登録年度 | 2005年度 |
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氏名 | 池戸 通徳 (イケド ミチノリ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 長野県木曽郡木曽町 |
主な経歴 | 登山や森林とのふれあいを通じて環境教育を推進しています。いいだエコエネルギー館を主宰し、一般家庭における自然エネルギー活用と省エネを普及啓発し、太陽熱温水やペチカなどを実践中。環境NGO、薪人(マキビト)、南信州自然エネルギー普及協議会ほか地域活動にも参画。 |
特記事項 | NPO法人南信州おひさま進歩理事、農水省バイオマス活用アドバイザー、スウェーデン幼児環境教育「森のムッレ」リーダー、ノルディック・ウォーク公認指導員、森林セラピスト、アップルけん玉クラブ講師(四段)。 |
活動の紹介
薪をつくる
化石燃料の使用を減らし温暖化対策を推進するために薪ストーブの普及をしている。薪を作る作業をして木質バイオマスエネルギー利活用を推進する。
南アルプスジオパーク研修
大鹿村を回って、ジオパークを紹介し学ぶ
森の紀行士in木曽町
森を歩くことで自然の豊かさや癒しを感じ、木質バイオマスエネルギー利活用を考える。
木のおもちゃ(マイけん玉)を作ろう
国産材でけん玉をつくり、地産地消を考える
自然環境ノルディックウォーク
飯田市天竜峡一帯を歩き、春の自然観察。
おもちゃの広場
おもちゃコンサルタントでつくる「トイコン木曽おもちゃ美」が実施する「おもちゃの広場」において企画運営を担い、木のおもちゃを通じて温暖化対策や自然環境保全を普及啓発した。
パワードーム半田、木工体験
愛知県半田市のパワードーム半田で年4回実施されているイベントに呼ばれて、木工体験の講師をした。用意された数種類の木工キットをお客様に選定いただき、その作り方を指導して製作を支援しながら、木の持つ有効性や森林環境保全について説いた。
薪人、伐採
南信州で支障木を伐採して薪にする取り組みをしている「薪人」の活動に参加して、温暖化対策に薪を使うライフスタイルを推奨することを普及啓発した。
薪の活用
木曽町の住民を対象とした、薪を使った暮らし方について集会があった。参加者それぞれから意見を出していただく中で、自身はペチカを2箇所で使っている報告や薪の需要と供給のバランスとか、利用促進することで温暖化対策に寄与できることなどを伝えた。
木のおもちゃでも環境保全
園児に、国産材のけん玉を使ってもらい、日本の森林について持続可能性のある維持手入れをしていくことが温暖化対策として不可欠と伝え、遊びを通じて「木を使うこと」を推奨した。
マイけん玉を作ろう
国産材のおもちゃ「けん玉」を組み立てていく中で、木の薫りや手触りから、木を使用する必要性を考える。
木質バイオマスの活用
木曽町の空家改修において、木質バイオマス利活用を講義した。
空家にペチカを導入し、木質バイオマスエネルギーの地産地消を説いた。
参加者にペチカを知っていただき、普及啓発した。
日本の木を使った取り組み
国産材の玩具「けん玉」を使い、地球環境問題や温暖化防止、木の製品の普及などを講話
森林ボランティア「森ふれあいフェスタ」
県内各地から森林関係者が集い「森ふれあいフェスタ」を開催している。
いいだエコエネルギー館の視察対応
いいだエコエネルギー館は、二世帯住宅のエネルギー使用量や省エネ自然エネの取り組みを見てもらえる展示場である。実際の運用を見てもらうことで、家庭からの温室効果ガス排出量削減への意識付けができる。
南アルプスの高山植物や動植物を知る
南アルプス(仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、栗沢岳)を2泊3日で回り、高山植物やライチョウの生息確認をし、甲斐駒ケ岳山頂にてライチョウの親子3羽を発見できた。
森の紀行士(もりのきこうし)野底山森林公園の探索
任意団体「森の紀行士」を野底山森林公園へ案内して、山頂まで登るとともに、自然環境保全を共有した。
木育(木のおもちゃ)から温暖化を学ぶ
二酸化炭素の吸収を高めるには森林の持続可能な活用が必須。たかが木のおもちゃでも良さやぬくもりを通じて、国産材活用や住宅新築へのステップとなる。
ペチカ体験、いいだエコエネルギー館
南信州自然エネルギー普及協議会から依頼があり、当館の視察。
当館は太陽光発電、太陽熱温水器、ペチカ、建物が真南に向く、地元産材90%以上使用の建築、など、自然エネルギーをふんだんに取り入れており、これから新築増改築のヒントや省エネライフスタイルの構築に役立つ。
省エネ住宅、つくる、住む、暮らす
幼児をもつ母親に対する環境教育として省エネの話題を提供した。
食生活の中で省エネを常に意識し、少しづつでも継続することで、経費面でも効果が大きいことに気付いてもらえた。
森の紀行士in上高地
各地の森林を旅して自然環境保全への理解と心身のケアを図る活動において、上高地を案内した。ビジターセンターを視察した。
野鳥の探索や希少動植物の確認ができた。
日本の木でできた「けん玉」で学ぼう
保育園等からけん玉の講師依頼がある度に、環境保全の講話をしている。
日本の木を材料にした玩具「けん玉」を使い、地球温暖化対策や持続可能な森林の活用の推進を説き、温室効果ガスの削減を呼びかけている。
国産材けん玉をきっかけに、地域産材でマイホームを建ててもらえるよう、保護者へのアプローチもしている。
いいだエコエネルギー館「木質バイオマスエネルギー」普及啓発
いいだエコエネルギー館を主宰している。
家庭における自然エネルギー活用や省エネ推進を実体験できる館であり、いつでも見学できる。
特にペチカは、林地残材などの薪を燃料にした暖房であり、冬でも最低室温は15℃をキープし、高齢者にもサイフにも大変やさしい。オススメである。