登録年度 2006年度
氏名 橋本 英夫
(ハシモト ヒデオ)
部門 事業者
性別
年代 70代
専門分野 水質、産業、3R
主な活動地域 神奈川県横浜市
主な経歴 食品関連工場に在職中は、環境対策室で活動し、ISO14001の28マルチサイト活動の活性化や環境目的・目標を達成させるための環境保全の指導や教育を行った。退職後、ハシモトBYOラボを設立し、水の再生にて微生物関連の専門も生かし、排水処理関連の技術指導も行っている。
特記事項 ISO14001審査員補の経験、(社)日本乳業協会環境委員、全国牛乳容器環境委員の実績、農学博士の技術を生かし、幅広く社会的な環境課題に取り組む。

活動の紹介

活性汚泥に関わる酵素の利用

活動日 2024年2月6日
分野 水質
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 研究・発表・執筆
活性汚泥法による汚水中の有機物は、主に微生物が体内に取り込み資化し、消失させる。この際、微生物は体外酵素にて、有機物を分解し、体内に取り込む。しかし、微生物は脂質、デンプン、ペクチン等の分解がしずらい。そこで、酵素を使用して分解した後に、曝気槽に流入させる方法を検討している。このことにより、設備の大きさを縮小できる。酵素は単純に添加するだけでは流失しまうので、包括酵素にして繰り返し利用できるように検討している。

川崎国際環境技術展ブース説明

活動日 2022年11月17日
分野 水質
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 普及啓発
環境分野に関する優れた技術や先進的な取組を広く情報発信するとともに、販路拡大やネットワーク形成につながる交流の場を提供し、環境分野でのイノベーションや市内産業の活性化を目的に行われている。 技術指導している企業のブースで、排水処理関連の技術について、参加者に説明した。

排水処理の改良

活動日 2022年3月1日
分野 水質
対象 大人
属性 自治体
依頼元 企業・団体
活動区分 研究・発表・執筆
排水の処理において処理水を分離するのに、膜を使用する工程が多くなっている。膜使用において問題となるのが膜に微生物分泌物や、リン脂質が付着して膜のファウリングが生じることにある。 微生物の分泌物の付着度合いを比色計による測定方法を可能とした。 膜に付着したリン脂質を分解する菌を分離した。

微生物の酵素分泌と汚泥減容化

活動日 2020年9月8日
分野 水質
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 研究・発表・執筆
排水の処理法として、活性汚泥法があるが、余剰汚泥の処理が問題になっている。剰汚泥は油を加えて、焼却処分するのが主たるもの。この処理は省エネに反し、炭酸ガスも放出する。そこで、胞子を作る枯草菌により酵素を分泌して余剰汚泥を少なくする効果的な酵素の分泌法を検討した。

留学生への排水処理技術

活動日 2020年3月30日
分野 水質
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 講演・講師
JAICA経由で、ABEイニシャチブの学生がインターンシップにて、環境についての研修があり排水処理の歴史、処理技術の基本について解説した。また、活性汚泥で処理を行う微生物の分泌する酵素について解説し、糖質、タンパク質、資質を分解する酵素の簡易的検出法、力価などの簡易測定を行った。