲスト講師として講義。海洋汚染がマスコミ等でも多く取り上げられてきたことから、学生の集中力が高まってきました。レポートの内容も、近年は真剣に海洋プラスチック汚染対策に取り組む姿勢がうかがえる真摯な意見が多くなりました。
プラごみ親子学習会
SDGs14「海の豊かさを守ろう・海洋プラスチック汚染をなくすために私たちに出来ること」をテーマに、クイズを交えた親子学習会を開催。小学1年から中学1年まで、25名の子どもと親が参加。熱心にメモを取り、後にプラごみ新聞を作って教室に張ったり、ポイ捨て禁止のポスターを描いて、公園に張り出された等の嬉しい報告がありました。
海洋プラスチック問題を解決するために・容器包装を見直そう。
ecoカレッジリサイクル推進サポータースキルアップ講座としてオンラインで実施。良く勉強しているメンバー向けに、より高度な内容で実施。質問も多く、今後に向けて、地域リーダーとしての活躍を期待しています。
容器包装を見直そう
市民交流大学主催2回連続講座。1回目の学習会終了後、2回目までにポイ捨てやカトラリー配布状況等を調べてくることを課題にし、2回目はワークショップ形式で、調査した現状の問題点の洗い出しと、今後、どういうことができるか等の深めた話し合いができました。
プラスチック削減連続オンラインセミナー
海洋プラスチック汚染に関する現状や対策について、毎月1回、各分野の専門家(学識者等)を招いてウェビナーを9回開催。全国から合計1,140人の参加がありました。各地で地域リーダーとして広めてくれることを期待しています。
はじめよう! ~脱プラスチック生活~
海洋プラスチック汚染の現状と対策について講演(中井)の後、4グループに分かれ、今できることについてワークショップを実施。①家庭に対するテイクアウトに関するアンケートの実施調査②ごみ拾いと自販機のマッピング③トレーや牛乳パックなどの回収、容器持参可等のスーパーをマッピングする④レジ袋削減調査などの貴重な行動計画が発表され、今後に向けて「脱プラアクションプロジェクト」を立ち上げることになった。
マイクロプラスチック問題の本質 ~何が問題となっているのか~
大学のゲスト講師として海洋プラスチック汚染の現状と対策を講義。サーキュラ―エコノミーの説明は初めて聞いたこと。今後の日本には必要な施策であるとのレポートが多数寄せられた。「海ごみ対策地域リーダー養成講座」
海洋プラスチックごみの 減らし方をみんなで考えよう!
小学校4年生の男女4人と親4人、他に大人が15人程参加。優しく、クイズ形式で海洋プラスチック汚染と対策の話をした後、4つのグループに分かれて、会場周辺のごみ拾いを実施。子供たちは先を争って植込みの下や道路のごみを拾っていた。PETボトルも多かったが最も数が多かったのは、たばこの吸い殻だった。」「海ごみ対策地域リーダー養成講座」
まだ間に合う! 海洋プラスチックごみの減らし方をみんなで考えよう
広い部屋でソーシャルスタンスを十分にとって実施。中井の講義の後、5グループに分かれて、今、何ができるかについてワークショップを実施。地域のごみ拾いを一人、親子、グループで実施する。カトラリー調査を実施するなどの具体的な提案が出された。「海ごみ対策地域リーダー養成講座」
マイクロプラスチック問題の本質~何が問題となっているのか~
海なし県である長野県は、日本海、太平洋へと流れる河川の上流県の責務として「信州プラスチックスマート運動」「海ごみ対策地域リーダー養成講座」を実施。
長野市のリサイクルプラザで参加人数を30人に制限して開催。講師中井がオンラインで講義、高校生、企業、行政、NPO、団体、個人など多様な顔ぶれが受講した。また、講義前の午前中には犀川河川敷でごみ拾いを実施。拾ったごみの総計487点で軽トラック約1台。内訳はレジ袋、ペットボトル、農業用資材など、その多くは使い捨ての容器包装プラスチックだった。