登録年度 | 2005年度 |
---|---|
氏名 | 野元 彰人 (ノモト アキヒト) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 大阪府大阪市 |
主な経歴 | 魚類や干潟底生動物の生息実態把握調査を数多く実施し、それらの調査結果に基づいて、保全対策のあり方や具体的な保全手法について国や地方自治体に対して提言を行うと共に、小学生や一般市民に対する観察会などの講師として、環境教育にも携わってきた。 |
特記事項 | 技術士(建設環境、水産水域環境)、生物分類技能検定(魚類1級、底生生物1級)。南紀生物同好会、大阪湾海岸生物研究会所属。平成12年度に国土交通省より優秀技術者表彰。 |
活動の紹介
大阪市立自然史博物館
大阪市立自然史博物館主催の自然観察会「海辺のしぜん」に講師として参加する計画であったが、新型コロナの影響により、行事が中止になり、活動することができなかった。
気候変動と生物の分布の関係に関する研究および論文発表
関西自然保護機構から研究助成金を頂き、社内外の研究者と共に気候変動と生物の分布の関連性に関する研究を行い、以下の論文を発表した。
「近畿地方における砂浜性スナガニ属4種の18年間にわたる分布の変容 -2002年・2010年・2019年の比較-」地域自然史と保全(関西自然保護機構機関誌)42(1)45-59.
2019年度 和歌浦干潟「親子生き物観察教室」
和歌山県・和歌山市などが主催する子供向けの干潟観察会において、講師の依頼を受け、専門とする干潟生物の観察やそれぞれの生物についての興味深い話、生態系の仕組みなどについて、子供にもわかりやすい言葉で伝えた。干潟生物や生態系に理解を深めてもらう良い機会になったと思われた。
身近な生き物探検隊 in 南港野鳥園
NPO法人地球環境カレッジが全国3か所でそれぞれの地域住民を対象として実施する環境教育の一環として、大阪では毎年、南港野鳥園において小学生・未就学児童を対象として、植物、鳥、昆虫、干潟生物などについて学ぶ自然観察会を実施している。この取り組みのための、企画・立案、説明パネル作成、等の準備・支援を行った。