登録年度 | 2005年度 |
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氏名 | 尾形 和徳 (オガタ カズノリ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 福島県福島市 |
主な経歴 | 各種廃棄物の適正な収集運搬及び処分ルートのコーディネート、減量化及び再資源化、ゼロエミッション等を総合的に提案し推進している。また、電子マニフェストシステムの導入による事務コスト削減や環境ビジネスモデルの提案、それらに関連するコンピュータシステム等の開発にも携わっている。 |
特記事項 | 公害防止管理者水質関係2種、危険物取扱者乙種全類、二級ボイラー、特別管理産業廃棄物管理責任者を取得。東日本大震災においては、内陸部での災害廃棄物仮置場における分別や作業手順指導等を担当。【研修履歴】2013東北、2009東北、2007東北、2013東北 |
活動の紹介
イベント開催時の発生廃棄物発生量推計及び受入処分方法の企画
イベント開催時の参加予定人数、出店店舗数を基に発生する廃棄物の種類及び発生量を推計、また、再生利用を前提とした分別方法とその集積場所の配置などを提案した。
合わせて、業者の選定、一般廃棄物・産業廃棄物に係るイベント主催者と収集運搬業者、産業廃棄物のイベント主催者と収集運搬・処分業者の適正契約の確認を行った。
住宅外構・エクステリア工事に係る環境負荷低減商品提案パッケージの企画
新築住宅やリフォームに係る外構・エクステリア工事の際、環境負荷低減を目的としたパッケージの企画を行った。
主たる提案内容は以下の通り。
課題1)居宅内の日射による温度上昇抑制(冷房効果向上、使用電力削減)
対応1)窓に日よけシート(シェード)の設置による室内温度上昇抑制。天然芝植付による気温上昇緩和。
課題2)ウッドデッキの長寿命化(廃棄物削減及び長期使用可能商品の提案)
対応2)木製デッキは劣化が激しくメンテナンスも煩雑である。その為、100%リサイクル樹脂と木粉の人工木を利用したデッキを提案。
課題3)水資源の有効活用(資源の有効活用、洪水抑制)
対応3)雨水タンクを設置(雨どいから配管にて雨水を貯留)し「植物の水やり」や「打ち水」に活用する。合わせてゲリラ豪雨時の河川等への流入水量の抑制。
課題4) 電気自動車社会の推進
対応4) 表札・ポスト・照明を含む機能門柱を設置する際、電気自動車充電装置も内蔵する機能門柱とする。また、カーポートや駐車場築造の際には、EV充電ポールも合わせて設置する。
課題5)地産地消型資材の導入(運搬に係る環境負荷軽減)
対応5)天然石(砕石や石張の平板石)の産地を明らかにし、できるだけ近距離のものを利用する。
環境負荷低減を踏まえた中小零細建設業(土木系)の業務効率化
中小零細建設業者(土木系)の業務の効率化の提案を依頼され、車両の動きを分析したところ、残土捨て場で建設発生土を排出し、そのまま遠方の資材置場へ移動し建材(砂、砂利等)を積込ことが多いことが解かった。建設発生土の排出場所と資材積込場所を同一とし無駄な走行を無くし、また、建設発生土は締固めし易いよう粒度調整の上、客土として販売(再利用)することを提案した。
薪ストーブの煙害について
一般市民より、住宅街における薪ストーブの煙害被害者より相談があった。行政に確認したところ、薪ストーブは最も原始的な暖房形態であり、規制できず対応に苦慮しているとのことであった。その為、煙害の対策として、薪を十分に乾燥させることや、煙突の清掃メンテナンス等の方法がある旨伝えたところ、対策方法を示しながら煙発生宅の方と話をして解決していきたいとの返答があった。
廃棄物の適正処理について
廃棄物の発生状況や現在の処分方法を聞き取り、より環境負荷及びコストが低くなる適正処分ルートの提案。
2020年度活動実績報告提出済
2020年度活動実績報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済