登録年度 | 2005年度 |
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氏名 | 大内 晴 (オオウチ ハルカ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、水質、資源・エネルギー |
主な活動地域 | 兵庫県西宮市 |
主な経歴 | 農業環境負荷低減の技術探索と導入に従事し、微生物農薬と農業排水浄化微生物に着目。以後、微生物担持木片と二酸化チタンによる水質浄化技術の開発を行う。これを契機にバイオマスの堆肥化とそれに伴う付加価値化技術の開発とその指導、木片を活用した土、水質汚染浄化資材の開発と指導に携わる。 |
特記事項 | 平成14年、環境負荷低減型農薬の開発で大河内記念生産賞(団体)と日本農芸化学会技術賞を受賞。平成16~17年、島根県産業振興財団専門家派遣事業の業務委託を受ける。 |
活動の紹介
丸森・大内にタンチョウ復帰を考える会
・今年も年末にかけて従来通り、ふゆみず田んぼを実施(20ha規模)に漕ぎつけた。食用米と飼料米の各々10haを湛水。目下従来のハクチョウの飛来が記録されず周辺、阿武隈川支流域にも未だ確認されていない。例年よりナベヅルの北帰行が一か月早い事と関係するか注視している。
・釧路のNPOタンチョウ保研究グループ、百瀬理事長が来丸森。復帰の会・梅津代表との面談に会員数人と同席。釧路におけるタンチョウへの鳥ウイルスの感染状況をうかがった。国の分散計画上、緊急事態と認識、海外からも懸念の声が上がっているという。
読売新聞からの取材
「復帰活動」の普及拡大:別件、丸森町ファンの方との縁で読売新聞の取材を受け、「丸森町・大内にタンチョウ復帰を考える会」について記事の中で触れて貰った(8月6日、阪神版)。具体的には縁者、持ち主からの依頼で、米大リーガーのバット、半世紀前の輸入品の素性についての謎解き過程が記事の対象。一部、町当局に寄贈の運びとなり、町広報誌にても取り上げられ、ばっと由来と併せ、「活動」の間接的理解、普及につながった。
鳥凧作りの指導
竹材など地元材料による住民に対する立体の鳥凧作りの指導。作り方の地元リーダー養成。地元「手仕事」グループリーダーでもある「復帰の会」の会員より、資材提供の要請があった。竹ひご、和紙、などて解体見本に鷲凧を一体と合わせ送った。数年前に小学校に寄贈した分についても貸出を受け、見本としている。
環境DNA調査
また、復帰活動取り組みに対するサイエンスアイを入れるとした課題、水系における環境DNA調査についてその後、神戸大学との接触が途絶ている。研究意向はあるとの確認はあったが、その後無音。
「タンチョウ復帰を考える会」の顧問
出身地である宮城県伊具郡丸森町における「タンチョウ復帰を考える会」の顧問について8年目に入った。昨年は、コロナ禍で中止したが、農林水産省の環境保全型農業交付金を受け、以前同様に隣の地域(飼料米作)にも対象地を拡大し、計約20haについてふゆみず田んぼを実施中。ハクチョウの飛来を確認している。
「丸森・大内にタンチョウ復帰を考える会」の裏方支援
地域活性化を目的に顧問として学術分野、タンチョウ保護活動団体などとの橋渡しに冬みずたんぼの実施による生態系の多様性の確保を支援。台風被害復旧の工事が未完で、冬みずたんを二年続けて中止。「鶴供養碑」、活動背景の仮説、江戸時代における鷹狩りの記録を調査し伊達政宗による鷹狩りの間接的証拠を得たた。また、地球温暖化で野鳥の分布変化等が起きている。の背景、なぜ網走、山形県など特定地域に猛暑地が集中するかを調べた。日本の断層地帯に沿って猛暑地が分布することを国土地理院、日本気象協会のデータから明らかにした。
丸森・大内にタンチョウ復帰を考える会、裏方支援 同地区の気象・地理背景
タンチョウ飛来の根拠となる言い伝え、「暑いところ」の背景、猛暑の原因を気象、断層、国土地理院データから次が判明した:
1・2020年網走市を中心としたオホーツク地方のアメダス記録地は地方一帯における断層の分布地とほぼ重なる。帯広を中心とし十勝地方では断層地帯と猛暑記録地の分布がぴたり一致する。
2・所謂この100年間の温暖化傾向の気温上昇傾向(気象庁)と日本における巨大地震(M7以上)の発生頻度とが軌を一にする(明治の地震記録開始以来、wikipedia地震年表から手作業で拾い上げた)。
丸森・大内にタンチョウ復帰を考える会の支援
先信どおり。
丸餅・大内におけるタンチョウ復帰を考える会(宮城県)への支援
少子高齢化による中学校の廃止など、地域が廃れる。地域活性化のシンボルとして7年前により上記の顧問として学術分野タンチョウ保護活動団体などとの橋わたし、活動促進のアドバイスを実施、具体的行動ではこれまで、冬みずたんぼの実施による生態系の多様性の確保。啓もう活動の一環として実物大の立体鶴凧の制作、寄贈、凧揚げの指導などを行ってきた。昨年は当該、阿武隈川水系における台風19号の被害で冬みずたんぼは中止せざるを得ず、活動の中断状態にある。激励の意味もあって地方自治体、関係個人に僅かだが義援金を贈った。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済