登録年度 | 2005年度 |
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氏名 | 土谷 友彦 (ツチヤ トモヒコ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 水質、地球温暖化、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 栃木県宇都宮市 |
主な経歴 | (財)栃木県環境技術協会の分析担当職員として分析業務を通じ、事業者の環境保全活動に対する助言等を行う。また営業活動を通して、栃木県地球温暖化防止活動推進センター活動に携わり、地球温暖化防止活動に関する啓発、広報活動を中心に取り組んでいる。 |
特記事項 | 公害防止管理者、作業環境測定士取得、高等学校教諭一種免許状取得(理科) |
活動の紹介
PFASについて
Cより、飲料水のPFASについて、問題となっている内容について質問を受けた。汚染の要因や、毒性などの説明を行った。質問内容については理解が得られ、相談者の不安解消に至った。
地下水を飲料水として利用するためには
B事業所より、工場内で揚水している地下水を、受水槽を設置し飲料水として使用する場合、どのような取り扱いを意識しなければならないかとの相談があった。工場内での用途や人数に応じ、行政に届出が必要であることを助言した。
公害防止管理者等受験講習会の講師依頼
Aより、公害防止管理者等(水質)国家試験受験対策講習会の講師依頼があった。依頼内容は、1日目に公害総論・水質概論で3時間、3日目に汚水処理特論・水質有害物質特論の分析分野については4時間の講義依頼であった。資料については、設問に関する動画を作成し、解説に利用した。
PCBの処分について
A事業所よりPCBが含有しているか否かが不明のコンデンサー類について、処分の流れに関する問合せがあった。PCBの処分期限があるため、名盤などから含有の有無を判断し、不明な場合はPCB分析を行い、手続きに移ることを助言した。
産業廃棄物の処分について
Bより、工場内に堆積した粉じんのような産業廃棄物をどのような手順で廃棄すればよいかとの問合せがあった。廃掃法に基づき、必要な分析項目の溶出試験を実施し、その結果に基づいて処理するようアドバイスを行った。
飲料水について
Aより、飲料水の法的な分析頻度や、分析項目に関する問い合わせがあった。水道法により、使用している施設がどのような届けによるものなのかを確認することを助言した。確認後、現在の用途が、飲用井戸としては使用していないことが明確になり、相談者の結論に至った。
水質汚濁防止法の排出水について
事業所より、特定施設を有する敷地から排出される排出水について、どのような経路のものが該当するかとの問い合わせがあった。該当事業所の状況を聞き取り、法の内容にて適切なアドバイスをすることができた。
イベント紹介
8月に事業所より、環境配慮型製品や、地球温暖化防止への取り組みについて紹介する機会を得たいとの相談があり、エコ行動啓発イベントを紹介し、申込、参加に至った。
飲料水の分析項目について
飲料水の分析はどのようなことに留意して項目を選択すればよいかとの相談があった。法、条例、該当土地周辺の立地状況により選択するよう助言し、謝辞を頂いた。
土壌汚染の概況調査について
県内不動産業者より、土地取引に際し、現況の調査として土壌汚染対策法で行うべきか、土壌の環境基準で概況を把握するべきかの問い合わせがあった。特定施設の有無、改変する広さなどから、調査すべき内容を選択し進めていく必要性を助言した。
特定施設の再利用について
他県の不動産業者より、県内の事業所の売買に関し、現在ある水質の処理施設をそのまま使用した場合の届出等の必要性について相談があった。水濁法の特定施設の有無により、行政に相談するよう助言した。
企業の取り組みの場を紹介
10月にA県B市の製造事業所において、自社の環境への取り組み、製品について紹介する機会を得たいとの相談があり、D県で開催されるイベントを紹介し、申込、参加に至った。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済