登録年度 | 2004年度 |
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氏名 | 大西 文秀 (オオニシ フミヒデ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、地球温暖化、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 奈良県生駒市 |
主な経歴 | 博士(学術)、大阪環境カウンセラー協会・OECA会員。専門は環境情報科学、地理情報システム・GISによるヒトと自然の関係・環境容量の可視化。総合地球環境学研究所プロジェクトコアメンバー、土木学会地球環境委員会委員、日本建築家協会環境行動委員会オブザーバー、流域圏学会理事など歴任。 |
特記事項 | ヒト自然系からの未来警鐘(2019)、流域圏からみた日本の環境容量(2013)、環境容量からみた日本の未来可能性(2011)、GISで学ぶ日本のヒト・自然系(2009)など出版。日本未来デザインコンテストベスト9、環境情報科学センター賞、地球環境優秀講演賞、流域圏学会賞など受賞。 |
活動の紹介
地球環境問題のスタートライン・ヒトと自然の関係を探る:ヒト自然系からの未来警鐘
地球環境問題を引き起こすのはヒトである。この要因となるヒトと自然の関係を、環境容量の現状を通じ解説し改善を進めた。著書『ヒト自然系からの未来警鐘』を用い、日本の環境容量の5指標(CO2固定容量、クーリング容量、生活容量、水資源容量、木材資源容量)の厳しい現状や、環境の相互関係や階層性、改善シミュレーション、未来へのヒントと警鐘を解説した。ヒトと自然の関係の改善や、土地利用や流域の再生の必要性を、GIS・地理情報システムを用い可視化・定量化し、環境問題の根源的な要因を共有し改善を進めた。
流域の環境容量からSDGsと30by30を学ぶ:未来と暮らしへのレクチャー228画像
日本の流域環境容量の現状から、SDGsや30by30の理解を深め普及を進めた。著書『ヒト自然系からの未来警鐘』を用い、流域の環境容量(CO2固定容量、クーリング容量、生活容量、水資源容量、木材資源容量)の厳しさや、環境の階層性、改善シミュレーション、未来へのヒントと警鐘を解説した。流域のヒトと自然の関係や土地利用の再生について、GIS・地理情報システムを用い可視化・マップ化し定量的に学習し、SDGsや30by30推進への見過ごされがちな情報や課題を共有し、認識を深め普及を進めることを目指した。
環境容量から学ぶSDGs:ヒト自然系からの未来警鐘:未来と暮らしへのレクチャー228画像
環境容量の視点からSDGsの理解を深めた。近著『ヒト自然系からの未来警鐘』をテキストに、我が国のCO2固定容量、クーリング容量、生活容量、水資源容量、木材資源容量の環境容量の現状や、環境問題の階層性、改善シミュレーション、未来へのヒントと警鐘について、画像を用い解説した。環境問題の根源である、ヒトと自然の関係を、GIS・地理情報システムにより可視化・マップ化し、定量的に学習することにより、見過ごされがちな、SDGs達成への課題を、参加者と共有し改善への議論を進めることができ、有意義であった。
ヒト自然系からの未来警鐘:未来と暮らしへのレクチャー228画像:GIS Map Book for our Future Alarm
近著『ヒト自然系からの未来警鐘』をテキストにして、可視化ツールである、地理情報システム・GISを活用し、日本各地の、CO2固定容量、クーリング容量、生活容量、水資源容量、木材資源容量の厳しい現状や、改善のためのシミュレーション、また、未来へのヒントと警鐘について、画像を用い解説した。環境問題の根源である、ヒトと自然の関係を、GISにより可視化・マップ化し、定量的なガイドラインを解説したことにより、参加者と、身近な環境の厳しい現状を共有し、その改善について議論を進めることができ、有意義であった。