登録年度 | 2006年度 |
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氏名 | 宮津 泰 (ミヤヅ ヒロシ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、地球温暖化 |
主な活動地域 | 静岡県浜松市 |
主な経歴 | 特定工場の公害防止管理者として排水処理施設の設置から運転管理・騒音対策・廃棄物処理の環境業務を担当。NCSJ自然観察指導員、森林インストラクター、こどもエコクラブ応援団として自然観察会講師を勤め、又NPO法人を設立森林公園や里山で活動。絶滅危惧種野シラタマホシクサの保護も継続中。 |
特記事項 | 浜松市博物館協議会委員として自然文化財の保護。静岡教育出版社出版のこどもの花遊びを共同執筆。都山流尺八師範。 |
活動の紹介
奥浜名湖の貴重な生き物たちに寄り添う
ひっそりと生息している奥浜名湖の貴重な生き物たちの
保護育成、啓発活動を行った。
奥浜名湖の貴重な生き物たち
年間を通してシラタマホシクサ・ヒヌマイトトンボの保護保全・啓発活動
「身近な自然」ふれあい
地域の身近な自然を、過去の歴史などを含め具体的な体験を通して解説、今後の課題などを提言。
奥浜名湖の貴重な生き物たち。
静岡県内において西部地域の浜松市北区にのみ生息する「シラタマホシクサ」ヒヌマイトトンボの保護育成、啓発の活動を21年間継続中。
樹木を知ろう、親しもう!
校庭の樹木の同定を行い樹木名盤を作成、児童とともに樹木の観察をしながら名盤を取り付けることで、児童の緑に対する愛着心を育てる。
ヒヌマイトトンボの生息調査
継続的に生息の調査、観察会の開催を行ってきたが、7年前より生息の確認ができずに絶滅か?と思ったが今年7年ぶりに生息の確認ができた、今後見守り、観察会の開催などに注力する。(新聞・TVでの報道あり)
放置竹林再生
手入れされずに放置された竹林を、明るく生物の多様性のある竹林に再生、地域の住民に親しまれるための、啓発イベントの開催を行う。
白玉ホシクサの保護
絶滅危惧種「シラタマホシクサ」の保護、育成、啓発活動20年継続中。(新聞・TV報道あり)
樹木を知ろう、親しもう?
校庭にある「木」を題材とし、木が森林や木材など形を変えながら環境にどのように役立つかを学ぶプログラム。樹木と親しむために樹木名板を作り、実際に体験・体感しなが名板を取り付ける作業を行い、木の役割を多面的に理解し、生活に応用できる知識とすること。
放置竹林の再生
近年多く見かける、放置された竹林の伐採再生、保全。それに伴う地域住民に対する啓発イベントの開催。
白玉ホシクサの保護
絶滅危惧種「白玉ホシクサ」の保護、保全、地域への発信。
樹木を知ろう、親しもう!
学校と協働で樹木銘版を作り、校庭の樹木に取り付けと同時に児童に対して樹木観察および自然体験の出前講座を行う。30年実績は小学校8校、中学校2校、参加生徒数650名、樹木銘版取付数192本。
放置竹林の再生、活用。
長年放置された竹林を、日光の入る明るい竹林とするための伐採を行い、竹林に関心を寄せてもらうために地域の人たちと竹林の中でふれあいのイベントを企画実施。 整備作業2500㎡ イベントの開催3回 参加者120名
貴重な生き物の保全・生息調査・シラタマホシクサの保全
長年継続中の「シラタマホシクサ」の保全、観察会の開催。「ヒヌマイトトンボ」の生息調査などの活動。本年度一般参加者約450名。NHKの取材放映あり。
知って親しむ、校庭の樹木」出版
16年間蓄積した資料を基に校庭の樹木に限定した環境学習に役立つ書籍「知って親しむ校庭の樹木」190ページ、A5サイズ、180樹種を出版。地域の行政、小中学校、図書館に550冊寄贈。
身近な自然「里山」・ネイチャークラフト体験
教員の自然系研修講座の講師を4回務めました。
参加者数280名
自然体験「観察会、クラフト」
平成29年4月から12月の間に、静岡県西部地方の小中学校・公民館からの依頼で、各種自然体験の講座を企画、講師を務め、自然の素晴らしさ大切さを伝えた。
実施回数5回、参加者数460名
知って親しむ、校庭の樹木
平成29年4月から12月の間に、静岡県西部地方の小中学校8校の校庭で、学校と協働で樹木名板を作り樹木を大切にする気持ちを育む目的で、森林環境学習を行いながら樹木名板の取り付けを行った。参加児童数650名。費用は各種助成金を利用しています。
貴重な生き物保全活動
・平成29年浜松市内の絶滅危惧種の保育、観察会を実施。
シラタマホシクサ→保育17年間継続中、観察会実施。
ヒヌマイトトンボ→生息調査・講座、観察会実施。
・生物の多様性、環境保全の大切さを訴えた。参加者数350名