登録年度 | 2005年度 |
---|---|
氏名 | 村上 政美 (ムラカミ マサミ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、地球温暖化、3R |
主な活動地域 | 東京都豊島区 |
主な経歴 | ■平成13年「東京都環境学習リーダー養成講座」修了とともに活動開始 ■「こどもエコクラブ」を立ち上げ地域の子どもたちとともに活動(平成13年~現在) ■「プールのヤゴ等生き物学習(ヤゴ救出作戦)」を区内小学校にて実施(毎年10数校)(平成13年~現在) ■「豊島区環境学習講座」企画・運営・講師(平成14年~19年) |
特記事項 | ■豊島区環境審議会委員(平成29年~現在) ■としまヤゴレンジャーの会メンバー ■放課後子ども教室地域コーディネーター(平成17年~現在) |
活動の紹介
「学校プールのエコアップ」授業の指導・実施
6月に「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」を行った小学校に対し、「プールにギンヤンマを呼ぶ仕掛け作り」について助言および現場指導・講義を実施。対象学年:3年生。所要時間:2時限分。実施の流れ:①「トンボの生態」や「エコアップの目的」について解説、②浮舟の作り方の説明、③藁で浮舟を作りプールに投入。なお現3年生は来年度「ヤゴ等のプールの生きもの学習」を実施する予定。他に2校、授業形式ではないがエコアップを実施した。
第5期豊島区環境審議会委員(任期:2022年3月~2024年3月)
第3期・第4期に続き、昨年より第5期環境審議会委員に就任(任期2年)。本年は「環境基本条例」の改正や現行「リーディングプロジェクト」の進捗等についての審議に参加した。また来期は「2050ゼロカーボン戦略」を踏まえた計画に刷新するために「環境基本計画219~2030」の中間見直しおよび目標値等の見直しを実施するとのことで、再度第6期委員へ応募し選考された。(実働は2024年3月より)
引き続き地域住民の目線で区政へ提言を行い、また環境教育の重要性を伝えつつ、よりよい地球環境の構築へ向けて貢献していきたいと思っている。
こどもエコクラブ活動のサポート(代表サポーター)
小学生の放課後対策事業内で実施する「こどもエコクラブ」の代表サポーターとして、活動の企画・運営・指導。月1回1時間、年間10回実施。参加児童数:14名、学年:2~4年生。主な活動テーマや活動内容:3R(リサイクル工作・もったいないとは?・環境マークをさがせ!)、生き物観察(ヤゴ・ビオトープ)、地球温暖化・エネルギー、SDGs等。低学年には難しいテーマもあえて取り上げることにより、発達段階の早期より高い環境リテラシーを持つ人材の育成を目標とし、20年以上前から活動している。
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」授業のコーディネート及び指導
区が小学校へ提供する体験型環境学習プログラムの講師派遣。プールを季節限定のビオトープとし、身近な環境の生態系についての学習を目的とする。また救出したヤゴをトンボに育てるという命の学習でもある。対象学年:小学3・4年生。実施期間:5月中旬~6月中旬。実施校数:17校。事前にプールの下見と教員との打合せが必須。当日は(1)プールの生態系や飼い方の解説、(2)児童が実際にプールに入りヤゴ等の生き物救出の2部構成。自身は13名の指導者の取りまとめ、区との仲介役及び複数校の講師・サポーターとして参加。
学校ビオトープの整備・維持管理および小学校飼育委員会への参加
近隣小学校のビオトープを2019年に再整備。以来、元保護者や同窓生を含む5名で定期的に清掃と生き物調査を行い、学校環境の整備に努めている。生き物の種類も増え、児童が身近な自然に触れる機会を提供でき、とても喜ばれている。また今年度も5・6年生の飼育委員会活動にアドバイザーとして毎月参加。ビオトープ清掃や案内版作り、木の名札付けを行った。児童の成長を間近に感じられる優意義な活動である。
「学校プールのエコアップ」授業の指導・実施
6月に「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」を行った小学校に対し、「プールにギンヤンマを呼ぶ仕掛け作り」について助言および現場指導・講義を実施。対象学年:3年生。所要時間:2時限分。実施の流れ:①「トンボの生態」や「エコアップの目的」について講義、②浮舟の作り方を説明、③浮舟をプールに投入。なお現3年生は来年度「ヤゴ等のプールの生きもの学習」を実施する予定。担任からは「学校だけではできない充実した内容であった。」との評価を頂いた。(※今年は学校からの依頼が遅く10月になってしまったが、ギンヤンマを呼ぶなら遅くとも9月中に実施することが望ましい。)
こどもエコクラブ活動のサポート(代表サポーター)
小学生の放課後対策事業の中で実施する「こどもエコクラブ」の活動をサポート。月1回1時間、年間10回、参加児童数:10~15名、児童学年:2~6年生。主な活動内容・テーマ:3R、リサイクル工作、環境マーク、SDGs、地球温暖化、生き物観察。低学年には難しいテーマもあえてとりあげることにより、早い時期から高い環境意識を持つ人を育てることを目標にしている。コロナ渦では2年間活動休止をよぎなくされたが、ようやく再開できた。
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」授業の指導・実施
主に小学3・4年生対象の体験学習プログラム。実施時期は5月下旬~6月中旬。プールを季節限定のビオトープととらえ、身近な生き物の生態系について学習することを目的とする。また、清掃前のプールに入りヤゴを救出しトンボになるまで育てるという命の学習でもある。
事前にプールの下見と教員との打合せを実施。授業当日は2校時を使い①プールの生態系と飼い方の説明、②児童がプールに入りヤゴ等の生き物を採取・観察の2部構成。本年度はヤゴレンジャーの会として全18校にて実施。自身は全体運営に携わると共に、計8校に参加した。
学校ビオトープの維持管理および栽培飼育委員会への参加
近隣小学校のビオトープを2019年に再整備。以来、保護者や児童を含む5名で定期的に清掃と生き物調査を行い、学校環境の整備に努めている。生き物の種類も増え、児童が身近な自然に触れる機会を提供でき、とても喜ばれている。また今年度も5・6年生の委員会活動にアドバイザーとして毎月参加。ビオトープ清掃や外来種除去の指導、ビオトープ案内版作り、プールのエコアップ(ギンヤンマ呼びよせ筏作り)等を行った。目を見張る児童の成長ぶりを間近に感じられる優位意義な活動である。
第5期豊島区環境審議会委員(任期:2022年3月~2024年3月)
第3期・第4期に続き第5期環境審議会委員(公募)に就任。「豊島区環境基本計画(2019~2030)」に掲げた施策の進捗状況の共有、「環境基本条例」一部改正、「2050としまゼロカーボン戦略」策定についての審議会に参加。これまで区が3年にわたり実施している専門家による学校や公園の樹木・ビオトープの調査に関して、専門家のアドバイスを生かし切れていないこと、現場で管理している方々と連携するシステムの構築が必要なこと、等について発言した。残り1年の任期も専門家の委員の方々から学びつつ、生活者の目線で発言していきたい。
「学校プールのエコアップ」授業の指導・実施
6月に「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」を行った小学校に対し、「プールにギンヤンマを呼ぶ仕掛け作り」について助言および現場指導・講義を実施。感染症対応として4年生は事前にオンラインにより教員へ指導し、教員と児童のみで行った。また3年生には「トンボの生態」や「エコアップの目的」について説明し、一緒にワラで浮舟を作りプールに投入した。なお現3年は来年度「プールの生きもの学習」をする予定とのこと。3年教員からは「学校だけではできない充実した内容であった。」との評価を頂いた。
第4期豊島区環境審議会委員(区民枠)(任期:2020年1月~2022年1月)
「豊島区環境基本計画(2019~2030)」に掲げた施策の進捗状況を審議するための会議へ出席および書面による意見聴取へ回答。区が2月に「ゼロカーボンシティ」を表明したことから新たに「2050としまゼロカーボン戦略(仮称)」を策定することとなり、今年はその内容を中心に活発な意見交換がなされた。第5期公募(任期2年)へも応募し、すでに選定されている。「気候変動」への取り組みは喫緊の課題のため「ゼロカーボン戦略」策定へ貢献すると共に、その進捗状況にも注視していきたいと考えている。
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」授業の指導・実施
主に3・4年生対象の体験学習プログラムである。本年度は区内18校にて実施。自身はリーダー3校、サブリーダー1校、サポーター3校に参加。例年は ①プールの生態系と飼い方の説明 ②児童がプールに入り生きもの採取 の2部構成だが、本年度は各学校の感染症対策に沿い授業形態を一部変更して実施した。〔変更例〕▪採取は大人が行い児童はプールサイド又は室内にて観察&写生 ▪児童分散のため同一校でクラスごと複数回実施
昨今の社会状況から学校行事が激減しているとのことで、例年以上に意義深い活動となった。
学校ビオトープの維持・管理および栽培飼育委員会への参加
近隣小学校のビオトープを2019年に再整備。以来、保護者や児童を含む5名で定期的に清掃と生き物調査を行い、学校環境の整備に努めている。生き物の種類も増え、児童が身近な自然に触れる機会を提供できている。 また今年度は5・6年生の委員会活動にもアドバイザーとして毎月参加。ビオトープ清掃や外来種除去の指導を行った。10月の委員会では、ギンヤンマを呼ぶための仕掛け作り(プールのエコアップ)を提案。校庭の草を束ねプールに投入する活動も実施した。 いずれも学校の理解を得られ児童と活動できたことは成果である。
身近な生きもの調査の実施(通年)および自治体事業の生きもの調査(6~9月)への参加・報告
小学校の校庭やビオトープ、自宅庭、公園等にて生きものを調査し写真を撮影。また自治体事業の「区民による生きもの生態調査」にも参加し、画像と共に報告した。今年度特質すべき点は、学校のプールにおいて「人為的関りが少ないと生態系が豊かになる」と偶然証明できたことである。感染症により水泳授業が中止となり2019年秋~21年6月の間プールの水の入れ替えや塩素投入がなかったためであろうと推測される。具体的には①過去20年間の調査で見ていない種類のヤゴを2種発見②ヤゴを始めとした生きものの頭数の多さ
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」授業の指導・実施
例年は小学校十数校で実施されてきた授業だが、コロナ感染防止によりほとんどの学校が中止となった。そのような中、密にならずに学習の機会が持てないかを検討・提案し、理解・協力を得られた1校のみ実施できた。
・ヤゴ救出リーダーにより事前にプールの生きものを採取
・採取した様々な水生昆虫を観察
・紙芝居等により生態学習、買い方等を指導
・ヤゴを一人1匹ずつ飼育し、トンボになるまで観察
・感染症対策としては①授業を室外で実施②2クラスを2分活し同内容で30分ずつ4回実施
自治体主催「生きものさがし」に参加・報告
「身近な生きものを自身で調べ生きものへの理解・関心を深めること」を目的に自治体が実施している活動に参加。学校や公園などの生きものを調査し、画像と共に報告した。
調査期間:6月~9月(自身としての調査活動は年間をとおして実施)
学校ビオトープの維持・管理と生きもの観察
昨年秋に小学校のビオトープを再整備。その維持・管理を学校より任せてもらい、保護者や児童と共に定期的に清掃や生きもの観察等を実施した。参加した児童の中で生きもの好きで生態に詳しい子が何人かおり、彼らとの出会いは私にとって最高の出会いとなった。
第4期豊島区環境審議会委員を受嘱
第3期豊島区環境審議会委員(2017年11月~19年11月)に引き続き、第4期公募の選考に通過し、当審議会の区民委員として就任。任期:2年(2020年1月~22年1月)第3期では「『第2次豊島区環境基本計画(2019-2030)』の策定」が目的であったが、第4期では「当該計画に掲げた施策等の進捗状況を評価・見直し継続的な改善を図ること」を目的とする。
PDCAの管理に市民目線で参加することにより、様々な環境課題の解決に向け豊島区が『環境リーディング都市』となれるよう引き続き貢献していきたい。
「2019としまエコライフフェア」へ出展
「としま生態系環境学習リーダー会」のメンバーと共に区主催の「エコライフフェア」へ出展。行政と当会との連絡役・まとめ役を担う。
【展示内容】
・「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」実施校の写真
・生きた昆虫(ヤゴ、トンボ、オオカマキリ、ショウリョウバッタ・ハイイロゲンゴロウ、マツモムシ他)
来場者アンケート:「特によかったブース」で1位を獲得
頂いたコメント(約70件):たくさんの虫に触れた。説明がわかりやすく楽しかった。身近な自然を知ることができた。自然を残すことに頑張っている。
こどもエコクラブの活動サポート(代表サポーター)
小学生の放課後対策事業の中で「こどもエコクラブ」の活動を実施。〔年10回、1回につき1~1.5時間、1回の参加者:約15名(2~4年生)〕生きもの観察、ネイチャーゲーム、リサイクル工作などの体験をとおして「自然や生き物とのつながり」「3Rや”もったいない”精神」「地球温暖化とエネルギー」などの学習ができるよう子どもたちをサポートしている。
今年は6月に「海洋プラスチックゴミの問題」、11月に「洪水ハザードマップによる身近な危険個所の確認」を実施。
「『都市における小学校での生きもの学習』の実践と意義」を大学にて紹介
環境分野を学ぶ大学生に対し、小学校で実施している授業『プールにいるヤゴ等の生きもの学習』について講義を実施した。
【座学】(5月20日)
・活動開始の経緯や目的、実際の授業内容、今後の課題等を講義
・本物のヤゴに餌をやり、その様子を観察してもらった。
【体験】(6月3日)
・近隣の小学校のプールにて、ヤゴやその他の水生昆虫の採取を実施
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習2019」授業の指導
環境学習の一環として区内小学校で実施する「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」において指導員等として参加。プールの下見、担当教員への助言、当日の進行管理・指導等を実施した。
活動期間:5月13日~6月13日(実働数:12回)
実施校数:19校(内、指導員3校、準指導員3校、協力員2校)
事前準備:担当教員との打ち合わせ、プールの下見
授業内容
・オリジナル紙芝居によりプール内の生態系や自然保護の大切さを解説
・児童とプールに入りヤゴ等の生きものを救出
・ヤゴの飼育方法を指導
「プールのヤゴ救出リーダー養成講座」の開催
としま生態系環境学習リーダー会と行政との共同で「ヤゴ救出リーダー養成講座」を開催。「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」の授業における学習指導者の育成を目的とする。当活動の意義や目的、実際の授業の進め方や教員との打ち合わせ事項、プールの生態系、トンボを呼びよせるためのイカダ作りなどを行う。自身は主に、イカダ作りのワークショップを担当した。
「2018としまエコライフフェア」へ出展
「としま生態系環境学習リーダー会」の仲間と共に出展。自身は行政と当会との橋渡し・まとめ役を担う。展示内容は「活動紹介」「生きものクイズ」と共に、生きている昆虫「ヤゴ・カマキリ・バッタ」や生態系を脅かす「ミシシッピアカミミガメ」を持ち寄り、エサや虫メガネを用意して、捕食の様子をじっくりと観察できるように工夫した。
来場者数:595名。アンケートの「特によかったブース」では2番目
の評価。また「初めてヤゴを見た。」「いろいろな生きものをまじかで見れて楽しかった。」などの感想を頂いた。
こどもエコクラブの活動サポート(代表サポーター)
小学生の放課後対策事業の中で「こどもエコクラブ」の活動を実施(10回/年、1~1.5時間/回)1回の参加者:15~25名(小学1~5年生)生き物観察、ネイチャーゲーム、リサイクル工作などの体験をとおして「自然や生き物とのつながり」「3Rと”もったいない”」「地球温暖化と”Cool Choice”」などを学習できるように子どもたちをサポートしている。
詳細はこどもエコクラブHP「エコエコ楽しみ隊」に掲載
www.j-ecoclub.jp/ecoreport/profile.php?id=234
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習2018」の授業講師
小学3・4年生の総合的学習の時間/理科として実施する「プールの水生生物調査学習」の授業において、教師への助言および体験学習当日の進行等を実施。
事前に担当教員との打ち合わせとプールの下見を実施。
当日は、オリジナル紙芝居により秋から春にかけてのプールの中の生態系や自然保護の大切さ等を解説、次に実際にプールに入り生きもの観察やヤゴ救出を実施、最後にヤゴの飼い方の指導を行った。
(講師として2校、サポーターとして3校参加)
豊島区環境審議会委員
2017年11月に環境審議会委員を就任(豊島区より委嘱)。次期「環境基本計画」の策定にあたり区民として、また環境カウンセラーとして、主に「環境教育・環境学習」分野について、その充実と強化の重要性を提言し、重点施策として採用された。また「資源循環」「気候変動」「自然共生」等の各分野でリーダーとなる人材育成の必要性を提言し、計画に反映された。
(活動分野は該当するものがないため、便宜上上記のものとした。)
「ヤゴ救出リーダー養成講座~親子でトンボの仕掛け作りワークショップ」の開催
としま環境学習リーダー会と行政との共同で「ヤゴ救出リーダー養成講座」を開催。「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」の授業におけるヤゴ救出リーダー(学習指導者)となる人材の育成を目的とする。自身は主に、仕掛け作りのワークショップを担当。
「2017としまエコライフフェア」へ出展
「としま生態系環境学習リーダー会」の仲間と共に出展。自身は行政と会の橋渡し・まとめ役を担う。会の活動紹介・生きものクイズと共に、各々が飼育しているヤゴ(ギンヤンマ・アキアカネ・イトトンボ等)やゲンゴロウ等を持ち寄り、捕食の様子を虫メガネでじっくり観察できるように工夫した。来場者数:523名。アンケートの「特に良かったブース」の質問に、一番多くの支持をいただき、高評価が得られた。
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習2017」の授業実施
小学3・4年生の総合的学習の時間/理科として実施する「プールの水生生物の調査学習」授業の講師。教師への助言および実施当日の進行等(リーダーとして2校、サブリーダーとして1校、サポーターとして3校参加)
オリジナル紙芝居により、プールの中の生態系や自然保護の大切さなどを解説した後、実際にプールに入り、生きものの観察やヤゴ救出を行った。
事前に担当教員との打ち合わせ、プールの下見も実施。
事後アンケートでは、今後も講師派遣を希望する学校が多かった。
こどもエコクラブの活動サポート
小学生の放課後対策事業にて「こどもエコクラブ」を実施(年10回、1~1.5時間/回)1回の参加者:10~20名(小学1~5年生)
生きものの観察、リサイクル工作、エコすごろく作りなどを通して、「自然や生きもののつながり」「3Rと”もったいない”」「地球温暖化と私たちのくらし方」などについて、楽しみながら理解できるような活動を実施した。
詳細はこどもエコクラブHPのクラブ名「エコエコ楽しみ隊」に掲載
「お庭の生きもの調査」に参加
NPO法人生態教育センターが平成22年より実施している「お庭の生きもの調査」に調査員として参加(7年目)。5~10月にかけて自宅の庭で見ることができる全部の生きものと野鳥が対象。都会の住宅密集地域でありながら、70種以上の生きものを報告できた。
今年は調査期間が2か月延長されたことにより、生きものの成長過程の様々な場面に遭遇できた。
下記写真は、ツマグロヒョウモンがスミレの葉に卵を産み付けている様子である(10月8日撮影)。
「ヤゴ救出リーダー養成講座・親子でトンボの仕掛け作りワークショップ」の開催
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」の授業におけるヤゴ救出リーダー(学習指導者)となる人材の育成を目的とし、としま生態系環境学習リーダー会と行政との共同で「ヤゴ救出リーダー養成講座」を開催。応募者数向上のため、親子参加型で募集をかけ、ギンヤンマを呼び寄せるための仕掛け作りのワークショップも行った。
参加者数:大人11名、子ども15名。事後アンケートでは、授業への関心…とてもある5名・ある5名、リーダー登録…希望2名・迷っている5名との回答。平成29年度の授業への参加を上手く促していきたい。
「2016としまエコライフフェア」へ出展
としま生態系環境学習リーダー会の仲間と共に出展。「プールにいるヤゴ等の生きもの学習」の紹介・水生生物の実物の展示・生きものクイズ等により、身近な自然の存在とその価値について親子で考えるきっかけを提示できるような構成にした。来場者数:647名。アンケートでは「特に良かったブース」の3番目となり、ワークショップでなくとも高評価を得られた。来場者とよく会話をしたことがよかったのかもしれない。
「プールにいるヤゴ等の生きもの学習2016」の授業実施
小学校3・4年生の総合学習/理科として、プールの水生生物の調査学習を実施(ヤゴリーダーとして2校、サポーターとして1校参加)。はじめに秋から初夏にかけてのヤゴを中心とした生きものの営みや救出の意義等をオリジナル紙芝居にて解説し、その後実際にプールに入り生きもの観察やヤゴ救出を行った。
事前に担当教員と打ち合わせをし、安全面、保護者サポートの意義等の助言、プールの下見を実施。
事後アンケートでは、翌年以降の自校のみでの実施は難しいとの感想が多く、ヤゴリーダー派遣の要望は継続するものと思われる。
こどもエコクラブの活動サポート
小学生放課後対策事業にて「こどもエコクラブ」を実施(年10回、1~1.5時間/回)参加者:13~23名(小学1~6年生)生きもの観察、リサイクル工作、朗読劇、エコかるた作り、エコゲームなどを通して、「自然の大切さ」「もったいない精神」「地球温暖化の原因と自分たちにできること」などを楽しく理解できるように工夫した。詳細はこどもエコクラブHPのクラブ名「エコエコ楽しみ隊」に掲載
http://www.j-ecoclub.jp/ecoreport/profile.php?id=234
「お庭の生きもの調査」に参加
NPO法人生態教育センターが平成22年より実施している「お庭の生きもの調査」に調査員として参加(6年目)。5~8月にかけて自宅の庭で見ることができる全部の生きものと野鳥が対象。都会の住宅密集地域でありながら、70種以上の生きものを報告できた。当調査は、個人の「庭」を定点観測地として生物多様性を身近なものとして感じ楽しみながら継続することに意義があり、北海道から沖縄まで1000名以上の人が参加している。
下記写真は、アゲハが4匹で交尾している様子である。
としまエコライフフェアへ出展
小学校で行っている「プールのヤゴ救出作戦」活動について紹介することを通し、来場者が都会の自然の大切さについて考えることのきっかけ作りを行った。秋のプールにいるヤゴ等の生き物や抜け殻を展示することにより、予想以上の集客を図れた。
「プールにいるヤゴ等の水生生物生態学習」授業の実施
小学三年生の総合学習として、プールの水生生物についての授業を2時限使い実施した。はじめに、秋から初夏にかけてプールの中での生き物たちの営みや救出の意義を紙芝居で解説し、その後実際にプールに入り、生き物観察やヤゴ救出を行った。ヤゴの飼い方の解説も実施した。また上記授業の1週間前には、担当教師との事前打ち合わせにて、プールの水抜きや安全面、保護者サポートの必要性、雨天時の対策等を助言した。
こどもエコクラブのサポーター
5月~3月(8月を除く)の計10回、放課後子ども教室の中で「こどもエコクラブ」を実施。対象は小学1~6年生。「ごみ・3R・温暖化・エネルギー・生物多様性」等々について、まずは絵本等により興味・関心を引き出し、工作や生き物観察などへつなげている。最後に「新しくわかったこと」や「自分ができること」などを書かせることにより、定着を図っている。