登録年度 | 2005年度 |
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氏名 | 馬場 雅彦 (ババ マサヒコ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 大気、水質、環境マネジメント・監査、廃棄物、化学物質、環境教育、地球環境問題、その他 |
主な活動地域 | 兵庫県姫路市 |
主な経歴 | 環境マネジメント構築に従事、現在は神戸環境マネジメントシステム(KEMS)の構築活動、各種企業、区役所、消防署、神戸市立学校のコンサル審査を行う。ひょうご出前教室でゴミ、化学、ISO14001、エネルギーなどについて解説。姫路市環境づくり市民会議メンバーとして、姫路市環境外部監査に出席。 |
特記事項 | 公害防止管理者(大気・水質各1種、騒音、振動)、環境マネジメントシステム審査員補、KEMS主幹審査員、ひょうご出前教室講師、3R推進マイスター、兵庫県地球温暖化防止活動推進員。 |
活動の紹介
環境省主催「うちエコ診断活動」
家庭の省エネ対策として、環境省が家庭のエコ診断ソフトを提供し、うちエコ診断士として登録された診断士により、家庭訪問などで、家庭のエコ診断を行うものである。家電、特に冷蔵庫・エアコンは、毎年トップランナー方式によって省エネ率が大きく進歩している。使用期間が長い家電は、新規購入が、経済効果が高い。太陽光発電の場合、売電価格も安価となり、売電できない場合もある。この電力を有効に使うため、蓄電池を設置することが必要である。この蓄電池購入の補助金を得るためにうちエコ診断も重要なツールである。
ひょうご環境体験館ボランティア活動
この体験館は、子供から大人まで、多くの人々が地球温暖化をはじめとする環境問題について「気づき」「学び」「知る」ことができる体験型環境学習施設である。常設展示品、特別展示品について、その来歴、結果について学習した。
兵庫県中播磨地球温暖化防止連絡会に参画
姫路市に設置されている連絡会会員として、地域の温室効果ガス排出削減、及び温暖化への適応策などを発信し、温暖化防止に取り組む活動を行う。
① 神戸環境フォーラムが主宰する神戸環境マネジメントシステムの審査
神戸環境マネジメントシステム(以下KEMS)は、KEMS規格に基づき、企業がKEMS規格に順守したマネジメントシステムを構築し、順守し、企業活動を行うものである。企業は環境に対する活動を行いその結果を記録する。取組み活動およびその順守状況をKEMS審査員として審査する。
〇〇環境フェステバル 環境クイズを紹介
環境フェステバルで温暖化防止活動グループの活動として、環境問題に関するクイズを7問作り、5者択一で、フェステバル参加者に回答していただき、解答に対する答えと問題解説資料で説明し理解を図った。
〇〇市の水環境
小学校の環境学習のうち、〇〇市の水の成り立ちについて説明した。〇〇市の自然、山間部の山々から、流れ出る河川水、河川水の元となる雨水の発生から、〇〇地域3大河川である、〇〇川、〇〇川、〇川などに流れ、その一部が水道水となり、家庭生活、工場などで使用され、下水道処理場で無毒化・放流と循環の様子を理解してもらった。水の汚れの度を簡易COD(化学酸素要求量)測定器で測定し、色の変化で汚れを見る実験も併せて行い、汚さない・残さないが、地球環境に貢献することを学んでいただいた。
〇〇市の生物多様性
小学校の環境学習の一環として、〇〇市の生物の多様性を説明した。「生物物多様性」とは、地球上の生物が複雑で多様な生態系そのものを示す言葉で、地球上の生命、その中には人やライオン、大腸菌、様々なバクテリアまで多様な生物が含まれており、この生き物たちの命のつながりを「生物多様性」と呼んでいる。「生物多様性」は、この地球という一つの環境そのものであり、そこに息づく生命のすべてを意味する。
環境問題と公害問題を考えてみよう
地球温暖化とSDGsが、話題となっている昨今、日本の環境問題と公害問題について説明した。公害問題は、昭和40年代前後から社会問題となり、公害基本法、その後、環境基本法の制定に至るまで、公害の実態などを踏まえて説明した。「ロハス」活動、環境問題を解決するために、自分たちができること!最後にワンガリマータイさんの「もったいない」の実践などを紹介した。
「ごみ」とは
ごみの発生過程は、我々の家庭生活から始まって、商店、ならびに企業などから、いろいろ出されます。企業から出されるものは産業廃棄物も含まれ、企業の責任で無毒化など、処理をしなければならない原則がある。一般廃棄物、産業廃棄物、特別管理一般廃棄物、および特別管理産業廃棄物について理解を深めた。
うちエコ診断
うちエコ診断士として、家庭のエコ診断を行い、エアコン、冷蔵庫など、最新発売の5つ星マークのものと、10年以上使用されたエアコン・冷蔵庫などの電力使用量を比較し、それに伴う二酸化炭素発生量を比べ、地球温暖化防止と費用の関係を具体的に説明し、温暖化防止の協力をお願いした。
〇〇環境フェスティバル
環境フェスティバルに温暖化防止活動グループの一員として、活動一つのブースを設け、温暖化防止活動パネルの展示、やわらかいプラスティック板を用いた竹とんぼ(プラトンボと呼んでいる)の参加者による作成、LED電球とフィラメント電球の電力消費量の差確認実験などを行い、それに加えて、地球温暖化問題について、クイズを作成し、参加者に回答した頂き、模範解答を付けて回答した。
市内の環境について
市内の環境について、ごみ問題とその量、市内河川の上流・中流・下流の汚染の程度、汚染水の流れによる生物循環、我々の生活を通じて水の使用量と下水処理等、企業活動、物流などを通じて、地球温暖化が起こる関係を具体的に説明。身近な温暖化対策として、すだれなどの活用、打ち水などの効果。太陽光発電の有効性も説明。水の汚れをCOD簡易測定器を用い、喫水域の水、池の水、家庭排水などのCODを測定し、汚染の程度によりCODの濃度変化を生徒に実験してもらい、確認してもらった。
地球温暖化のモデルとして、直系1mの半地球儀を竹ひごで作り、温暖化実験をおこなった。
地球温暖化のモデルとして、直系1mの半地球儀を竹ひごで作り、それにナイロンシートをかぶせ、その中に小さなヒーターを入れ、温める。半地球儀内内の同じ位置ぐらいに二酸化炭素を入れたナイロン袋、および空気を入れたナイロン袋を入れ、それぞれの温度上昇を確認すると、やはり、二酸化炭素復路の方が、少し高温となった。したがって、温暖化は、二酸化炭素層が大きくなると、高温となることの一端が確認できた。
神戸環境フォーラムが主宰する神戸環境マネジメントシステムの審査
神戸環境マネジメントシステム(以下KEMS)は、KEMS規格に基づき、企業がKEMS規格に順守したマネジメントシステムを構築し、順守し、企業活動を行うものである。企業は環境に対する活動をし、その結果を記録する。取り組み活動をその順守状況をKEMS審査員として審査するものである。
こうべ環境マネジメントシステム 審査活動
平成29年1月より12月まで、各種業種の企業について、神戸マネジメントシステムの主幹審査員として計28件の審査を実施し、環境カウンセラーとしてアドバイスを行う機会が得られました。
ごみとは
「ごみ」について、解説を行い、一般廃棄物と産業廃棄物との差、市町村のごみ収集の理由、企業の排出するごみは、一般廃棄物は、市町村が許可した業者に委託すること。産業廃棄物は排出する企業が責任をもって無毒化し排出する。企業内処理ができない場合は、専門業者に依頼し、完全に処分。マニフェストを使用して、自社の産業廃棄物が完全に処理されたことを確認するなどを説明。廃棄物処理法の解説。また、資源有効利用促進法、自動車リサイクル法、家電リサイクル法などを解説し、3Rの重要性を認識していただいた。
ごみとは
「ごみ」について、解説を行い、一般廃棄物と産業廃棄物との差、市町村のごみ収集の理由、企業の排出するごみは、一般廃棄物は、市町村が許可した業者に委託すること。産業廃棄物は排出する企業が責任をもって無毒化し排出する。企業内処理ができない場合は、専門業者に依頼し、完全に処分。マニフェストを使用して、自社の産業廃棄物が完全に処理されたことを確認するなどを説明。廃棄物処理法の解説。また、資源有効利用促進法、自動車リサイクル法、家電リサイクル法などを解説し、3Rの重要性を認識していただいた。
ごみとは
「ごみ」について、解説を行い、一般廃棄物と産業廃棄物との差、市町村のごみ収集の理由、企業の排出するごみは、一般廃棄物は、市町村が許可した業者に委託すること。産業廃棄物は排出する企業が責任をもって無毒化し排出する。企業内処理ができない場合は、専門業者に依頼し、完全に処分。マニフェストを使用して、自社の産業廃棄物が完全に処理されたことを確認するなどを説明。廃棄物処理法の解説。また、資源有効利用促進法、自動車リサイクル法、家電リサイクル法などを解説し、3Rの重要性を認識していただいた。
「環境問題と公害問題を考えよう」
環境問題の現状を紹介し、高度成長期における公害問題、特に人類とエネルギーとの関わりとして、蒸気機関発見から、エネルギーの推移を通じて、二酸化炭素増加、公害問題、ならびに温暖化の関連について、具体的に紹介した。
「化学物質に汚染されつつある現代社会」
化学物質で自然界にあるもの、また、石油発見以来、様々な化学物質が発見され、有用なもの、有害な物質、などを紹介し、食べ物など、生活するうえで、必要で害性の少ない食品、耐性のある体つくりなどを身近なところを紹介した。
「環境問題と公害問題について」
環境問題の現状を紹介し、高度成長期における公害問題、特に人類とエネルギーとの関わりとして、蒸気機関発見から、エネルギーの推移を通じて、二酸化炭素増加、公害問題、ならびに温暖化の関連について、具体的に紹介した。