登録年度 2005年度
氏名 鍵谷 司
(カギヤ ツカサ)
部門 事業者
性別
年代 80代
専門分野 大気、水質、環境マネジメント・監査、廃棄物、リサイクル、土壌・地下水、環境アセスメント、騒音・振動・悪臭、エネルギー、化学物質、環境計画、地球環境問題、環境全般、その他
主な活動地域 京都府京都市
主な経歴 (1)ごみ固形燃料化・炭化処理技術の相談・指導・評価、燃料保管時の発熱原因究明や安全対策(2)廃プラリサイクル時に発生する有害微量化学物質による健康被害の原因究明及び対策提案。(3)廃棄物埋立跡場の安全利用。(4)放射線を含む廃棄物汚染土壌取扱時の被ばくと処理及び最終処分方法について提案。
特記事項 三部門の技術士(衛生工学、建設、環境)、甲種危険物取扱者、第一種放射線取扱主任者等の資格。放射能及び放射線の解説・汚染物の処分方法提案。寄稿アドバイザ活動を実践。

活動の紹介

大阪万博建設現場におけるガス爆発事故;発生ガス対策

活動日 2024年12月10日
分野 公害・化学物質
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 研究・発表・執筆
2024年3月に大阪万博建設現場でがス爆発事故があり、大きな社会問題になった。現場は、大阪市の廃棄物埋立地であり、メタンガス等が発生していたので、溶接時の火花によるガス爆発と結論された。事故は建物損害で済んだが重大事故であった。万博協会のガス測定結果を精査し、建屋が建設された場合にメタンが濃縮され、爆発濃度になることに配慮せず、かつ、当初、計画していたガス排気筒も設置されていなかった。安全確保には、建屋周辺に溝を掘り、埋立地盤と切り離すことを提案した。

材料リサイクルから燃料利用へ(Ⅳ)

活動日 2024年6月10日
分野 3R
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 研究・発表・執筆
廃プラのリサイクルが推進されているが、とくに容器包装プラが問題になっている。その他プラは、様々な種類のプラが混合しているので、良質で丈夫な再生品を製造することはできない。しかし、廃プラはもともと原油から製造された製品であり、廃棄されても同じ程度の発熱量を持つ。分別しなくても、汚れていても燃焼するなら問題は品質の許容範囲は広い。石炭代替で資源節約効果も大きいし、二酸化炭素も大きく増えることはない。3Rの取り組みでリサイクルは進展したが、海洋汚染源となっては意味がない。燃焼利用を模索する必要性を述べた

首里城火災原因の究明;発火源、着火物、延焼媒体等を解明

活動日 2024年6月10日
分野 大気
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 研究・発表・執筆
2019年10月末に首里城が全焼した。那覇市消防局は、焼け跡の現場調査では、物的証拠が確認できなかったとして「原因不明」と結論した。しかし火災の様子は、4台の監視カメラに捉えられており、公表されている。映像が捉えた状況証拠から、発火源は、見学通路上の照明灯コードであり、これがショートして発火し、通路の防炎マットに着火し、炎を出すことなくくすぶり続けたことが燃焼拡大、全焼した要因であることを明らかにした。

磯焼けの現状と藻場再生の取り組み事例の紹介

活動日 2024年6月10日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 研究・発表・執筆
我国の8割の都道府県の沿岸部で磯焼け(藻場消失)が起こっており、海洋生態系をはじめ漁業に重大な影響がでている。その原因は、海水温の上昇、植食性動物(ウニやイスズミなどの魚類)、鉄イオン不足、栄養塩不足などが単独あるいは複合して起こるとされている。長崎県壱岐島では、コンクリート藻礁よりも多機能性の特殊藻礁による藻場再生の実証試験が行われている。その結果を、従来のコンクリート藻礁と比較すると数倍も生育が早いことが実証できた。なお、特殊藻礁は、アルカリ溶出防止、栄養剤、溶解性鉄を混錬した藻礁である。

-

活動日 2023年4月1日
分野 地球温暖化
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 普及啓発
 環境カウンセラーの活動は、専門家ではないので、かなり難しい。清掃活動や市民に対する啓蒙などが主流となるが、実力不足を感じる。単なる知識の受け渡しでは、活動自体も縮小しかねない。プラごみ削減イベントの支援をした。参加者が数百人と多かった。

-

活動日 2023年4月1日
分野 地球温暖化
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
環境カウンセラーグループで、香川県三豊市トンネルバイオ施設を見学した。ここは生ごみを含む可燃ごみを発酵熱だけで乾燥し、堆肥及び固形燃料の原料を製造している。これを石炭ボイラ7で使用することにより二酸化炭素排出量を1万トンも削減できるという。技術的長所と短所を精査し、当該技術の採用条件を寄稿した。

-

活動日 2023年4月1日
分野 地球温暖化
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 研究・発表・執筆
 シンポジウムで藻場消失原因をテトラポットの大量投入に伴うアルカリ化により、海中の溶解鉄が除去され、海藻の光合成が阻害されると発表した。一方、藻場回復の実例にアルカリ溶出防止と溶解鉄を吹き付けた藻礁が大きな効果が発表された。理論と実践から藻場回復の切札として期待されている事実を発表した。

-

活動日 2023年4月1日
分野 地球温暖化
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 研究・発表・執筆
首里城火災原因について那覇市消防局が「原因不明」と結論し、責任者不在のまま再建が始まっている。火災状況は、監視カメラに記録され、状況証拠が残っている。電気室での電気的トラブルを発火原因としながら火災跡地に物的証拠がないとの理由で原因不明としている。銅線の溶融痕分布から短絡によることを明らかにした。

-

活動日 2023年4月1日
分野 地球温暖化
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
公共投資ジャーナル社発行の環境専門誌「環境施設」に、首里城火災原因究明を4回、廃プラスチックの燃料利用転換を2回、自然エネで脱原発を3回、磯焼け対策藻場回復を2回など寄稿した。字数は各1万字であり、合計で12万字を超える。当誌は、国会図書館をはじめ都道府県図書館等へ贈呈されている。

 波消しブロックは藻場喪失の原因か?

活動日 2022年11月22日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 講演・講師
日本海沿岸部では、海藻が枯れる磯焼けが進行している。これにより魚介類の収穫が大きく減り、漁業に大きな影響が出ている。長年、日本海沿岸部の浅瀬の海藻の状況を観察してきたが、波消しブロックが設置されて以降、海藻の繁茂に影響があった。コンクリートからアルカリ成分が溶出するので、周辺海水がアルカリ性が増し、海中の溶解性鉄が沈殿し、鉄不足になると推測し、海藻類の光合成機能に支障が出るとの試案を紹介した。

廃プラリサイクルの実態~その表と裏~

活動日 2022年8月24日
分野 公害・化学物質
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 講演・講師
容器包装廃プラは、回収後に材料リサイクルやケミカルリサイクルが実行されている。しかし、資源循環でる材料リサイクルは、回収量のわずか25%程度である。このため、膨大な労力と費用を投じられている。廃プラは、石油を原料としているので、発熱量が高く、良質な燃料になる。燃料利用の有用性は、ごみ発電効率に依存するので、現状のごみ発電実態、廃プラ混入時に発電量を算定し、発電効率と化石燃料の節約及び二酸化炭素排出量の削減効果について紹介した。

首里城火災の原因究明;

活動日 2022年3月10日
分野 公害・化学物質
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 研究・発表・執筆
2019年10月31日に起った首里城火災は」衝撃的であった。沖縄県警、那覇市消防局とうが総力を挙げrて原因究明を行ったが、現場から回収されたコードの溶融痕が短絡か、火災時の高熱かを判断できないので「原因不明」とされた。4台の監視カメラが火災の推移を記録していることやネットで電気室の状態が公開されていたことから、おおくの状況証拠に基づいて、発火原因を探った。

2021年度活動実績等報告書提出済

活動日 2021年12月1日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 講演・講師
2021年度活動実績等報告書提出済

2019年度活動実勢報告提出済

活動日 2019年4月1日
分野
対象 子ども
属性 幼稚園・保育園
依頼元 幼稚園・保育園
活動区分 講演・講師
2019年度活動実勢報告提出済

2018年度活動実勢報告提出済

活動日 2018年4月1日
分野
対象 子ども
属性 幼稚園・保育園
依頼元 幼稚園・保育園
活動区分 講演・講師
2018年度活動実勢報告提出済