登録年度 | 2006年度 |
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氏名 | 中井 大介 (ナカイ ダイスケ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 40代 |
専門分野 | 水質、環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等) |
主な活動地域 | 滋賀県大津市 |
主な経歴 | 滋賀県立琵琶湖博物館が主催する「はしかけグループ」として、2002年より「たんさいぼうの会」を立上げ、琵琶湖やその流入河川を中心に、水質と珪藻の関係を調査している。この会は大塚泰介学芸員の指導の下、多様な河川環境を珪藻という微小生物を通して評価を行うことを目的としている。 |
特記事項 | 2009年4月より近江鉄道ゆうグループの職員として、公園管理・運営を行いながら自然観察会等を企画、実施している。 |
活動の紹介
水生植物公園みずの森ハスいっぱいプロジェクト
かつて琵琶湖の赤野井湾には13haを超えるハス群落がありました。ところが2016年を境に群落が消滅し、夏の湖岸の景色が一変しました。そこで2017年から草津市立水生植物公園みずの森でハスいっぱいプロジェクトとし、市民の方と一緒に園内の池にハスを咲かせる活動を開始し、今年も約80鉢のレンコン植え付けを行いました。夏には園内のハス池で満開のハス群落を観察することができました。
第12回博物館夏祭り
第12回博物館夏祭りを実行委員長として主催いたしました。今回は参加団体が14団体になり、また来場者数も1,635人で、多くのスタッフと市民の皆さんが特色あるプログラムを通し、博物館の多様な魅力に触れていただけたかと思われます。運営にはボランティアスタッフが活躍した館も多く、市民が博物館の運営をサポートしていくこれからの博物館のあり方をさらに推し進めていく内容となり、さらに滋賀県立大学の学生が参加し、これからの博物館を支える人材の育成としても成果が得られました。
博物館の連携による体験学習プログラムの商業施設での実施について
県内の大型ショッピングモールにて博物館など14団体(博物館13館と1大学)による「博物館夏祭り」を開催し、実行委員長として参加しました。参加者には様々な特色ある体験をしていただけるよう企画し、また統一テーマを「鳥」とし、メインになる展示の企画、製作を行いました。当日はボランティアスタッフの活躍も多く、市民が博物館の運営をサポートしていくこれからの博物館のあり方をさらに推し進めていく内容となりました。
ネイチャーゲームを通した自然観察
近江富士花緑公園にて、四季を通じて自然に親しむ取組みとして、毎月1回、自然観察会を行っている。対象を小学生とそのご家族と定め、その時々の自然の息吹や変化をネイチャーゲームを体験しながら観察できるように工夫して実施した。ちょっとした自然の変化(落ち葉の色など)でも、ゲーム化することで小さな子供でも参加しやすく、また大人とのコミュニケーションも図れるため、自然に対する興味関心以外にコミュニケーション力も高まると考える。