登録年度 | 2006年度 |
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氏名 | 山本 悦子 (ヤマモト エツコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、消費生活・衣食住、3R |
主な活動地域 | 滋賀県草津市 |
主な経歴 | H11から14年度、企業内で環境教育・ISO認証推進・環境報告書制作を担当。H16年度以降滋賀県地球温暖化防止講座を多数実施。平成17年度より5年間、業務として滋賀県環境学習推進員。市民環境団体で「ゴーヤで省エネ」普及。H22年6月より2年間滋賀県および草津市の環境審議員。 |
特記事項 | 平成16年度より滋賀県地球温暖化防止活動推進員。平成21年度より滋賀県草津市地球冷やしたい協議会幹事。平成25年12月4日地球温暖化防止活動 環境大臣賞(個人部門)を受賞。平成26年5月 うちエコ診断士認定。平成26年8月 IPCCリポート・コミュニケーター |
活動の紹介
風呂敷から考える脱炭素社会
私立高校でのESD・SDGs推進授業として「風呂敷活用から考える脱炭素社会」をテーマに学校と協働してプログラムを作成し。風呂敷の背景、なぜ使われなくなったか、今なぜ風呂敷なのか、など問題提起し、生徒自らが考える授業を行った。風呂敷の活用方法を生徒が提案し、脱炭素を考えるきっかけづくりをした。
その結果はパネルディスカッションで関係者にも理解してもらえた。
草津市エコライフフェア
年1回実施されているエコライフフェアで、市民に対しての有意義なごみ減量啓発ができるように、会議などで積極的な提案を行った。
エコな体験してみよう「食とエネルギー」
夏休み中の子ども向け講座として、自治体が開催する講座の講師を行った。身近な食事をテーマに、地産地消や食品ロス削減をワークショップを中心に実施した。
教材開発
CO2ネットゼロ教材として、食品ロス削減の面からおもに小学校高学年向けのものを滋賀県地球温暖化防止活動推進員とともに企画・立案し、作成した。
温暖化の仕組みと緩和策・適応策
カーボンニュートラルに向け、地球温暖化とSDGsを学ぶ ~草津市のゼロカーボンシティの実現に向けて~温暖化のしくみと人間活動による温暖化を理解してもらい、自らできる対策を考えてもらった。市の温暖化対策計画や環境省のゼロカーボンアクション30、およびエシカル消費など具体的な対策を紹介した。
風呂敷から考える脱炭素社会
ESD全国大会の場で、授業の成果を報告される講座で、授業の実施に当たっては何度も教師との議論を重ね、学習プログラムを練った。教えるのではなく、自らか考え行動できるきっかけづくりにもなった。風呂敷という日本の伝統文化の継承を高校生が担ってくれるものと期待している。
さらに、風呂敷活用をきっかけに脱炭素社会実現に関心が寄せられるものと思う。
生きてるびわ湖(フローティングスクール事前学習)
地球温暖化防止活動推進員が作成した独自のプログラムを学校に紹介して、授業の実施に繋がった。1クラス 2時間を3クラスで実施した。自らも講師として指導にあたった。
エコライフフェア草津
従来からの「リアイクルフェア」を「エコライフフェア」としたほうがイベントの内容にもふさわしいとの思いで、フェアの名称変更を提案。また新たな内容を追加した。不要なものを持ち寄り、気に入ったものがあれば持ち帰るという方法をとって、リユースを促進した。
食品ロスの削減~教材の開発~
滋賀県が勧める「CO2ネットゼロ」ためのひとつの教材として「食品ロスの削減」をテーマに学習教材を開発した。
これまでの食のエネルギーをテーマにした講座で自らが作成して使用しているものを提供したり、プログラム開発の助言・アドバイスをし、ワークショップができる教材をメンバーとともにた。
目指せ、ゼロカーボンシティ
草津市内のまちづくり協議会を主体として、自治体ぐるみで温暖化防止対策への取り組みをねらいに、複数のまちづくり協議会で説明会&具体的な取り組み方法を話した。
その後、町内会単位にも講座を実施。
しがCO2ネットゼロ社会づくり推進計画パブリックコメントの提出
しがCO2ネットゼロ社会づくりに向けて策定された方針や実行計画に対して、内容を検討し、コメントした。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けた市長とのトークイベント
市長・市民・事業者・団体の4者のトークイベントに市民代表として登壇し、市民の立場で、環境学習の推進、特に温暖化に関する学習の重要性と、市民・事業者・行政・団体の協働で早くPDCAを回すことを進言した。
健康推進員パワーアップ講座”食から考える温暖化防止”
温暖化の原因の一つに食に関するCO2排出は大きい。温暖化のしくみを理解してもらう。その上で地産地消・旬産旬消・食品ロスの削減、エコクッキングなど健康推進員の役割とも関連した内容で、温暖化防止を説明し、大変好評であった。(100分:約100人参加)
みずすまし実験
市環境学習プランナーとして、濁った泥水を澄んだ水にする方法を考案し、夏休み子ども講座として実施。災害時などの適応策の一つとしても有効。実験前には水の循環などのクイズを実施し、水に関する興味・知識を深めた(児童20名、90分)
高校家庭科授業:風呂敷の活用とSDGs
エコバッグとしての風呂敷活用をはじめ、ブック包み・スイカ包み、リュックサックなど様々なものを包んだり、災害時に頭巾や三角巾に使う方法を体験してもらった。SDGsとの関連についても説明した。(90分×2クラス)
草津市地球冷やしたい協議会
12/17のほか、6/30,8/3,10/22の計4回。R3年度~R6年度のプロジェクトの施策について検討をした。いち委員員として、個々の施策について意見を述べた。
しがCO2ネットゼロシナリオ意見交換会とシンポジウム
2050年CO2実質ゼロに向けた滋賀シナリオが策定され、意見が求められた。Zoomで滋賀環境カウンセラー協会のメンバーがそれぞれの意見を述べた。
また、12月12日には滋賀県のシンポジウムに登壇し、意見を述べた。
みずすまし実験
雨~水の循環の説明、クイズで水についての学びのあと、身近なものを用いて泥水を澄んだ水に変える実験を、小学校5年生の授業として実施した。
地球温暖化防止と食のエネルギー
栗東市生涯学習課が主催する環境講座で、地球温暖化防止をテーマに依頼を受けた。温暖化のしくみ、影響、予測など理解しやすいツールを用いて説明したうえで、一つの対策として食生活とのつながりを理解してもらった。