登録年度 | 2006年度 |
---|---|
氏名 | 湯澤 隆一 (ユザワ リュウイチ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 水質、環境マネジメント・監査、廃棄物、リサイクル、化学物質 |
主な活動地域 | 栃木県日光市 |
主な経歴 | 電子機械メーカーの環境管理部門にて、公害防止設備の管理、及びEMS構築とその推進に従事した。2003年よりISOコンサルティング事務所を個人事業で営むと共にISO審査機関の審査員として活動している。 |
特記事項 | 環境マネジメントシステム主任審査員、水質関係公害防止管理者(2種)、栃木県産業振興センター専門家登録、第1種衛生管理者、エコアクション21審査人 |
活動の紹介
業務効率向上によるエネルギー原単位削減
株式会社〇社からの依頼により、エネルギー(電力、蒸気量)の削減についてコンサルティングを行った。(原単位は生産量)
その主な内容は、タクトタイム短縮、動線短縮、ムダの排除等により生産効率の向上を図ることであった。
結果として電力は約12%、蒸気は7%の削減効果を得ることが出来た。
加えて、改善後のプロセスの標準化を図り、ISO14001、及びISO9001との整合性をとり、プロセスの定着を図った。
ISO14001とSDGs活動との統合
2022年7月4日~7日迄、ISO14001に準拠したマネジメントシステムに、SDGsにおける169のターゲットを考慮した目標管理、運用プロセスを組み込むためのコンサルティングを行った。
利害関係者のニーズ・期待と、組織の課題との関連性がより明確になり、全員参加型のシステムとして組織を構成する要員の認識も高まった。
ISO14001内部監査支援
株式会社〇〇では社内で実施されている内部監査が形骸化していた。
また、認証機関による外部審査でも、経営課題の解決や環境負荷の
低減に直結するようなコメントが得られていなかった。
当該組織からの依頼により、内部監査を代行し、現場、現物、現実に
沿って改善の機会を検出する監査手法の実演を中心として、監査員の
教育を実施した。
製造業における組立工程の改善
株式会社〇社からの依頼で、電子機器の組立工程の改善を支援した。具体的には作業動線短縮、部品配列の変更、工程統合、前工程押し込み方式から後工程引取り方式への変更等により、従来比で約25%の工数削減を実現した。このことは当該職場における時間外労働の削減に繋がり、大きな省エネ効果が得られている。
ISO14001環境マネジメントシステムの改善支援
〇〇株式会社からの依頼により、同社の環境マネジメントシステムの継続的改善を支援した。過去のデータを活用して最適な目標を設定するプロセス、得られた結果の分析・評価プロセスを再構築したことにより、改善活動の精度は高まり、客観的事実に基づく正しい意思決定という側面においても顕著な効果が得られている。
環境マネジメントシステム内部監査の代行
株式会社○○からの依頼により、同社の環境マネジメントシステムの内部監査業務を行った。この支援では同社内で形骸化しつつあった内部監査を第三者の立場から再評価し、監査プロセスの問題点・改善点を明確にすること、及びシステムの継続的改善に寄与する改善の機会を提供することを目的とした。結果として環境マニュアルは約半分にスリム化され、システム運用の効率は大幅に向上している。
環境マネジメントシステムの改善支援
○○株式会社からの依頼により、同社の環境マネジメントシステムの改善支援を行った。この支援では、同社の戦略的方向性、経営課題、リスクと機会を精査して、事業活動と一体となる環境マネジメントシステムへの再構築を行った。システムを構成する各々のプロセスの「目的」が明確になり、システムの有効性は向上している。
ISO14001に準拠したマネジメントシステムの改善
〇〇株式会社からの依頼により、同社の環境マネジメントシステムの継続的改善の推進支援を行った。この支援では、同社の戦略的方向性、経営課題、リスクと機会を明確にし、事業目標と環境活動の統合を図るとともにその過程において上流から下流、すなわち、設計・開発、原材料の調達、製造工程の運用、個客へのリリース、アフターサービスに至る個別プロセス、及びその連鎖性を考慮して、プロセスそのものの能率、効率を高める支援を行い、本業エコのパフォーマンス向上を図った。
環境マネジメントシステムの改善支援
株式会社〇〇の環境マネジメントシステム(ISO14001に準拠)の
スリム化、合理化、効率化を目的として支援を行った。
目標管理、運用管理等の強化、文書管理等のスリム化によりシステム
にメリハリをつけると共に、運用効率を高めた。
従来よりも短いサイクルでPDCAが回る仕組みになり、社員のモチベー
ションも向上している。
環境マネジメントシステム構築の支援
ISO14001規格に準拠した環境マネジメントシステムの新規構築支援を
〇〇株式会社に対して実施した。支援期間は約7ヶ月である。
この支援は、資源・エネルギーの効率的な使用に関する目標設定、及び
運用管理についての具体的な助言も含めて、組織のサイトを訪問しての
コンサルティングという形で行った。
一連の作業目標は計画通りに進捗し、認証審査もスムーズに通ったので
依頼元組織より良い評価を頂いた。今後の励みとしたい。