登録年度 | 2006年度 |
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氏名 | 青山 範子 (アオヤマ ノリコ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 大気、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 広島県呉市 |
主な経歴 | 長年行政で環境試験検査に携わった後、工場事業所の行政監視指導を経験。また環境政策部門で市民や子供の環境教育や地球温暖化防止活動推進を手掛ける。学校や公民館での環境学習講師や講演の活動をする。環境イベントの企画実施や、体験学習のプログラム開発を得意とし、市民環境活動を支援している。 |
特記事項 | IPCCレポートコミュニケーター,うちエコ診断士,広島県地球温暖化防止活動推進員,広島県環境保全アドバイザー,呉市環境審議会委員,エコ・クッキングナビゲーター |
活動の紹介
JAでの「~知って得する~食品ロスの話」講演
地域のJA総会にて、総会後の環境講演にて企業の役員や、組合女性部役員等へ食品ロスの講演を実施。女性が多数を占めていたため、具体的な家庭での削減技も併せ、地域での企業の食品ロスの活用による削減実例についても話題提供した。
環境講座として「防災エコクッキング」を小学校で実施
地域ロータリークラブから依頼があり、〇〇小学校16名とロータリークラブ員11名に防災エコクッキング授業を実施した。能登半島災害からいざという時のためパッククッキング技術と省エネクッキングの技を実習させた。カセットコンロを使用してガスの使い方にどれだけ差が出るか、使用ガス量を量り比較させ、同じ手順での調理でも倍以上ガス使用量の差に気づいてもらえた。
省エネ生活術~食と環境、地球温暖化の話~講演
多種多様な企業の労働組合の役員の方々へ、幅広いテーマでの話を依頼され、講演した。ハイブリッド開催で、会場は30名程度でしたが、講演後に具体的な生活上での省エネ質問も多くあり、省エネについて大変興味を持って頂いた参加者も多く見られた。参加者の参加品を相談されたので、省エネにつながるステンレスマイボトルを提案したら、ステンレスマイカップを用意されて配布頂いたのが、今後に少しでも繋がるので良かった。
高齢者いきいきサロンで地球温暖化双六啓発講座を実施
〇〇自治会に依頼され高齢者サロンの16名に地球温暖化双六を利用した環境講座を実施した。食品ロスをメインテーマに温暖化と私たちの生活について啓発知識をお話ししたのち、高齢者もみんな知っている双六ゲームで地球温暖化について楽しみながら学んでもらった。すごろく啓発はいつも、盛り上がるので、次の啓発の機会へ繋がっていくのが良い。
高齢者いきいきサロンで地球温暖化双六啓発講座を実施
〇〇自治会に依頼され高齢者サロンの16名に地球温暖化双六を利用した環境講座を実施した。食品ロスをメインテーマに温暖化と私たちの生活について啓発知識をお話ししたのち、高齢者もみんな知っている双六ゲームで地球温暖化について楽しみながら学んでもらった。すごろく啓発はいつも、盛り上がるので、次の啓発の機会へ繋がっていくのが良い。
高齢者いきいきサロンで地球温暖化双六啓発講座を実施
〇〇自治会に依頼され高齢者サロンの16名に地球温暖化双六を利用した環境講座を実施した。食品ロスをメインテーマに温暖化と私たちの生活について啓発知識をお話ししたのち、高齢者もみんな知っている双六ゲームで地球温暖化について楽しみながら学んでもらった。すごろく啓発はいつも、盛り上がるので、次の啓発の機会へ繋がっていくのが良い。
スーパー新店舗からのロス食品とフードバンク、各団体とのコーディネート
〇市にスーパー○○○○新規店がオープンするに当たり、地域の子ども食堂等へロス食品の提供をしたいため、現在の〇市での食品活用の情報提供と、新規店からのロス食品コーディネートを依頼された。希望団体を募り、情報提供し、また、提供時の店舗説明に立ち会うこととなっている。
配送不能のクリスマスケーキを子ども食堂等へ寄贈提供
クリスマスイブの日、スーパー本部より積雪悪天候による配送不可能となったXmasケーキ400ホールの提供先コーディネートをお願いされた。3市町の様々な団体や施設へ電話して、当日子供食堂等のイベント実施団体や、引取りに行けないが提供希望の団体の要望数をまとめて代理で取りに行った。3日にわたり、計10団体と2民協(独居高齢者や母子家庭など21家庭)へ配り喜ばれた。食品ロス削減としては、ホールケーキ95箱、約75kgの成果に繋がった。
環境審議会にて第3次〇〇県地球温暖化防止地域計画の改定案について協議
環境審議会生活環境部会委員として第3次〇〇県地球温暖化防止地域計画の改定素案について協議した。
私たちの暮らしとSDGs ~エシカルな暮らしに向けて~講演
県からの講師派遣依頼で、○○市主催の消費者啓発講演会で女性会関連の市民50名へ「私たちの暮らしとSDGs」について講演した。昨年のエシカル消費に続き2度目の継続依頼なので躊躇したが、強いてと言うことで快く講師を受けた。今年は、エシカルファッションにも特に触れて欲しいという要望で、衣類を中心に詳しく話した。丁度、店じまいの廃棄予定の新古衣類を有効活用する相談を受けていたため、見本に多数持参し、これらの活用についても考えてもらった。必要な方にはお土産として提供しごみ減量にもつなげた。
私たちの暮らしとSDGs ~エシカルな暮らしに向けて~講演
県からの講師派遣依頼で、○○市主催の消費者啓発講演会で女性会関連の市民50名へ「私たちの暮らしとSDGs」について講演した。昨年のエシカル消費に続き2度目の継続依頼なので躊躇したが、強いてと言うことで快く講師を受けた。今年は、エシカルファッションにも特に触れて欲しいという要望で、衣類を中心に詳しく話した。丁度、店じまいの廃棄予定の新古衣類を有効活用する相談を受けていたため、見本に多数持参し、これらの活用についても考えてもらった。必要な方にはお土産として提供しごみ減量にもつなげた。
次年度事業の「SDGs講演会」について企画相談されカウンセリング
市を通じて〇〇消費者協議会から、次年度の事業「SDGs講演会」について、企画内容、講師についての相談があった。執行役員会に専門家として協議に招かれ企画相談をした。前もって講師情報を集めたうえで、講演会に関する参考の企画資料を作成し臨んだ。最初に役員へSDGsについて簡単に説明したうえで、効果の高い講演となるよう助言し、適切な講演会企画案を決定した。講師依頼についてはカウンセラーとして中間支援することとした
自動車リサイクル工場の廃品からのアップサイクル商品開発カウンセリング
自動車リサイクル工場の廃品を活用して、アップサイクル商品としてバッグ類を試作したが、頓挫していたところ、今回、再び社員から新しい商品化アイデアの相談があり、市民活動グループと協働でアップサイクル商品アイデアの試作に取り組めるようコーディネートした。
子ども食堂をスタートする法人へ食品ロス食材を斡旋
呉市役所の担当課より、相談依頼があり、子ども食堂事業を新しくスタートするNPO法人と面談してカウンセリング実施。地元スーパーからの食品ロス食材の定期的提供をコーディネートし、食材引き取り店舗において、企業担当者と具体的に提供方法を協議し、12月から食品ロスのデイリー食材提供がスタートした。またこの法人は、次年度からフードバンク事業開始に意欲的なため、これについてもアシストしている。
一般市民対象の消費者講演会で「エシカル消費」をテーマに講演
〇〇市市民部から依頼され、一般市民70名を対象にした消費者講演会「食から考えるエシカル消費 ~食品ロスをへらすために~」を講演。エシカル消費の概念を、日常の食生活を中心に具体例から説明した。後日、私を講師として推薦された自治体職員から、「むづかしいテーマなのに、とても分かりやすかった。」との感想が多かったと伝えられた。講演で強く意図した、食品ロスを削減しようとする生活意識の醸成に少しは成果があるとよい。
環境イベント実施の企画提案、企画制作、助言
自治体と地球温暖化対策地域協議会で共催実施する、タレントが参加する単発環境イベントについて、実施内容企画について助言、コーディネーターとして参加。企業や講演者の出演のコーディネートや、イベントプログラムについても具体的に企画提案、調整を行った。1月29日のイベント当日は、ボランティアとして全体進行を補助し、また各出展プログラムへも出演。
エコクッキング研究会で保温調理プログラムを講習
県内各地の地球温暖化対策地域協議会から、5グループ30名弱が集まり、エコクッキング研修会が開催され、以前より出前講座などで使用している保温調理学習プログラムを実習披露した。小学生などに食からの省エネを考えさせる環境講座の実施に繋がることを期待し、使用しているレシピや学習資料等も参考に提供して説明した。また、その講座状況を録画記録し啓発ビデオへ編集され、今後の活動者育成に役立てることとなっている。
グリーンインフラを活用した都市環境づくりの為の生物多様性調査ワークショップをコーディネート
「グリーンインフラを活用した都市環境づくり」を研究する大学院生から相談を受け、研究のための地域の生物多様性調査ヒアリングを兼ねたワークショップ開催をコーディネートした。事前にワークショップの目的、内容の打ち合わせ実施から、十数回にわたる相談やり取りをした。当日、参加協力頂ける対象地域内の生物の専門家等を6名選び、協力依頼しワークショップを開催した。参加者にとっても、新たな生物多様性の情報交換の場となり、今後の活動研究につながる良い機会となったと喜んでもらえた。
小学校の授業を兼ねたイベント「海辺の自然学校」の企画・事業に携わり活動実施
干潟再生地域の海辺の小学校で、山間部からの他校児童と交流する「海辺の自然学校」の企画、開催に携わり実施した。参加児童50名のほか地域漁民や地域の干潟保護団体、官公庁や自治体職員、ボランティア団体等の関係者総勢120名での活動を全体司会と事業進行した。また、午後からの干潟の野外体験学習では児童のネイチャーゲームを実施し自然とのふれあいを楽しませた。
地域の小学校2校へ食品ロスの出前環境講座を3回実施
新型コロナのため、急遽休校となり余った小学校の給食食材をフードバンク活動として地域食堂等で活用したことから、該当小学校2校の4年生3クラス84名に食品ロスの出前環境講座授業を依頼され実施した。地球温暖化や環境課題も盛り込みながら新しい授業プログラムや手作り教材を作った。また同じ授業内容を3回繰り返して実施し、2名の新任地域講師養成の人材育成を兼ねた。
わくわく土曜講座(夏の星座学習)で星座版つくりの講師
1年間の「わくわく土曜講座」として公募小学生対象に毎月1回、多様な環境講座を企画し講師として実施した。夏休みの8月は夜空を見上げることが少なくなってきている子供たちに、星座版を手作りさせ、家族で夜空を観察する機会を提供した。
市政だよりに「食品ロス削減」の啓発記事掲載
「食品ロス削減」ための市民啓発事業「フードドライブ」や「エコクッキング」に関する実践活動について、自治体の広報担当者から取材をうけた。市の家庭全戸へ配布する市政だよりの特集記事として掲載してもらった。
食品ロス削減プロジェクトワークグループを立ち上げ、フードドライブを実施
市民から相談され、約20名の食品ロス削減のワークグループを立ち上げて、9月21日の環境イベントでフードドライブを初めて実施した。相当量の食品の寄贈を受け、これらの食品を、啓発を兼ね自分たちが地域の福祉団体や子ども食堂、保育園などの使用を希望する施設を探し、自分たちが配布した。これらの活動が市の広報の特集記事となり、有効的な市民への食品ロス削減啓発となった。
海洋プラスチックごみ現状視察及びカキ筏廃棄物処理現状視察
台湾から訪日した大学院短期留学生の依頼で、●●大学の教授と県内大学の学生計3名を、カキ養殖に係る海洋ごみの現状と処理施設の視察先をリサーチした上、視察案内した。現地の各自治体の担当部署、〇〇県の水産試験所等を2都市にわたり1日の視察ツアーとして企画し実施した。それぞれの施設等では現地担当者等との話し合い聞き取りの場を設け、10数名の方々の意見交換も実現できた。
リサイクル工作 楽器を作って遊ぼう!
自治体より、親子100名を対象にした講座の企画相談があり、環境講座のプログラム案を2例提供したところ、団体からその中の、リサイクル工作講座を依頼されて実施した。打楽器や弦楽器等を、牛乳パックやペットボトルを利用して、それぞれが思い思いに製作した。講座終了後に引き続いて開催された、リサイクル楽器音楽会では、作ったリサイクル楽器を親子一緒に演奏して楽しんだ。3Rにより資源が大切に使われることをテーマに、身の回りのものから魅力ある楽しいアイデア楽器がたくさん生み出された。
FMラジオ生番組で環境に係る旬な話題を提供して住民啓発
毎月、第1火曜日にFMラジオの1時間生番組にゲストパーソナリティーとして出演。旬な環境話題やリスナーへの啓発につながる話題を選んで、話している。番組の最後ではこれからの環境イベントや研修等の情報案内をして、環境啓発につなげている。
食と環境問題について~私たちの食生活を考える~
企業の環境教育の一環として133名に90分の環境講演を実施した。私たちの食は様々な環境問題と広く、深く関わりがあること、そして個々が食に意識して行動することで、SDGSの多くの課題解決にもつながっていくことを伝える。企業から宴会時の3010運動の実施や、防災備蓄の更新食料品等を食品ロス削減活動に役立てたいと言っていただけたのが成果となった。
地域のフードバンク設立活動をコーディネート
食品ロスに関心ある人をフードバンクへ同行視察案内したところ、地域でのフードバンク設立にぜひ取り組みたいと相談を受けたので、関係者等に声掛けして、話し合いの場を設けた。そこで、設立まで取り組み活動のコーディネートアシストをしていくこととなった。ワークグループを立ち上げ、すでに他からの活動相談の情報も繋がり、熱意ある多層での活動になりそうである。
FMラジオ生番組で市民へ環境啓発の話題提供
FMラジオ生番組でゲストとして、定期的に毎月1回1時間、市民啓発のため旬な環境話題を5年にわたり提供している。地域の環境イベント情報や、自分のかかわる地球温暖化対策活動についても、面白そうなものを選び、話題提供している。
省エネ相談員育成講座企画開催
市民が我が家の省エネを推進するため,イベントや各講座等で,省エネ相談を対面で実施する相談員養生講座を企画開催した。○○県独自のエネルギー診断ソフトを使用する実務研修と,省エネに関する知識研修を内容とする4時間の講座へ10名が参加した。地球温暖化防止活動センターの講師派遣協力を得て行った。
食品ロス啓発イベントの企画に助言協力
県で初めてとなる食品ロス啓発の野外体験大型イベント企画の相談を受け助言協力した。地元企業協賛社の協力を募り,企業への食品ロス取組啓発とした。体験イベント当日,フードバンクの啓発コーナーへスタッフとして協力する予定であったが,イベント自体は大型台風のため中止となった。
自動車リサイクルからの廃品有効活用のため工場見学を実施
地域の自動車リサイクル工場から,廃棄されるエアバッグ,シートベルトの有効活用を相談され,活動メンバーとワークグループを立ち上げる。工場現場を視察して,試作品を製作し企業側と意見交換。その後マイバッグやこども用環境すごろくへの材料使用として試作し,県内の活動の場で発表し,廃材リユースの普及啓発とした。
企業環境講演会「身近な物のライフサイクルと環境について」講演
企業の環境月間の職員対象環境講演を県からの講師派遣として実施した。参加者は技術系から事務系まで幅広い対象で60名を超えた。企業と協議の上,ライフサイクルの視点や考え方と,自分たちの身近な生活の中での物のライフサイクルと,環境のかかわりについて面白そうな話題を事例として1時間話した。
FMラジオ生番組で毎月環境の話題提供
毎月1回1時間,FMラジオの生番組で,時期折々の旬なエコな環境話題を取りあげて,環境啓発を実施。四季の暮らし方やエコライフの話,環境にかかわる知識,イベント情報など話題提供。また,自分や周囲の具体的な環境活動事例情報を取り上げることで,地域環境活動参加者層の拡大を図っている。
○○○○環境大学エコツアー1泊2日講座を実施
環境カウンセラー育成のための〇〇〇〇環境大学の運営にかかわり活動した。第2回エコツアー講座を〇市の島しょ部1泊2日宿泊講座の引率責任者として実施した。エコツアー参加者は当大学生15名を含む総勢25名で,1日目は,地域観光振興,地域活性とエコツアーなどの座学や講演を実施し,島の地域文化史跡を見学。2日目は漁業体験,ミニ登山などを体験し,参加者からは楽しく満足した声が多く,参加者同士のつながりが深められたようだった。この体験がこれからの活動へ生かされることを切望する。
○市こども環境白書企画及び執筆
○市小学4年生全員に配布する,環境学習のための副読本「こども環境白書(仮称)」制作に携わった。環境審議会会長提案で,作成ワーキンググループが立ち上がり,地球温暖化の単元を受け持ち執筆した。教育委員会や市担当者等と何度も会議を重ね全体の校正作業にも関わり作業を継続している。来年度春,発行配布される予定である。
市民の暮らしの省エネ診断を実施し,省エネ生活への助言を実施。
〇市の環境月間の啓発パネル展示会場で,一般市民を対象に暮らしの省エネ診断を2日間実施した。実施日以外の展示期間中に診断希望者を募り,結果は後日,診断表と各家庭の省エネ取組の助言を郵送した。さらに,夏の環境啓発イベントでも省エネ診断ブースを設置し,来場者へ診断を実施したり,年末に他の環境団体の活動者対象に診断を実施した。年間90名余りの各家庭へ省エネ生活ポイントを助言することができた。
NPO団体へ環境保全活動企画の助言
NPO環境活動団体から,〇〇県〇〇市の海の保全活動企画について相談があり,行政担当者との保全活動の推進事業企画について協議する場に,オブザーバーとして参加し助言をした。その後,直接行政側へも情報提供を実施したり,保全活動事業推進のため,市民対象の啓発講演会実施にも参加協力した。
FMラジオ番組で毎月環境啓発の話題提供
FMラジオの環境啓発生番組へ毎月1回レギュラーのボランティアゲストで出演。時節の耳寄りな環境話題や,エコな暮らし方のヒント等を楽しいおしゃべりとして1時間提供している。また,市民へ地域の環境イベントや講演会,研修情報を広く広報し,環境活動への参加者の拡大を図っている。