登録年度 | 2004年度 |
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氏名 | 杉本 裕明 (スギモト ヒロアキ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、大気、3R |
主な活動地域 | 東京都府中市 |
主な経歴 | 『環境省の大罪』(PHP研究所)『ゴミ分別の異常な世界』(幻冬舎)『赤い土-なぜ企業犯罪は繰り返されたのか』(風媒社)『廃棄物列島日本』(世界思想社)、など環境関連本を多数著す。「NPO法人・持続社会を実現する市民プロジェクト」理事として講演、市民活動を展開している。 |
特記事項 | 廃棄物関連の業界、メーカー、市民団体、自治体などの要請で、公演、シンポジウムに出席するだけでなく、いわゆるインタープリーターの役割を担い、解決策を提案している。 |
活動の紹介
岐阜県御嵩町の新庁舎建設問題から各務原市の総合体育館建設問題を考える
タイトルの通り、環境面、財政面等様々な問題点を抱え、町が強行しようとしている岐阜県御嵩町のケースを説明し、その教訓を、各務原市で市長が方針を掲げている総合体育館建設構想について、問題点や課題を語った。出席者は、市会議員、会社員、主婦、市民活動をしている人たちで、活発な論議がされた。
炭素税、リサイクル、リユース、残土問題等
廃棄物、資源循環、温暖化対策等の環境問題の解説記事をWEBサイト、エコトピアに執筆。ヤフーニュース等にも転載され、普及・啓発に努めている。
炭素税、リサイクル、リユース、残土問題等
廃棄物、資源循環、温暖化対策等の環境問題の解説記事をWEBサイト、エコトピアに執筆。ヤフーニュース等にも転載され、普及・啓発に努めている。
岐阜県御嵩町の新庁舎計画について
御嵩町で進められている新庁舎、町民避難施設、保育園の等の移転、新設移転計画について、地球温暖化リスク、残土処理、水害リスク、財政問題などから、町民向けに講演し、160人以上の住民と質疑応答し、計画の概要と問題点を理解してもらった。
岐阜県御嵩町の新庁舎計画について
御嵩町で進められている新庁舎、町民避難施設、保育園の等の移転、新設移転計画について、地球温暖化リスク、残土処理、水害リスク、財政問題などから、町民向けに講演し、160人以上の住民と質疑応答し、計画の概要と問題点を理解してもらった。
廃棄物処理とリサイクルの歴史
廃棄物処理法が制定された前後から現在にいたるまでの廃棄物処理業界と国や自治体の政策・施策の歴史を本「産廃編年史50年ー廃棄物処理から資源循環へー」(環境新聞社)にまとめ、多くの役所、団体、企業、個人に読んでもらった。全国産業資源循環連合会会長で市川環境エンジニアリング社長だった石井邦夫氏の伝記を本「ゴミに未来を託した男 石井邦夫伝」(幻冬舎)にし、日本のリサイクルに貢献した石井氏の取り組みを描きながら日本のリサイクルの歴史を詳述した。
ごみは語る
廃棄物処理とリサイクルの歴史と日本、EUの動きをパワーポイントを使って解説した。
資源循環の将来
廃棄物処理から資源循環産業への転換を図る動きが進んでいる。それは1990年代後半から本格的に始まったリサイクル社会の構築の動きをスタートとするが、2000年代に入り、さらに資源循環社会化の動きが顕著になってきた。政府、自治体、事業者と連続的に懇談を重ねた。
産廃処理から資源循環へ
産廃処理から資源循環へのタイトルで、資源循環に関わる団体の月刊誌で、連載を担当し、その戦後の歴史を読者向けに解説している。2019年度すべて。
環境アセスメント法20年
環境アセス法が制定されて20年になるので、制定の由来、歴史、その後の執行の状況を調べ、月刊誌に発表した。
ある自治体の団体から、環境問題と情報公開のテーマで講師に。
過去の環境にかかわる事件やテーマにもとづき、情報を得るため、国や自治体の情報公開の開示手続きのやり方や実例を紹介した。
エネルギーと温暖化問題の勉強会
原発事故以来、エネルギー問題の関心が高まっている。そのため、再生可能エネルギー問題を中心に市民が集まり、勉強会を行った。
太陽光、風力、地熱などについて、利点と問題点を整理した。
ごみは語る
国立市の依頼で、公民館で、ごみは語ると題して2時間講演した。
廃棄物をめぐる様々な仕組み、できごと、いま、何が問題になっているか、EUの動向、日本の廃棄物政策の動きなどを網羅した内容を一般市民向けに語った。国立市はごみの有料化を検討しているので、全国の状況、有料化の利点と問題点を開設し、情報提供した。
ディーゼル車に未来はあるか
岩波ブックレットを執筆、上梓。
フォルクスワーゲン社の排ガス偽装事件を契機に、日本でも同様の偽装があったことを紹介し、さらに日本の車の排ガス規制の歴史、現在の問題点、これからディーゼル車はどうなるのか、課題も含めて解説した。
放射性廃棄物問題について
南相馬市を中心とし、被災地を調査。放射性廃棄物と除染土が処分できず、保管され、さまざまな問題を抱えていることがわかった。